「寄付」を通じて教育の種まきを 〜スリランカ現地訪問レポート


いつもあたたかいご支援をいただきありがとうございます。
今回は、スリランカ現地での学びの様子、そして一人の少女との出会いを、共同理事長の正直ゆりよりお届けします。教育が子どもたちの成長をいかに支えているか、ぜひご覧ください。


スリランカで育つ教育の「種」

いつもあたたかいご支援をいただきありがとうございます。ルーム・トゥ・リード・ジャパン共同理事長の正直ゆりです。
私は10代を東南アジアで過ごし、教育格差の現実を目の当たりにした経験を持ちます。

「子どもの教育が未来を変える」この信念に賛同し、ルーム・トゥ・リードを理事としてサポートさせて頂き8年になります。
5月に訪問したスリランカの教育現場を、皆さまに直接お伝えしたいと思います。

■識字教育の確かな成果

スリランカ中心部から車で5時間。訪問先の小学校の図書室に入った瞬間、色とりどりの本棚と、夢中で本を読む子どもたちが目に飛び込んできました。
ルーム・トゥ・リードのプログラムにより、読書は生活の一部として根付いています。

• 子どもたちは毎週4冊の本を借り、読み終えると絵に描いて表現しています。
• 子どもたちの読む速さは2〜3倍に向上し、理解度は87%に達しています。
• 現地のイラストレーターや作家を育成し、母国語で児童書を出版する仕組みは、地域の経済エコシステムの構築にも繋がっています。

■少女たちが語る「自分の未来」


女子教育プログラムでは、少女たちが輪になり、「医師になりたい」「先生になりたい」と、自信と希望に満ちた声で未来の夢を語っていました。
ライフスキルを学ぶことで、少女たちは判断力、問題解決力、自己肯定感といった 「生きる力」 を着実に身につけています。

■13歳で家族を救った少女、デュミニ

今回の訪問で、私がどうしても会いたかったのは、少女デュミニです。干ばつにより家族は困窮し、両親から働くよう迫られる状況でしたが、彼女は教育を諦めませんでした
学校で学んだ知識とメンターの支えを生かし、貯水池の水量調整の仕組みを自ら考案し、農園を改善。わずか13歳で家族を救ったのです


「まずは自分から行動を起こしました」と語る彼女の姿は、教育が「生きる力」「未来を選び取る選択肢」を与えている何よりの証拠でした。

■教育の種まきを、これからも

教育は、その子だけでなく、家族や地域、社会全体を変える力を持っています。
この年末、皆様のアクションを通じて教育という「種」をまき、学びの輪をさらに広げられたら嬉しく思います!

ぜひ、Action for Education 2025にご参加ください。
👉 ご支援はこちらから

心からの感謝を込めて。

ルーム・トゥ・リード・ジャパン
共同理事長 正直ゆり


✅年末キャンペーン「Action for Education2025」開催中!

ルーム・トゥ・リード25周年を記念し、特典をご用意しました!
ご支援特典:
📤 全員に感謝のメッセージ & ご報告メール
🎁 3万円以上:カードセットをお届け
📚 15万円以上:デジタル絵本にお名前掲載
🏫 50万円以上:図書室のプレートにお名前掲載(南アフリカ)

更に、12月のご寄付は、2倍の効果を発揮します!
キャンペーン概要はこちら

・銀行振込をご希望の方はこちらからお選びください。


映像・メディア掲載

■デュミ二の物語
レポートで触れたデュミ二の物語を、より鮮明に感じていただけます。ぜひご覧ください。


▲映像作品「She Creates Change」(邦題:少女達が世界を変えていく)より

25ans (ヴァンサンカン)2026年 1月号に掲載!
スリランカで15年前に設立された図書室の「今」が紹介されています。支援終了後も、子どもたちの学びを支え続けています。

©ハースト婦人画報社 / 「25ans (ヴァンサンカン)」2026年1月号

お見舞い:スリランカ・インドネシアで発生したサイクロンにより被災された方々へ、心よりお見舞い申し上げます。ルーム・トゥ・リードは現地の状況を注視し、子どもたちが学び続けられるよう教育を届けてまいります。年末キャンペーンを通したご支援はこちら

【12/1〜12/25】図書室とともに、子どもたち2,000名に「教育」というクリスマスプレゼントを届けたい!Action for Education 2025開始!

