【講演レポート】10年越しの再会から生まれた学びの場 ― 明治大学「NPO経営戦略論」での特別講義

2025年5月28日、ルーム・トゥ・リード・ジャパンの事務局長 松丸佳穂が、明治大学 経営学部「NPO経営戦略論」(担当:小関隆志教授)の授業にてゲスト講師として登壇しました。

今回の講義は、思いがけない“再会”から生まれたご縁でした。授業を担当する小関教授がルーム・トゥ・リードの活動を授業内で紹介したのは10年前のこと。最近読まれた書籍『ソーシャル・スタートアップ』(邦訳)にルーム・トゥ・リードの共同設立者ジョン・ウッドのストーリーが掲載されていたことをきっかけに、再び講義のご依頼をいただきました。

10年の時を経て、「非営利活動」や「チャリティ」、「ファンドレイジング(資金調達)」という分野は、社会の中で確かな認知と関心を得るようになりました。そんな変化の中で、Z世代の学生たちに向け、15年間にわたり日本における資金調達をけん引してきた松丸が、現場の実践とともにその魅力や可能性を伝える特別講義を担当しました。


教育が社会を変える ― グローバルに展開する支援活動

講義では、世界で7億人以上が文字を読めず、そのうち3分の2が女性と少女であるという現実から始まり、ルーム・トゥ・リードの識字教育・女子教育プログラムがどのようにそれを変えているのかを事例とデータを交えて紹介しました。

教育は人生を切り拓く力を持っており、それは単に知識を与えるだけでなく、自分自身を守る術や、選択肢を持つ自由につながります。実際に、ラオスの女子教育プログラム卒業生が、日本で語学を生かして働いているというストーリーは、多くの学生の心に強く響いたようです。

日本国内での挑戦と、共感を生むファンドレイジング

ルーム・トゥ・リード・ジャパンは、職員わずか2名という小さな体制ながら、事務局業務に加え、年間で数億円規模の資金調達を行っています。その成果と人員の少なさとのギャップに驚かれることも多く、「どうやって運営しているのですか?」と尋ねられることもしばしばです。

その背景には、年間を通じて展開される多様な支援活動があります。ガラパーティや東京マラソンチャリティ、企業とのパートナーシップに加え、翻訳やソーシャルメディアなどを担うボランティアサポーターの力強い協力が、活動を支える大きな原動力となっています。企業による支援の形もさまざまです。講義では、コーズマーケティングやプロボノ、現物寄付など、多彩な連携方法をご紹介しました。

「Fundraise(資金調達)は、“Fun”raise(楽しさを広げる活動)でもある」というメッセージのもと、子どもから大人まで、実際にサポーターが取り組んでいる多彩なファンドレイジング事例を紹介。あわせて、共感を呼び起こすストーリーテリングの力についても、現場での経験を交えてお話ししました。

身近なアイデアから個性あふれるユニークな企画まで、楽しみながら社会貢献ができる方法を具体的に示すことで、ファンドレイジングが誰にとっても「自分ごと」になり得る——。どのような形であっても、それぞれの支援が大きなインパクトをもたらす。そんな可能性を感じてもらえる時間となりました。

あなたがファンドレイザー!学生への問いかけと対話


その後、「あなたが30万円を集めるとしたら、どんな企画にする?」という問いかけでグループディスカッションを実施。支援国に暮らす日本人コミュニティを対象にしたイベント、ピアノ演奏や動画制作を通じたチャリティ活動、野球などのスポーツイベント、SNSを活用したキャンペーンなど、学生たちは自分の特技や関心と結びつけながら、創意工夫あふれるアイデアを発表しました。

支援や寄付という枠組みを超えて、“自分にもできるかもしれない”という小さな希望と、“誰かの未来を変えたい”という素直な願いが交錯し、質疑応答も活発に行われ、経営学部の学生ならではの活気あふれた時間になりました。

💬学生の声:「知ることが行動につながる第一歩に」

📘「日本の寄付文化を広げるにはどんな工夫をしているのか」と質問した際に、「日本人のチャリティー精神は低くない」という言葉と、金融業界の中では役員の賞与の一部を寄付に充てる企業もある、という事例がとても新鮮でした。欧米ではノブレス・オブリージュ的な精神(社会的立場のある人が自ら責任をもって社会貢献に取り組む文化)が根付いていることを感じました。

