2025年アニュアルレポート公開|皆さまとともに1,710万人の子どもたちへ教育を届けました

いつもルーム・トゥ・リードへの温かいご支援をありがとうございます。

このたび、2025年アニュアルレポートを公開いたしました。

皆さまからのご支援により、2025年、新たに1,710万人の子どもたちへ教育を届けることができました。

子どもが初めて本を手に取り、文字を読み、自分の未来を信じられるようになる。その小さな一歩は、人生を大きく変える力になります。

今年のアニュアルレポートでは、世界各地で生まれた変化と、日本法人の活動を振り返っています。

ベトナムの少女。新しい児童書とともに。

世界で広がる教育のインパクト

2025年も、世界各地で教育支援の成果が着実に広がりました。

ルーム・トゥ・リードの識字教育プログラムを導入した学校では、比較対象校の子どもたちと比べて、読む速さが最大2.5倍、読解問題の正答数は最大2.6問多いという成果が確認されています。

また、女子教育プログラムでは、90%以上の参加者が進級し、80%以上が就業または高等教育へ進学しました。

さらにタンザニアでは、ルーム・トゥ・リードが開発した教材が18,000校以上で採用され、約170万人の子どもたちの学びを支えています。

教育は、一人の子どもの未来だけでなく、その家族や地域社会にも変化をもたらしています。

タンザニアの子どもたち

日本法人にとって節目の一年

2025年は、ルーム・トゥ・リード設立25周年、日本法人設立15周年という大きな節目の年でもありました。

職員2名という小さなチームながら、多くのボランティア、ご寄付者、企業・団体の皆さまに支えられ、活動の輪を大きく広げることができました。

この一年では、

  • 25周年チャリティ・ガラおよび感謝の会の開催
  • TICAD(アフリカ開発会議)への初参加
  • 教育機関や企業での講演・特別授業の実施
  • ご支援者によるネパール、スリランカ、ベトナム、アフリカへの現地訪問

などを通じて、識字教育や女子教育の重要性を日本国内外へ発信しました。

ぜひ、2025年の活動ハイライトをご覧ください。

チャリティ・ガラをサポートしたボランティアの皆さんと共に

皆さまとともに生み出した変化

2025年、新たに1,710万人の子どもたちが教育の機会を手にすることができたのは、皆さま一人ひとりのご支援のおかげです

ご寄付の際には、こんな温かいメッセージも寄せられました。

「一人ひとりの子どもが読書と日々の生活を楽しみ、豊かな創造性を戦争ではなく平和のために使えますように。」

「たくさん学び、豊かに生きてください。そして、いつか少し余裕ができたら、その優しさを次の誰かへつないでください。一人ひとりの思いやりが、世界をよりよい場所にしていきます。」

皆さまの想いが、世界中の子どもたちの未来につながっています。

スリランカの子どもたち

私たちはこれからも、子どもたちが学び、夢を描き、自ら未来を切り拓ける社会を目指して活動を続けます。

ぜひアニュアルレポートをご覧いただき、皆さまとともに生み出したインパクトをご確認ください。

バングラデシュの子どもたち

ルーム・トゥ・リードのリージョナルボードメンバーにコールドウェル デール氏、コールドウェル 中島恵氏が新たに就任 │Dale Caldwell and Megumi Nakajima-Caldwell Appointed to Room to Read’s Regional Board

*English follows after Japanese
⼦どもの識字率と⼥⼦教育に焦点を当てた世界的な教育団体であるルーム・トゥ・リード(本部:サンフランシスコ/CEOギータ・ムラリ博⼠/以下、ルーム・トゥ・リード)は、2026年3⽉に、コールドウェル デール氏、コールドウェル 中島恵氏を新たにリージョナルボードメンバーに任命しました。

コールドウェル氏と中島氏が持つ豊富なリーダーシップ経験、グローバルな視点、そしてルーム・トゥ・リードのミッションへの深い共感は、日本における活動をさらに力強く推進する原動力となります。両氏とともに、識字能力の格差とジェンダー不平等のない世界の実現に向けて歩みを進めてまいります。

<コールドウェル デール氏略歴>

モリソン・フォースター外国法事務弁護士事務所のパートナーであり、同事務所のエネルギーおよびデジタルインフラ部門の責任者を務める。また、同事務所の慈善活動部門である モリソン・フォースター財団において、財務委員会委員長および理事を務めるほか、コミュニティ・アドバイザリー・ボードのメンバーも務めている。1996年より東京オフィスに勤務し、2001年にパートナーに就任。1990年にアリゾナ大学で英文学の学士号を取得後、1994年にミネソタ大学ロースクールを最優秀成績で修了。