Action for Education 2025
「Our Story, Your Chapter」
~あなたとつくる新たな章~

あなたの寄付が2倍になる25日間。

ルーム・トゥ・リード設立25周年、日本法人15周年の節目を記念し、年末キャンペーンAction for Education 2025を実施します!
目標は、南アフリカへの図書室設置と識字教育プログラムの導入をはじめ、世界中の子どもと少女たち2,000名分の教育支援です。
今年はワクワクする寄付プランをご用意しました。そして、12月中のご寄付は2倍の効果*となり、子どもたちに届きます!ぜひ、ご参加ください!
*「ご寄付者と一緒に教育支援を倍増させたい」というボードメンバー(理事)のご協力により、ご寄付と同額がマッチングされます。(例)1万円が2万円分の寄付となり子どもたちに届きます。


南アフリカから届いたメッセージ
小学校で教えるツェベさんは、こう語ります。


読めるようになる。わかるようになる。好きになる。
この変化は静かに、けれど確実に、子どもの人生を、未来を動かします。

しかし、世界ではまだ十分に教育が届いていません。

特に、サハラ以南アフリカでは、10歳になっても10人中9人が簡単な文章を読めないなど、深刻な学習危機が続いています。

でも、世界中の子どもたちが待ち望む“教育”は、小さな一歩から、必ず届けることができます。
2025年最後のあなたのアクションをお待ちしています!


キャンペーン概要:


期間:2025年12月1日(月)~12月25日(木)
目標金額:1,500万円
寄付の使途:南アフリカへの図書室及び包括的な教育提供を含めた、世界中の子どもと少女たち2,000名分の教育支援。
※お預かりしたご寄付は図書室の設置・教育提供、及び最も支援を必要とする場所と時期に活用させていただきます。


・銀行振込はこちらから銀行振込をお選びください。
・企業のマッチング寄付も喜んでお預かりいたします!ぜひ、お問合せください。
・ルーム・トゥ・リード・ジャパンへのご寄付は確定申告をすることにより寄付金控除の対象となります。詳しくはこちらをご覧ください。


ご寄付特典:
ご寄付金額に応じて、以下の特典をご用意しました!
・寄付者全員:感謝のメッセージとご報告(メール)
・3万円以上:オリジナルカードセットをプレゼント(数量限定)
15万円以上:デジタル絵本にお名前を掲載
・50万円以上:子どもたちを毎日迎える図書室のプレートへお名前掲載

📤寄付者全員!
感謝のメッセージと活動報告をお届けします(メール・PDF)

🎁3万円以上:オリジナルカードセットをプレゼント(数量限定)
25周年を記念し、プレゼントをお届けします。


📚15万円以上:デジタル絵本にお名前を掲載
ご支援により、新しい児童書がデジタルライブラリ「リテラシー・クラウド」に追加され、タブレットやPCを通じて、子どもたちがいつ、どこでもアクセスできる教材として活用されます。

📘 50万円以上:子どもたちを毎日迎える図書室のプレートへお名前掲載


このご支援により、南アフリカの小学校へ図書室を設置するだけでなく、学校・地域全体の学びを変革する識字教育プログラムを導入します。教員・司書への研修強化や読み聞かせ会を含む学習環境づくりを包括的に支え、コミュニティ全体の非識字解消を目指します。

🤔なぜ、アフリカへの教育が重要?
アフリカは2050年までに世界の人口の25%を占めますが、深刻な教材・教師不足が課題です。ルーム・トゥ・リードは、アフリカを重点支援地域とし、2027年までに恩恵を受ける子どもを過去3年間と比較して年間800万人(3倍)に増やすことを目標としています。
(アフリカ支援レポートはこちら

✅更に大きなインパクトへ:
・150万円:デジタル児童書に、ご希望のお名前を単独で記載いたします。
・375万円:図書室プレートへご希望のお名前を単独で記載し、現地訪問の機会もご案内いたします。

※特典は、実際のご寄付額に対する感謝のしるしとしてお届けします。マッチング分は含みませんのでご了承ください。


様々な寄付方法:
✅ルーム・トゥ・リードのサポーターのチャレンジを通したご寄付


ルーム・トゥ・リードのサポーターが、「初めてのマラソン完走」や「飲み物一杯分を寄付」など、個人的なチャレンジを通じて教育支援を呼びかけています!あなたの応援を、子どもたちの教育サポートに直接繋げます。

✅SNSでのシェアや拡散も大きな「アクション」です!
ぜひ、たくさんの方へルーム・トゥ・リードの活動を広めてください。


Action for Educationキャンペーン中は、世界中の支援地域の訪問レポートも掲載してまいります!楽しみにお待ちください!