📘「かわいそうだから寄付するのではなく、楽しさを生み出す活動なんだよ」という言葉を聞き、寄付を義務ではなく、楽しさや共感を広げる行動として捉えたいと思いました。

📘実際に自分で企画を練ってみて、資金を集める側も参加者も、お金を忘れて夢中になれるような魅力的なストーリーを盛り込むことの重要性を強く感じました。

📘実際にNPOとして活動されている方からお話を聞くことができたのは、自分にとってすごく財産になったと思う。グループディスカッションでは30万円を集めるという経験したことがないことを想像し、どうすれば人を動かすことができるかを考えたので非常に刺激となった。

💬小関隆志教授よりコメント

今回、久々に松丸様にゲスト講師として教室にお越しいただきました。松丸様には熱のこもった臨場感あふれるお話をしていただいて、参加した学生は「自分にも何かできることがあるんじゃないか」と大いに触発されたようです。こんなに質問がたくさん出るのかと驚くほど、質問の手が次々と挙がり、やはり本物は胸を打つんだなぁと改めて実感しました。私自身も勉強になりました。本当に有難うございました!

10年越しの学びの場にて、貴重な機会をつくってくださった小関隆志教授、そして真剣なまなざしで話を聞いてくださった明治大学の学生の皆さまに、心より感謝申し上げます。


■ 特別講義・講演のご依頼について

ルーム・トゥ・リード・ジャパンでは、大学・高校などの教育機関向けに、非営利活動や国際教育支援、ファンドレイジングに関する特別講義や授業内セッションを行っています。また、企業や団体の研修・セミナー、CSRプログラムの一環としての講演依頼も承っております。
ご依頼の内容・規模に応じて、交通費および講演費としてご支援のご協力をお願いしておりますが、まずはご相談ください。

📩 お問い合わせ先
ルーム・トゥ・リード・ジャパン事務局
📧 japan@roomtoread.org

「夢を追う勇気」: 女子教育プログラム卒業生が南スーダンの平和維持活動に参加

シュリジャナ(写真右端)は、第9回年間ナショナル選手権において、トリブバン陸軍クラブのコーコーチームのマネージャーを務めました。彼女のチームは金メダルを獲得しました。

シュリジャナは幼少期に教育を諦めさせる圧力に直面しました。学校は家から遠く、所属するコミュニティのリソースは限られていると、彼女の両親は諭したのですが、ルーム・トゥ・リードの支援を受けて教育を続けました。

現在30歳のシュリジャナは、修士号を取得し、ネパール陸軍で誇りを持って奉仕しています。以下は彼女自身の言葉による彼女の物語です。

人生を変えた旅

私の名前はシュリジャナ・カドカで、ラリトプル県のドゥクチャップー3の出身です。私は社会学の修士号を取得し、ネパール陸軍に所属しています。私の仕事は国を守り、必要に応じて前線で国を守ることです。ネパール陸軍に所属することは、いつも私の夢であり、志望であり、国の安全に有意義に貢献する方法でした。

私の村は、カトマンズからわずか30キロメートルの距離にありながら、基本的なニーズを満たすのに大きな課題に直面していました。自然の美しさにもかかわらず、村は未開発のままで、生活は決して楽ではありませんでした。子供の頃、私は学校に行くために毎日10キロメートルも歩かなければなりませんでした。遅刻しないために急いで歩くこともよくありました。距離に心配した両親は私を頻繁に思いとどまらせようとしてきましたが、私は自分自身と家族のために何か大きなことを成し遂げようという決意を貫き通しました。

ルーム・トゥ・リードの支援が人生を変える旅の始まりとなる

ルーム・トゥ・リードのメンターは、私の人生を形作る上で、両親の重要な庇護と同様に、非常に重要な役割を果たしました。私は学業成績が良かったのですが、ルーム・トゥ・リードの職員の指導のおかげで、スポーツを含む課外活動への興味を育て、陸上競技で成功を収める手助けをしてくれました。私は3キロメートル競争に参加し、2位を獲得しました。その後、教師やメンターの励ましを受けて、競争を続け、最終的に地区レベルと全国レベルの大会、そこには、ナショナルスポーツ協会が主催する大会も含まれていたのですが、1位を獲得しました。これらの成績は、私に賞賛をもたらしただけでなく、トリブバン陸軍クラブのコホコチームのメンバーとしての地位を獲得することにもなりました。これは、私の人生を変える重要な出来事でした。

