《目的のために走る》200人の子ども達へ教育を届けたランナー

 
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リカルド・アーネストさんは、ワシントンDCにあるジョージタウン大学の教授です。また、ルーム・トゥ・リードの東京マラソン2025チャリティでおおくの寄付を集めている「ファンドレイザー」(支援を届けるための資金調達をする方)でもあります。

アーネスト教授は熱心なランナーで、当初は「Abbott World Marathon Majors」の6つのマラソンを制覇するために、東京マラソンに参加することを決めました。マラソンを走るだけでなく、支援することができるチャリティ団体はないかと考え、その中ですぐに彼の注意を引いたのがルーム・トゥ・リードでした。

彼は長年に渡る教授としての経験から、教育や子供の識字の重要性を強く信じています。アーネスト教授は去年、ルーム・トゥ・リードのチャリティランナーとして東京マラソン2024チャリティに参加、200人もの子ども達の教育に相当する寄付を募りました。また今年も、自分自身の友人や、コミュニティへの呼びかけを通して多くのご寄付を集めています。アーネスト教授に、マラソン (走ること)、そしてファンドレイジングの成功について最近話を伺いました。 

なぜマラソンに情熱を注ぐようになったのですか? 


マラソンを始めたのは遅かったです。ベネズエラからアメリカに移住し、周りの人が走っている様子を見てマラソンを始めました。マラソンは「自分自身に対する自分自身への挑戦です。」少しづつ挑戦して国際的なマラソンに参加するようになり、今までに19回のマラソンと、6つの「
Abbott World Marathon Majors」のうちの5つを完走しています。 

素晴らしいですね!ランニングやマラソン初心者の方に何かアドバイスはありますか? 

マラソンは精神力と持久力がすべてです。個人的な目標を設定して挑戦することが大事です。私のアドバイスは、ちゃんと予定していた時に自分を奮い立たせて走ることです。明日にしようと先延ばしにするのは簡単ですが、ちゃんとマラソンに行くと最高な気分になって戻ってきます。私にとってマラソンは「自分に対する素晴らしいご褒美」です。走ることは健康にも良いし、新しい場所や国を探検するのに最適な方法です! 

マラソンを通して、個人で最も多くのご寄付を集めたファンドレイザーとして、去年のご自身の募金活動の経験について話を聞いてもいいですか? 

リカルド教授のチャレンジページ。米ドルでご寄付いただけます。ご支援は全額が低所得コミュニティに住む子ども達の教育支援に充てられます。

「まずは、自分がやっていることに関して情熱を持つことが一番だと思います。」私は、教育を通して人々を助けることができると強く信じているので、募金ページに載せるためのメッセージを書くことは簡単でした。そして、LinkedInやFacebookにメッセージを載せた時、様々な人がコメントし、寄付が一気に集まってきました。ジョージタウン大学で37年間教鞭をとり、8万人もの生徒達を教えてきたので、たくさんの知り合いがいます。そこから、さらに多くのの寄付が見込める方を対象として、ルーム・トゥ・リードの活動への情熱をさらに深く共有し、より多くの人々と意識をともにすることができました。

 

凄いですね!成功の要因となる重要な戦略は何だと思いますか? 

確信。「説得するには確信が必要だ。」寄付をしてくれる人達に自分のメッセージが「誠実に伝わる」ためには活動に関して情熱を持つことが大事です。S N Sなどメディアを活用することも重要です。それから、主張する必要もあります。寄付すると言いながら実行しない人が多くいますが、彼らを見逃してはいけません。寄付をしてくれる人達に「世界のために良いことをしている」という満足感で幸せを感じてもらうことが大切です。最後に、目的を決めることが大事です。明確な目的を持つことが自分自身へのモチベーションになり、寄付への説得力も増します。 

アーネスト教授は昨年から我々の活動に参加したばかりですが、とても献身的に活動に参画しています。アーネスト教授からのメッセージビデオ(英語)をご覧ください!

インタビュアー:
Claire Ozeki
ジョージタウン大学生。ルーム・トゥ・リード・ジャパンのインターン。

リカルド・アーネストさんの寄付ページはこちらです!
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ルーム・トゥ・リードで変化を起こそう!


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教育は人権であるにもかかわらず、教育の障壁が少女に不当に影響を与えています。学校に通うためには、多くのコミュ二ティの少女たちは、文化的偏見、差別、貧困、 暴力などの困難を乗り越えなければなりません。パンデミックは事態をさらに悪化させ、数百万人以上の少女たちが、学校を中途退学したり、遅れをとったりする危険にさらされているのです。
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九段下のソーシャルステーショナリー&カリグラフィー専門店「ペーパーツリー」がチャリティーバザーを通して子ども達80名分の教育をサポート!

チャリティバザーを終え、笑顔のペーパーツリーの皆さん。たくさんの方々のご協力が80名もの子どもの教育サポートにつながりました。

ソーシャルステーショナリー&カリグラフィー専門店「ペーパーツリー(東京都千代田区/代表取締役 岡本さくら氏/以下、ペーパーツリー)」は、5/5(日)・5/6(月・祝)の2日間、チャリティーバザー「WRITE for the planet」を開催し、利益の全額を認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパンへ寄付することを発表しました。

この度のチャリティバザーで、アジア・アフリカ諸国の低所得コミュニティに住む子ども達およそ80名の識字教育1年分に相当するご支援をお預かりしました。
また、2020年からこれまで累計200名に相当する子どもの教育支援を実現されています。素敵なステーショナリーアイテムを通したあたたかいご支援に、心より感謝いたします。
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ルーム・トゥ・リードのリージョナルボードに堀井摩耶・ジョエル プリアム夫妻が就任

2024年1月、ルーム・トゥ・リードのリージョナルボードミーティングにて、堀井摩耶・ジョエル プリアム夫妻が新たにリージョナルボードに任命されました。


ルーム・トゥ・リード リージョナルボード 新メンバー

■堀井 摩耶・ジョエル プリアム夫妻

堀井 摩耶氏の略歴

マッキンゼー・アンド・カンパニー・ジャパンのシニアパートナーとして、政府系機関に対し、経済成長、デジタルおよびサステナビリティ改革に関し助言を提供し、国内企業との協業を通じて組織変革、グローバル化、ダイバシティとインクルージョンの取り組みを支援。また、マッキンゼーにおいて未来の働き方(Future of Work)、アジャイルな組織、女性のリーダーシップに関する社内における数多くの取り組みを主導してきた実績を有する。Hands on Tokyoアドバイザリー・ボードおよびAsian University for Women日本サポートチームを務め、国際交流や教育分野で活躍。
ハーバード・ケネディ・スクールにて行政学修士課程修了(国際開発)、ハーバード大学でソーシャルスタディーズ学部の学士号を取得。

ジョエル・プリアム氏の略歴
ハーバード大学で歴史および文学の学士号を、ハーバード・ロー・スクールで法学博士号を取得。アメリカ合衆国財務省 副総合法務顧問を経て東京に拠点を移し、現在は写真家として活動。モノクロで撮影された東京のストリート写真は高い評価をうけ、作品は世界中の美術館やギャラリーに展示されている。


 ルーム・トゥ・リードのリージョナルボードの全リストは、下記リンクからご覧いただけます(英語)
Committees/Regional Boards – Room to Read