お問い合わせ(ルーム・トゥ・リード・ジャパン事務局)
📤japan@roomtoread.org
Web: https://japan.roomtoread.org/

【リアル開催】10月14日@虎ノ門 │ Celebrating 25 Years of Impact ~ルーム・トゥ・リード25周年 感謝の会~

サポーターの皆様

いつもあたたかいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
10月に入り一気に秋めいてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

このたび、ルーム・トゥ・リードの米国本部および海外拠点より、ルーム・トゥ・リードCEO: ギータ・ムラリネパール・カントリー・ディレクター:プシュカ・シュレスタらの来日が決定しました!ギータは1年ぶり、そしてプシュカは実に16年ぶりの来日となります。

この特別な機会に加え、ルーム・トゥ・リード設立25周年、日本法人設立15周年という節目を迎えるにあたり、日ごろの感謝をお伝えする場として 「Celebrating 25 Years of Impact ~ルーム・トゥ・リード25周年 感謝の会~」 を開催いたします。

対面で広くサポーターの皆様にお集りいただく場は、なんと6年ぶりとなります。
ぜひ、参加をご予定ください!


📅 開催概要

日時:2025年10月14日(火)18:30〜20:00(開場 18:00)
会場:Vision Center Tokyo 虎ノ門(東京都港区虎ノ門2-4-7 T-LITEビル5階 504)
言語:日本語・英語(サポートあり)
形式:招待制。参加費はかかりません。
※CEO ギータ・ムラリは19:00まで出席予定です。ぜひお早めにお越しください。
※軽食の提供はございませんが、飲み物とスナックをご用意しております。お持込み、差し入れも歓迎いたします☺️
主催:認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン

✅ お申込み方法

こちらよりご登録ください。
※定員に達し次第締切ますので、お早めにお申し込みください。
締切目安:10月10日(金)

📚 登壇者

ギータ・ムラリ │ ルーム・トゥ・リード CEO

「子どもの教育が世界を変える」という信念のもと、世界29カ国で5,200万人以上に教育の機会を届ける国際団体「ルーム・トゥ・リード」のCEO。教育分野で国際的に高く評価され、2025年にはYPOグローバル・インパクト・アワードを受賞。

プシュカ・シュレスタ │ ルーム・トゥ・リード・ネパール カントリー・ディレクター

教育、保健、都市開発など幅広い分野で20年以上のリーダー経験を有する。2006年にルーム・トゥ・リードに参画以来、ネパールにおける識字教育と女子教育を推進。日本とも縁が深く、2009年の来日やコロナ禍でのオンラインイベントを通じて日本の支援者と交流を重ねてきている。

松丸 佳穂 │ ルーム・トゥ・リード・ジャパン 事務局長

2010年、ルーム・トゥ・リード初の日本人職員として日本法人を立ち上げ、資金調達と事務局運営を推進。世界各地の職員や理事、プロボノ企業、サポーターと協力しながら活動を展開している。


ご不明点やご質問がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
皆さまとこの特別な節目をご一緒できますことを、心より楽しみにしております。

認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン
事務局長 松丸佳穂
ご寄付・渉外担当 徳松愛


💝 ご寄付のお願い
Celebrating 25 Years of Impact ~ルーム・トゥ・リード25周年 感謝の会~」は、いつもルーム・トゥ・リードの活動へのあたたかいご支援とご協力をいただいております皆さまへの感謝の気持ちを込めてご招待という形で開催いたします。ささやかなご用意となりますが、当日は皆さまと心温まるひとときを過ごせましたら幸いです。
ご寄付は登録ページまたは当日の会場にて承ります。任意ではございますが、世界中の子どもたちの識字教育と女子教育(ジェンダー平等)の推進のためにお力添えいただけましたら幸いです。

大学生が届ける想い:スリランカ・スタディツアー訪問記 by STUDY FOR TWO


ルーム・トゥ・リードを継続的に支援してくださっている学生団体 STUDY FOR TWO のメンバーが、この夏スリランカの小学校を訪問し、現地の様子を報告してくれました!