夢を追う勇気

私が生まれ育ったのは、父の収入が基本的な生活費をまかなうのに苦労するような貧しい家庭でした。ネパール陸軍の職員になることは、当初は達成不可能な夢のように思えました。しかし、ルーム・トゥ・リードのソーシャル・モビライザーからの励ましと夢を追う勇気は、私が女性が偉大なことを成し遂げることができるという信念を強くしました。

奨学金を求め、夢を諦めずに追求するよう励まされる

ルーム・トゥ・リードのライフスキルトレーニングに参加することで、私は回復力と適応性についてより深く理解することができ、自信を高め、効果的な問題解決スキルを身につけることができました。プログラムの後、私は学校環境に大きな変化を感じました。学生たちはより自信を持っており、統一感があり、コミュニケーションが開かれ、問題解決や学校運営がより効果的になる協力的な雰囲気を作り出していました。

平和維持活動


教育を続け、キャリアを進めながら、私は多くの個人的な課題や職業上の課題を克服し、今日の自分に到達しました。過去8年間、私はネパール陸軍に誇りを持って奉仕し、国を守ってきました。教育は私の旅の基盤となり、私が学業、スポーツ、職業上の責任を成功裏にバランスさせることを可能にしました。

今年、私はネパール陸軍の南スーダンにおける平和維持活動に参加する栄誉を得ました。この任務は、私に不安定な地域で安定を維持し、安全を確保し、弱い立場にある女性や子供たちを支援するという信じられないほどの機会を与えてくれました。私は、回復力、紛争解決、自立のためのツールを伝えることで、彼らを強化し、世界の平和に貢献し、必要としている人々の生活に前向きな影響を与え続けることを目指しています。

ルーム・トゥ・リードの教育コンテンツとカリキュラムは、特に少女を含むすべての思春期の若者が、ジェンダー平等を促進するライフスキルを身につけることを支援し、リーダーシップをとり、情報に基づいた決定を下し、生涯学習を追求するためのツールを身につけて卒業できるようにします。

一日わずか150円で少女が1日、教育を受け続けることができます。
ご寄付はこちらから

オリジナル記事
https://www.roomtoread.org/the-latest/nepal-graduate-joins-peacekeeping-mission-in-south-sudan/ 

訳:kochi

教育を支える若い力:ボランティアサポーターの声をお届けします│Young Changemakers in Action: Volunteers Reflections from Room to Read Japan

ルーム・トゥ・リード・ジャパンで、2024年4月からフルリモートでボランティアサポーターとして活動をサポートしている2名の大学生、プルビ・バジラチャリアさん尾関クレアさんを紹介します!

Let us introduce you to two university students, Pruvi Bajracharya and Claire Ozeki, who are actively contributing as remote volunteers at Room to Read Japan since April 2024.

プルビ バジラチャリア
Purbi Bajracharya

出身地:ネパール (カトマンドゥ)
住んでいる所:大分県別府市
在籍大学:立命館アジア太平洋大学(日本)、国際関係を専攻
Hometown: Kathmandu, Nepal
Current residence: Beppu City, Oita Prefecture, Japan
University: Ritsumeikan Asia Pacific University (Japan), majoring in International Relations

Q and A:
1. Room to Readをどのようにして知りましたか?また、組織の活動に参加しようと思ったきっかけは何ですか?
How did you first discover Room to Read, and what drew you to join the organization’s cause?

子供の頃、ルーム・トゥ・リードの出版物を読んでいたため、その存在は以前から知っていました。しばらく前に、ボランティアをさせていただけるかどうか問い合わせをしましたが、実際に開始したのは最近のことです。チームから自身の母国語から英語と日本語への翻訳作業の依頼があり、喜んで協力しました。それ以来、彼らと一緒に仕事をしており、自身にとっても素晴らしい経験となっています。

I had known about room to read for a while as I read their publications as a child. I reached out to them a while ago to ask whether they had any open volunteer positions, but I only started working with them recently. They reached out to me for some translation work from my native language to English and Japanese and I was more than happy to help. Ive been working with them since then and it’s been an amazing journey.

