【3月8日国際女性デー:すべての少女に伝えたいこと】
Happy International Women’s Day!
3月8日は国際女性デーです。
国際女性デーにあたり、ルーム・トゥ・リードが少女たちに伝えている、
『性犯罪から身を守る5つの方法』を紹介します。
今まで以上に、世界は女性の声の力を目の当たりにしています。 性的暴行や性的嫌がらせの驚くべき実態が明らかになりつつある中で、私たちはどのようにこの問題に立ち向かっていけば良いのでしょうか。ルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムでは、まさにこの問題を解決するために、重要なライフスキル(生きる上での知恵)として、いざという時に声を上げること、そして、周りもあとに続くよう指導しています。
1.「重要な話し合いができる安全な場所をつくります」
性的被害のほとんどは報告されないままです。加害者が自分の家族や知り合い、見知らぬ人であろうと、少女たちの多くは、恥ずかしさから被害を訴えることができないでいます。ルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムに参加している少女たちは、定期的にグループメンタリングに参加しています。ここでは、周りに聞いてもらったり、個人的な問題を話し合ったり、メンターと一緒に解決策をみつけています。
2.「過酷な環境にいる少女たちを支援します」
ルーム・トゥ・リードが支援する地域では、多くの少女たちは、難しい決断を迫られています。ソーシャルモビライザーとして知られるメンター役となる女性は、少女たちのロールモデルとしての強い女性の役割だけではなく、人生における重要な決断をする際にもサポートをしています。これは、10代の少女たちが直面する結婚のために学校を退学するプレッシャーに負けないこと、そして、過酷な生活環境下ゆえに生じる精神的落ち込みや不安、心の問題に対処することにも役立ちます。
3.「不適切な行動を見極め、性的被害を阻止します」
ライフスキルのクラスでは、ソーシャルモビライザーは性的嫌がらせや暴行を阻止するために、関連する事例やその対応方法を教えています。 これらのセッションでは、少女たちに、どのように対応するか、誰に頼るか、そして、不快な状況からどのように立ち去るか、を教えています。
4.「不健全な関係性の危険サインを学びます」
現在、1億2千万人以上の少女たちがレイプや性的被害に遭っており、加害者は、現在または元パートナーであることが多いのです。この悲しい現実は、私たちが、問題となる関係性がどのようなものかを少女たちに教える理由のひとつに過ぎません。嫉妬、脅迫、非難、犯罪、暴言などの虐待の実例を通して、少女たちは、自分たちにふさわしい扱われ方や幸せの基準を作り上げていきます。
5.「声を上げる力を強化します」
女子教育プログラムの参加者は、6年生が始まってすぐに、自分自身との対話を重視する練習を行い、若い時から自分に自信が持てるようにサポートをしています。このプログラムのすべての側面において、少女たちが、アサーティブコミュニケーション(自他ともに尊重し合いながら自己主張を行うこと)や、「NO」と言える力が身につくように設計されています。
【女子教育プログラム】
ルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムは、インド、ネパール、タンザニア、スリランカ、バングラデシュ、カンボジア、ベトナム、ラオスにて実施しており、数え切れないほど多くの少女たちが、より力強く成長している様を目の当たりにしています。 7年間の支援を通じて、少女たちは、自分の人生を自分自身で決断し、さらには自分たちのコミュティに変化をもたらす力をつけて、高校を卒業します。
▼女子教育プログラムについて詳しくはこちらへ
http://japan.roomtoread.org/our_programs/whatwedo/girlseducation.html
《 マンスリーサポーターを募集しています♪ 》
月3,000円の寄付 × 1年間で、1人の少女が 1年間 学校に通うことができます。少女たちが学校に通い続けることができるよう、また、人生の重要な決断を自分自身でできるよう、少女へのメンタリング、ワークショップ、物質的な支援など、包括的なサポートを含みます。
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