STUDY FOR TWOは、大学生が使い終えた教科書を回収・再販売し、その収益でアジア・アフリカの子どもたちの教育を支援する団体です。コロナ禍を経て数年ぶりのスタディーツアーでは、授業の見学や子どもたちとの交流を通して、教育支援の意義を改めて学ぶ機会となりました。

STUDY FOR TWOから届いた『スリランカスタディツアー訪問記』を、原文のまま掲載させていただきます。


スリランカスタディツアー訪問記
NPO法人 STUDY FOR TWO
参加メンバー 一同


2025年8月24日(日)~26日(火)の日程で、私たち NPO法人 STUDY FOR TWOのメンバー5名は、ルーム・トゥ・リード様が支援プログラムを行っているスリランカの現地小学校を訪問させていただきました。この訪問記は、メンバー自身が今回のスタディツアーで感じ、学んだことをまとめたものになります。現地でのメンバーの学び、活動の様子を感じていただけますと幸いです。

私たちが訪れた学校は、スリランカ中心部の都市キャンディから車で1時間ほど山道を進んだ先にありました。学校への道のりは、空港からコロンボへ向かう高速道路とは対照的に、揺れながら進む道のりで車酔いをしたのが思い出です。到着すると、子どもたちと先生方が伝統的な挨拶とダンスで温かく迎え入れてくれました。

1-2年生の授業見学

1年生のシンハラ語の授業では、音から文字を学んでいました。先生はまず、子どもたちに音を聞かせてリピートさせます。次に、絵の描かれたカードを使い、特定の音が聞こえたらその音を使う絵の描かれたカードを手に取るというゲーム感覚の授業を行っていました。最終的にルーム・トゥ・リードが出版した書き取りノートで文字を書き順通りに書く練習へと進んでいました。授業の雰囲気は、活気に満ちている印象を受けました。先生は絶えず子どもたちに問いかけ、子どもたちはその問いに答えようと、勢いよく手を挙げていたのが印象に残っています。

図書室見学

この図書室には現在1,664冊の本が所蔵されており、子どもたちが常に新しい本と出会えるよう、定期的に蔵書を入れ替える仕組みが整えられています。
図書室に入った第一印象は、教室と同様にカラフルな壁や本棚でした。図書室に入る前には手を洗い、靴を脱ぐというルールがあり、子どもたちが本を大切に扱っていることが伝わってきました。本の貸し出しや管理は図書室の先生と図書委員の保護者が行っていました。3〜4ヶ月に一度、図書委員の保護者が集まり、本の管理方法や今後の計画について話し合いを行っているとのことでした。これにより、図書室が持続的に運営されていることを知りました。

読み聞かせの授業見学

図書室では、読み聞かせの様子を見学しました。読み聞かせの後には、物語についてディスカッションをするなど、本を通じて子どもたちの創造力を育む教育が印象に残りました。
図書室の見学のあとは、屋外でアクティビティを行いました。私たちは、子どもたちと一緒にドラえもん音頭を踊りました。その後、スリランカの伝統的な昼食をいただき、大変楽しい時間を過ごさせていただきました。

保護者との意見交換


スタディーツアーの中でも、子どもたちの保護者の方々との意見交換をした時間が特に印象に残っています。ルーム・トゥ・リードの支援がもたらす価値と、現地の人々が直面する困難の両方を知ることができました。ある保護者は、「本が、子どもたちと過ごす時間を増やしてくれる。」と語ってくれました。子どもたちは、放課後、図書室で借りてきた本を読み、家族と語ります。物語の続きを想像し、絵に描いてみる課題もあるとのことで、一冊の本が、家族との時間を生むという事実は、識字教育がもつ可能性を感じさせられました。 一方で、子育てにおける最大の関心を尋ねた際、返ってきたのは予想外の答えでした。それは「移動」です。この地域の子どもたちの中には、小学校に通うために、片道3km以上の未舗装の坂道を歩いている子もいます。保護者にとって、この通学の困難が、子どもを学校に通わせる上での心配事であるようでした。

STUDY FOR TWO 学生代表 津田より

私たちは普段日本国内で活動を行っており、実際の教育支援の場を目にする機会はありません。今回、実際の支援の現場を知ることができ、文字や写真で知るよりもはるかに学びのある時間を過ごすことができました。そして、想像していたよりも活動は地道で現地の方に寄り添っていたものだということが実感でき、1年、2年という短期的な時間軸ではなく長期的に活動ができるよう日本国内から微力ながら継続してサポートさせていただきたいと思います。

スタディツアー参加メンバーより


心に残ったのは、保護者の方から伺った「本が子どもと過ごす時間を増やしてくれる」という言葉です。これは、本が教育の機会だけでなく、親子の絆を深めるきっかけにもなっているということです。日本では、デジタルデバイスが親子のコミュニケーションを減らしているのかもしれない。ということに気が付き、支援する側の私たちが学ぶことも多いのかも?と考えるきっかけになりました。(C.K.)