2.あなたの一般的な役割/タスクは何ですか?
What are your roles/tasks in general?
私は東京マラソンの運営サポート通し、主に世界中のランナーとメールやオンラインコールを通じてコミュニケーションを取っています。また、ルーム・トゥ・リードの公式SNSチャンネルの運営にも携わっています。それに加え、日本語から英語、そして英語から日本語への翻訳サポートも行っています。
I have been working in the Tokyo Marathon 2025 recruitment department where I mostly communicate with Runners from all around the world through emails and online calls. I also work for the official SNS channels of room to read. Along with this I also support translations from Japanese to English and vice versa.

3.Room to Readでの活動を通じて、あなたはどのようなことを学びましたか?
What is something you have learned through your time at Room to Read?

私はルーム・トゥ・リードでの経験を通じて、協力が重要であることを学びました。日本オフィスのチームは大きくはありませんが、全てのメンバーがNGOの目標を支持することに専念しています。インターンシップにおいて、私の主な業務は世界中の人々と会って話すことだったため、コミュニケーションの重要性も学んだと思います。
Through my time here at Room to Read, I have learned that collaboration is key. Even though the team here in the Japan office is small, all the members are committed to upholding the goals of the NGO. I believe I have learned the importance of communication through the volunteer as my tasks mainly revolved around meeting and talking to people from all around the world.

4.Room to Readの一員であることで、最も楽しんでいることは何ですか?
Room to Readへの参加について、結びのメッセージをお願いします。
What do you enjoy most about being part of Room to Read?
Segway into ending message about joining room to read

世界中のランナーと話し、彼らがなぜ私たちへの協力に意欲的なのかお話を伺うことは、素晴らしい経験でした。ルーム・トゥ・リードは私の人生に影響を与えましたが、このNGOによって同じように影響を受けた人々が他にもいることを知り、私にとっては感慨深い瞬間が多く存在しました。

子供の頃から関わりのあったNGOに恩返しができることは、私にとって大きな意義があり、この家族の一員になれたことを光栄に思います。ここでの経験を通じ培ったスキルが、社会に影響を与え、困難に直面している人々を助けることにつながることを願っています。ルーム・トゥ・リードは、社会に恩返しをし、変化をもたらしたいと考える学生や専門家にとって素晴らしいプラットフォームだと思います。

I had an amazing experience talking to runners from around the world and listening to their stories of why they are interested in collaborating with us. Room to read has impacted my life and knowing that there are people out there who have also been impacted by the NGO was a full circle moment for me.
Being able to give back to an NGO that was a part of my childhood means so much to me and I am honored to be a small part of this family. I hope that the work and skills I have developed through my time here will help me create an impact on society and help those in need. This is a great platform for students and professionals of a kind who want to give back to society and make a change.

💛パルビさんは2025年3月にボランティアの期間を無事に終了しました。現在は東京大学大学院にて、さらに専門性を高めるべく修士課程に進み学業に集中しています。
「ルーム・トゥ・リードでリモートでボランティアサポーターとして経験を積めたことを誇らしく思います。これからも、東京でのイベント運営など、お手伝いできればと思います!」
パルビさん、1年間ありがとうございました!


尾関クレアClaire Ozeki

出身地:東京
住んでいる所:ワシントンD.C.
在籍大学:ジョージタウン大学(アメリカ)政府経済学を専攻
Hometown: Tokyo
Current residence: Washington, D.C.
University: Georgetown University (United States), majoring in Government and Economics

Q and A:
1. Room to Readをどのようにして知りましたか?また、組織の活動に参加しようと思ったきっかけは何ですか?
How did you first discover Room to Read, and what drew you to join the organization’s cause?

夏の間東京で有意義な活動に参加したいと思い、様々な非営利団体について調べました。その中でもルーム・トゥ・リードはとても印象に残りました。私自身の学習に関しても、読書から常に大きな影響を受けてきました。私はすべての子ども達に、読書の機会が与えられ、教育を受ける権利があるべきだと信じています。

This past summer, I looked into many different nonprofit organizations in Tokyo with the hope of finding a meaningful group to get involved with. Room to Read was the organization that immediately stood out to me. Books and reading have always motivated my own learning, and I strongly believe that all children should be able to read and have the right to an education.

2.あなたの一般的な役割/タスクは何ですか?
What are your roles/tasks in general?

私は主に、組織のレポートや絵本、それから世界中のプログラム参加者からのメッセージの翻訳を担当し、ルーム・トゥ・リード内でのコミュニケーションをサポートしています。また、私が今住んでいるDCで募金活動を行うための企画にも関わっています!

I mainly support communication within the Room to Read community by translating organization reports, picture books, and letters from students and program facilitators around the world. I’m also in the works of planning a future fundraiser for Room to Read Japan in DC!

3.Room to Readでの活動を通じて、あなたはどのようなことを学びましたか?
What is something you have learned through your time at Room to Read?

私は、ルーム・トゥ・リードでの経験を通じて、教育格差や非識字問題の現状についてより深い理解を得ることができました。私が翻訳している世界中のプログラム参加者やサポーターから届くメッセージには、レジリエンスや独創性を表す感動的なストーリーがあり、そのようなメッセージを読むことで、我々の活動の意義が一層明らかになります。

My time at Room to Read has allowed me to gain deeper insight into the problems of educational disparity and illiteracy. The letters I translate from supporters and members around the world reveal the most incredible stories of resilience and creativity, and really make clear what it is we are fighting for.

4.Room to Readの一員であることで、最も楽しんでいることは何ですか?
Room to Readへの参加について、結びのメッセージをお願いします。
What do you enjoy most about being part of Room to Read?
Segway into ending message about joining room to read

ルーム・トゥ・リードの献身的なコミュニテイは感動的です。東京オフィスのチームから今回のマラソン参加者まで、これまでに私が交流する機会があった人は全員、この組織やその理念に対して深い情熱を持っています。私は周りのメンバーやサポーターから継続的に学んでいます。私はこのコミュニテイをサポートできることを光栄に思い、世の中に良い変化をもたらしたい方々にとって、ルーム・トゥ・リードは参加するのに素晴らしいグループであると心から信じています。

The bright and committed community of Room to Read is inspirational. Everyone I have had the chance to interact with, from members of the Tokyo office to the runners, are deeply passionate about this organization and its cause. I am continuously learning so much from the people around me. I am honored to be able to contribute and support this community in any way I can, and truly believe Room to Read is an amazing group to get involved in for those passionate about making a positive impact on the world.


ルーム・トゥ・リード・ジャパンでは、年間を通じて、以下の分野で活動いただけるボランティアサポーターを募集しています。

柔軟な働き方が可能な環境で、国際教育支援に取り組む団体の一員として実践的な経験を積んでみませんか?
皆さまからのご応募を心よりお待ちしています。

主な活動内容:
・東京マラソンチャリティランナーの運営サポート
・ソーシャルメディアの運用(Facebook、X、Instagram、ブログなど)
・翻訳やウェブ投稿物の校正・チェック
・Canvaを用いたデザイン制作の補助
・イベント運営 など、その他にもさまざまな活動があります。

応募条件:
・週7〜10時間以上の活動が可能な方
・責任感を持って業務に取り組める方
・インターネットやPC環境が整っており、リモートワークが可能な方
・英語を使用する環境に抵抗がない方
※本ポジションは無償です。より中心的な立場で一定期間ご協力いただく方には、団体メールアドレスの付与や各種トレーニングの機会を提供します。

応募方法:
以下の書類をメールにてお送りください。
・履歴書または職務経歴書に準ずる書類
・志望動機(形式自由)

送付先:japan@roomtoread.org
※ご不明な点があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。

Room to Read Japan is looking for passionate volunteers and volunteer supporters to assist in the following areas throughout the year.

Volunteers who commit to a certain period will be provided with a Room to Read email address and relevant training.
Would you like to gain hands-on experience as a member of an international education organization in a flexible working environment?
We look forward to hearing from you!