子どもたちの様子を見ていると、日本の無邪気な子どもたちと何も変わらないように思いました。ただ生まれた環境が異なるだけ。ルーム・トゥ・リードさんの支援で楽しく学んでいる子どもたちを見てきました。図書館で本を読むことを楽しみに学校に来る子も多くいるそうです。(T.N.)

今回のスタツアでは、学校図書館を実際に自分の目で見ることができたのが、特に印象に残っています。日本との違いを感じられたことに加え、現地の方から直接お話を伺うことができ、とても学びの多い時間となりました。学校や学校図書館は、観光では訪問が難しい場所でもあるため、とても貴重な経験となりました。(M.S.)

今回のスタツアでは、現地の小学校での支援の様子を実際に見ることができました。楽しそうに授業を受ける子どもたちの姿が印象的でした。(K.O.)


日本での活動は、直接子どもたちとの交流も無く、寄付を募る活動が中心となってしまい、その寄付がどう活用され、どう子どもたちの未来を輝かせる支援となっているかの実感が乏しいのが現実かと思います。
ルーム・トゥ・リードとしても、これからも、支援して頂いている子どもたちの様子をお伝えすべく努めて参ります。

🔗STUDY FOR TWOの活動の詳細はこちらをご覧ください。


ルーム・トゥ・リードより、感謝を込めて:
STUDY FOR TWO様からは、毎年の教科書販売を通したご寄付に加え、今年はクラウドファンディングを通じて、50名分の子ども1年間の識字教育に相当するご支援をお預かりしました。日本中の大学生の熱意、そしてその想いを支えてくださる皆さまのお力添えに、心より感謝申し上げます。


たくさんの企業や団体、学校がルーム・トゥ・リードの活動を様々なかたちでサポートしています。お問合せやご質問は下記までお寄せ下さい:

ルーム・トゥ・リード・ジャパン事務局

📤 japan@roomtoread.org

教育を支える若い力:ボランティアサポーターの声をお届けします│Young Changemakers in Action: Volunteers Reflections from Room to Read Japan

ルーム・トゥ・リード・ジャパンで、2024年4月からフルリモートでボランティアサポーターとして活動をサポートしている2名の大学生、プルビ・バジラチャリアさん尾関クレアさんを紹介します!

Let us introduce you to two university students, Pruvi Bajracharya and Claire Ozeki, who are actively contributing as remote volunteers at Room to Read Japan since April 2024.

プルビ バジラチャリア
Purbi Bajracharya

出身地:ネパール (カトマンドゥ)
住んでいる所:大分県別府市
在籍大学:立命館アジア太平洋大学(日本)、国際関係を専攻
Hometown: Kathmandu, Nepal
Current residence: Beppu City, Oita Prefecture, Japan
University: Ritsumeikan Asia Pacific University (Japan), majoring in International Relations

Q and A:
1. Room to Readをどのようにして知りましたか?また、組織の活動に参加しようと思ったきっかけは何ですか?
How did you first discover Room to Read, and what drew you to join the organization’s cause?

子供の頃、ルーム・トゥ・リードの出版物を読んでいたため、その存在は以前から知っていました。しばらく前に、ボランティアをさせていただけるかどうか問い合わせをしましたが、実際に開始したのは最近のことです。チームから自身の母国語から英語と日本語への翻訳作業の依頼があり、喜んで協力しました。それ以来、彼らと一緒に仕事をしており、自身にとっても素晴らしい経験となっています。

I had known about room to read for a while as I read their publications as a child. I reached out to them a while ago to ask whether they had any open volunteer positions, but I only started working with them recently. They reached out to me for some translation work from my native language to English and Japanese and I was more than happy to help. Ive been working with them since then and it’s been an amazing journey.