Example Tasks:
・Support for the Tokyo Marathon Charity Runner program
・Social media management (Facebook, X, Instagram, blog)
・Translation and proofreading of web content
・Design support using Canva
・Event operations and various other activities

Requirements:
・Available for 5–10 hours of work per week
・Responsible and self-motivated
・Able to work remotely with access to the internet and a personal computer
・Comfortable working in an English-speaking environment
Please note: This is an unpaid position.

How to Apply:
Please send the following documents via email:
・CV or résumé
・Brief statement of interest/motivation (any format is welcome)

Email: japan@roomtoread.org
Feel free to contact us if you have any questions.

 

クレジットカード決済会社変更のご案内


(English follows after Japanese)

いつもルーム・トゥ・リードへの温かいご支援を誠にありがとうございます。

このたび、2025年4月1日より、クレジットカード決済の利便性向上を目的として、寄付の決済システムを現行のものから「コングラント株式会社」に変更いたしました。新しいご寄付ページはこちらからご利用いただけます。
これにより、以下の決済方法をご利用いただけるようになります:
VISA, Master, AMEX, JCB, Diners, DISCOVER, Apple Pay*, Google Pay*
*Apple PayおよびGoogle Payは、該当のサービスにご登録済みの方にのみ表示されます。

また、銀行振込も「決済方法」からお選びいただけるようになりました。さらに、寄付ページの英語表示も可能となり、言語にかかわらずより多くの方々からのご支援をお受けできるようになります。

マンスリーサポーター(継続寄付者)の皆さまへ

現在、マンスリーサポーターとしてご登録いただいている皆さまのご寄付は、これまで通り旧システムにて毎月お預かりいたします。
今後、ご登録のクレジットカードの有効期限の更新時または2025年12月のご寄付をもって、新システムへの切り替えをご案内させていただく予定です。
なお、それ以前に新システムへの切り替えをご希望の場合や、その他ご質問について下記までお気軽にご連絡ください:

📩 ルーム・トゥ・リード・ジャパン事務局
japan@roomtoread.org

どうぞ引き続きの温かいご支援をよろしくお願いいたします。


As of April 1, 2025, we have transitioned our donation payment system to Congrant Inc. in order to improve the convenience of credit card donations.
You can access our new donation page here.

With this change, the following payment methods are now available:
VISA, Master, AMEX, JCB, Diners, DISCOVER, Apple Pay, Google Pay**
*Apple Pay and Google Pay are only available to users registered with these services.

In addition, bank transfer is now selectable as a payment method. The donation page also supports English, allowing us to welcome support from an even broader global community regardless of language.

For Monthly Supporters
If you are already registered as a Monthly Supporter, your monthly donations will continue to be processed through our previous system.

Moving forward, we will provide instructions for switching to the new system either when your registered credit card reaches its expiration date, or by your December 2025 donation at the latest.

If you would like to switch to the new system sooner or have any questions, please feel free to contact us at the address below:

📩 Room to Read Japan Office
japan@roomtoread.org

【東京マラソン2025】21か国164名のチャリティランナーが走行!1万人の子ども達の教育を支援 │ 【Tokyo Marathon 2025】164 Charity Runners from 21 Countries Run to Support the Education of 10,000 Children!

©東京マラソン財団

ルーム・トゥ・リード・ジャパンが寄付先団体として参加している、東京マラソン2025が3月2日(日)に開催されました!

アボット・ワールドマラソンメジャーズとして世界中のランナーを魅了する東京マラソン。今回は約38,000名が走行しました。この内、世界21か国から164名がルーム・トゥ・リードの活動に共感・寄付先に指定し、チャリティランナーとして参加しました。

快晴の中、東京都庁をスタート地点に朝9時10分の号砲から順次ランニングがスタート。42.195kmをランナーそれぞれの思いをこめながら一歩一歩を走り抜けました。

また東京マラソン2025 EXPO(2月27日~3月1日)、そして大会当日にかけ、複数の支援企業の社員皆様のご協力をいただき、総勢47名のボランティアサポーターの方とともにチャリティランナーをお迎えし、声をあげて応援しました。

今回のチャリティランでは、ランナーは直接のご寄付のほか、企業によるマッチング寄付や、ルーム・トゥ・リードのクラウドファンディングシステムを使った寄付集めなど様々な方法で低所得コミュニティの子どもの教育支援に向け寄付集めを実施しました。結果、当初目標としていた8,000名の子どもの教育資金調達を上回り、10,000人以上の教育に相当するご寄付をお預かりしました!皆様のご支援に心から感謝いたします。

Room to Read Japan participated as a beneficiary organization in the Tokyo Marathon 2025, which took place on March 2nd (Sunday)! The Tokyo Marathon, captivating runners worldwide as part of the Abbott World Marathon Majors, saw approximately 38,000 participants. Among them, 164 individuals from 21 countries resonated with Room to Read’s mission and designated it as their charity of choice, participating as charity runners.