2.あなたの一般的な役割/タスクは何ですか?
What are your roles/tasks in general?
私は東京マラソンの運営サポート通し、主に世界中のランナーとメールやオンラインコールを通じてコミュニケーションを取っています。また、ルーム・トゥ・リードの公式SNSチャンネルの運営にも携わっています。それに加え、日本語から英語、そして英語から日本語への翻訳サポートも行っています。
I have been working in the Tokyo Marathon 2025 recruitment department where I mostly communicate with Runners from all around the world through emails and online calls. I also work for the official SNS channels of room to read. Along with this I also support translations from Japanese to English and vice versa.

3.Room to Readでの活動を通じて、あなたはどのようなことを学びましたか?
What is something you have learned through your time at Room to Read?

私はルーム・トゥ・リードでの経験を通じて、協力が重要であることを学びました。日本オフィスのチームは大きくはありませんが、全てのメンバーがNGOの目標を支持することに専念しています。インターンシップにおいて、私の主な業務は世界中の人々と会って話すことだったため、コミュニケーションの重要性も学んだと思います。
Through my time here at Room to Read, I have learned that collaboration is key. Even though the team here in the Japan office is small, all the members are committed to upholding the goals of the NGO. I believe I have learned the importance of communication through the volunteer as my tasks mainly revolved around meeting and talking to people from all around the world.

4.Room to Readの一員であることで、最も楽しんでいることは何ですか?
Room to Readへの参加について、結びのメッセージをお願いします。
What do you enjoy most about being part of Room to Read?
Segway into ending message about joining room to read

世界中のランナーと話し、彼らがなぜ私たちへの協力に意欲的なのかお話を伺うことは、素晴らしい経験でした。ルーム・トゥ・リードは私の人生に影響を与えましたが、このNGOによって同じように影響を受けた人々が他にもいることを知り、私にとっては感慨深い瞬間が多く存在しました。

子供の頃から関わりのあったNGOに恩返しができることは、私にとって大きな意義があり、この家族の一員になれたことを光栄に思います。ここでの経験を通じ培ったスキルが、社会に影響を与え、困難に直面している人々を助けることにつながることを願っています。ルーム・トゥ・リードは、社会に恩返しをし、変化をもたらしたいと考える学生や専門家にとって素晴らしいプラットフォームだと思います。

I had an amazing experience talking to runners from around the world and listening to their stories of why they are interested in collaborating with us. Room to read has impacted my life and knowing that there are people out there who have also been impacted by the NGO was a full circle moment for me.
Being able to give back to an NGO that was a part of my childhood means so much to me and I am honored to be a small part of this family. I hope that the work and skills I have developed through my time here will help me create an impact on society and help those in need. This is a great platform for students and professionals of a kind who want to give back to society and make a change.

💛パルビさんは2025年3月にボランティアの期間を無事に終了しました。現在は東京大学大学院にて、さらに専門性を高めるべく修士課程に進み学業に集中しています。
「ルーム・トゥ・リードでリモートでボランティアサポーターとして経験を積めたことを誇らしく思います。これからも、東京でのイベント運営など、お手伝いできればと思います!」
パルビさん、1年間ありがとうございました!


尾関クレアClaire Ozeki

出身地:東京
住んでいる所:ワシントンD.C.
在籍大学:ジョージタウン大学(アメリカ)政府経済学を専攻
Hometown: Tokyo
Current residence: Washington, D.C.
University: Georgetown University (United States), majoring in Government and Economics

Q and A:
1. Room to Readをどのようにして知りましたか?また、組織の活動に参加しようと思ったきっかけは何ですか?
How did you first discover Room to Read, and what drew you to join the organization’s cause?

夏の間東京で有意義な活動に参加したいと思い、様々な非営利団体について調べました。その中でもルーム・トゥ・リードはとても印象に残りました。私自身の学習に関しても、読書から常に大きな影響を受けてきました。私はすべての子ども達に、読書の機会が与えられ、教育を受ける権利があるべきだと信じています。

This past summer, I looked into many different nonprofit organizations in Tokyo with the hope of finding a meaningful group to get involved with. Room to Read was the organization that immediately stood out to me. Books and reading have always motivated my own learning, and I strongly believe that all children should be able to read and have the right to an education.

2.あなたの一般的な役割/タスクは何ですか?
What are your roles/tasks in general?

私は主に、組織のレポートや絵本、それから世界中のプログラム参加者からのメッセージの翻訳を担当し、ルーム・トゥ・リード内でのコミュニケーションをサポートしています。また、私が今住んでいるDCで募金活動を行うための企画にも関わっています!

I mainly support communication within the Room to Read community by translating organization reports, picture books, and letters from students and program facilitators around the world. I’m also in the works of planning a future fundraiser for Room to Read Japan in DC!

3.Room to Readでの活動を通じて、あなたはどのようなことを学びましたか?
What is something you have learned through your time at Room to Read?

私は、ルーム・トゥ・リードでの経験を通じて、教育格差や非識字問題の現状についてより深い理解を得ることができました。私が翻訳している世界中のプログラム参加者やサポーターから届くメッセージには、レジリエンスや独創性を表す感動的なストーリーがあり、そのようなメッセージを読むことで、我々の活動の意義が一層明らかになります。

My time at Room to Read has allowed me to gain deeper insight into the problems of educational disparity and illiteracy. The letters I translate from supporters and members around the world reveal the most incredible stories of resilience and creativity, and really make clear what it is we are fighting for.

4.Room to Readの一員であることで、最も楽しんでいることは何ですか?
Room to Readへの参加について、結びのメッセージをお願いします。
What do you enjoy most about being part of Room to Read?
Segway into ending message about joining room to read

ルーム・トゥ・リードの献身的なコミュニテイは感動的です。東京オフィスのチームから今回のマラソン参加者まで、これまでに私が交流する機会があった人は全員、この組織やその理念に対して深い情熱を持っています。私は周りのメンバーやサポーターから継続的に学んでいます。私はこのコミュニテイをサポートできることを光栄に思い、世の中に良い変化をもたらしたい方々にとって、ルーム・トゥ・リードは参加するのに素晴らしいグループであると心から信じています。

The bright and committed community of Room to Read is inspirational. Everyone I have had the chance to interact with, from members of the Tokyo office to the runners, are deeply passionate about this organization and its cause. I am continuously learning so much from the people around me. I am honored to be able to contribute and support this community in any way I can, and truly believe Room to Read is an amazing group to get involved in for those passionate about making a positive impact on the world.


ルーム・トゥ・リード・ジャパンでは、年間を通じて、以下の分野で活動いただけるボランティアサポーターを募集しています。

柔軟な働き方が可能な環境で、国際教育支援に取り組む団体の一員として実践的な経験を積んでみませんか?
皆さまからのご応募を心よりお待ちしています。

主な活動内容:
・東京マラソンチャリティランナーの運営サポート
・ソーシャルメディアの運用(Facebook、X、Instagram、ブログなど)
・翻訳やウェブ投稿物の校正・チェック
・Canvaを用いたデザイン制作の補助
・イベント運営 など、その他にもさまざまな活動があります。

応募条件:
・週7〜10時間以上の活動が可能な方
・責任感を持って業務に取り組める方
・インターネットやPC環境が整っており、リモートワークが可能な方
・英語を使用する環境に抵抗がない方
※本ポジションは無償です。より中心的な立場で一定期間ご協力いただく方には、団体メールアドレスの付与や各種トレーニングの機会を提供します。

応募方法:
以下の書類をメールにてお送りください。
・履歴書または職務経歴書に準ずる書類
・志望動機(形式自由)

送付先:japan@roomtoread.org
※ご不明な点があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。

Room to Read Japan is looking for passionate volunteers and volunteer supporters to assist in the following areas throughout the year.

Volunteers who commit to a certain period will be provided with a Room to Read email address and relevant training.
Would you like to gain hands-on experience as a member of an international education organization in a flexible working environment?
We look forward to hearing from you!

Example Tasks:
・Support for the Tokyo Marathon Charity Runner program
・Social media management (Facebook, X, Instagram, blog)
・Translation and proofreading of web content
・Design support using Canva
・Event operations and various other activities

Requirements:
・Available for 5–10 hours of work per week
・Responsible and self-motivated
・Able to work remotely with access to the internet and a personal computer
・Comfortable working in an English-speaking environment
Please note: This is an unpaid position.

How to Apply:
Please send the following documents via email:
・CV or résumé
・Brief statement of interest/motivation (any format is welcome)

Email: japan@roomtoread.org
Feel free to contact us if you have any questions.