During the Tokyo Marathon 2025 EXPO (February 27th to March 1st) and on the day of the event, we were grateful to receive support from employees of multiple sponsoring companies. Alongside a team of 47 volunteer supporters, we warmly welcomed charity runners and cheered them on with loud voices. Under clear skies, the race commenced at 9:10 a.m. from the Tokyo Metropolitan Government Building, with runners embarking on the 42.195km journey, each step filled with their own aspirations.

In this charity run, participants engaged in various fundraising methods, including direct donations, matching contributions from corporations, and utilizing Room to Read’s crowdfunding system, all directed towards supporting education for children in low-income communities. As a result, we exceeded our initial goal of funding educaiton for 8,000 children, collecting donations equivalent to supporting education for over 10,000 children! We extend our heartfelt gratitude for everyone’s support.


東京マラソン2025 チャリティEXPOの様子(2月27日~3月1日)
Tokyo Marathon 2025 Charity EXPO held from Feb. 27 – Mar. 1

場所:東京ビッグサイト(東京国際展示場)at Tokyo Bigsite ©東京マラソン財団

ランナー登録、アスリートビブスの受け取りのために訪れたランナーのほか、一般来場者を含めて多くの来場者をチャリティブースでお迎えしました。
In addition to runners who came to register and pick up their bibs, more than 60,000 people, including general visitors, came to the event! We welcomed them at our charity booth.


3月1日(金)皇居ラン / March 1st (Fri.) Imperial Palace Run

©東京マラソン財団

アライアンスパートナー企業様のマラソンチームのリードで、皇居ラン!歓迎のスピーチにランナーは感激、ランの後は交流もしたそうです!
Under the leadership of our alliance partner companies’ marathon team, we embarked on a run around the Imperial Palace! The runners were deeply moved by the welcome speech and enjoyed interacting after the run.


3月2日(日)沿道応援の様子 / March 2nd (Sun.) Cheering on the way

Tokyo Marathon Foundation



ランナーにとって一番苦しいといわれる、両国~田町(27Km~37Km)地点、そしてフィニッシュエリアで、ボランティアサポーターが応援にかけつけました!
応援の声にたくさんのランナーが応え、ハイタッチも!
Volunteer supporters came to cheer the runners on at the Ryogoku – Tamachi (27Km – 37Km) point, which is said to be the most challenging section for the runners, and of course, at the finish area! Many runners responded to the cheers, exchanging high-fives!


チャリティラウンジ(東京国際フォーラム)/ Charity Lounge

©東京マラソン財団
©東京マラソン財団

走行後のチャリティランナーをお迎えしました!今回は、ご家族やご友人が集まるミートポイントとしても活用され、多くの方々がランナーのゴールを祝福しました。
On Sunday, March 2, we welcomed charity runners after their race at the Charity Lounge in Tokyo International Forum! This time, the lounge also served as a meeting point for family and friends, bringing together many people to celebrate the runners’ finish.

世界中のチャリティランナーの皆様、ありがとうございました!
Thank you very much for your wonderful run!


ルーム・トゥ・リード・ジャパンは、2026年3月1日(日)開催の東京マラソン2026チャリティの寄付先団体として引き続き参加いたします!
本件に関するお問合せやご質問は、ルーム・トゥ・リード・ジャパン(japan@roomtoread.org)までお気軽にお寄せください。

Room to Read Japan will continue to participate as a beneficiary organization for the Tokyo Marathon 2026 Charity, scheduled to take place on Sunday, March 1, 2026! For any inquiries or questions regarding this, please feel free to contact Room to Read Japan at japan@roomtoread.org.

©東京マラソン財団