<コールドウェル 中島恵氏略歴>

約20年前、日本ではまだ本格的なファンドレイジング活動が一般的ではなかった頃、ルーム・トゥ・リード東京チャプターの立ち上げを支えた創設メンバーの一人。中島氏のリーダーシップのもと、東京チャプターのイベントに継続的に関わるボランティアは、当初の8名から数百名規模へと大きく成長した。この時期に始動した取り組みには、現在も続く年次ガライベントなどが含まれており、こうした活動やメディアでの注目が、その後のチャプターの発展を支える重要な礎となった。ルーム・トゥ・リード参画以前は、日米の広告代理店にてアカウントエグゼクティブとして活躍し、日本市場における海外ブランドの価値向上に携わる。三児の母として、チャリティ活動およびキャリアの第一線から一時離れていたが、このたびリージョナルボードメンバーとして再びルーム・トゥ・リードに関わることを、心から嬉しく思っている。


ルーム・トゥ・リードのリージョナルボードの全リストは、下記リンクからご覧いただけます(英語)
Committees/Regional Boards – Room to Read


Room to Read, a global nonprofit organization focused on children’s literacy and girls’ education (CEO: Dr. Geetha Murali), appointed Dale Caldwell and Megumi Nakajima-Caldwell to its Regional Board in March 2026.

With their extensive leadership experience, global perspectives, and deep commitment to Room to Read’s mission, Dale and Megumi will play an important role in advancing the organization’s work in Japan. Together, we look forward to accelerating our efforts toward a world where every child can read and where gender no longer determines a child’s opportunities.

Dale Caldwell and Megumi Nakajima-Caldwell

Dale is a partner with the law firm Morrison & Foerster where he is head of the firm’s Energy and Digital Infrastructure practices. Dale is also the Finance Committee Chair for, and member of the Board of Directors of, the Morrison & Foerster Foundation, the firm’s charitable giving arm, and a member of the firm’s Community Advisory Board. Dale has worked in the firm’s Tokyo office since 1996 and became partner in 2001. Dale received a bachelor of arts in English Literature from the University of Arizona in 1990, and graduated, summa cum laude, from the University of Minnesota Law School in 1994.

Megumi is a founding member of Room to Read Japan, having helped launch the Tokyo Chapter over 20 years ago when active fund raising was still new to Japan. Under Meg’s leadership, the number of volunteers regularly participating in Tokyo Chapter events expanded from the original eight members to several hundred. The activities launched during this time – including the annual gala – and the resulting media attention helped set the path to where the Chapter is today. Prior to her time with Room to Read, Meg was an account executive for Japanese and U.S. advertising agencies, specializing in building brand value in Japan for foreign products. After taking a hiatus from charitable and professional work to raise three children, Meg is excited to rejoin Room to Read as a member of the Regional Board.

A complete list of Room to Read’s Regional Board members is available here.


📤お問い合わせ │ Inquiry:
認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン

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ルーム・トゥ・リード・ジャパンは認定NPO法人です。ご寄付は税額控除の対象になります。個人・企業によるご支援やボランティア参加のご希望など、お気軽にお問い合わせください。

【イベントレポート】 ハーバード大学アカペラグループとともに届けた、教育への想い│チャリティコンサート@芝パークホテル / An Evening of Music and Purpose: The Harvard Krokodiloes Charity Mini Concert at Shiba Park Hotel

English follows
2026年6月21日、東京・芝公園にある芝パークホテルにて、ハーバード大学の名門アカペラグループ「The Harvard Krokodiloes(ハーバード・クロコディローズ)」によるチャリティミニコンサートが開催されました。

約2,000冊の蔵書を誇る「Library Hotel」の落ち着いた空間に、タキシード姿の学生たちが奏でる美しいハーモニーが響き渡り、多くの来場者を魅了しました。

当日は、ルーム・トゥ・リード日本リージョナル・ボードメンバーであり、ハーバード大学およびハーバード・ロースクール卒業生でもある国際写真家のジョエル・プリアムさん、そして特別ゲストとして、お笑いタレント・コメンテーターでハーバード大学卒業生のパックン(パトリック・ハーランさん)にご登壇いただきました。


「教育は、私たちが行うことのできる最も効果的な投資」

コンサートに先立ち、ルーム・トゥ・リード日本リージョナル・ボードメンバーのジョエル・プリアムさんが、ルーム・トゥ・リードの活動について紹介しました。

30年前にハーバード大学へ通っていた当時を振り返り、「当時から多くのことが変わりましたが、一つだけ変わらないものがあります。それは、ハーバード・クロコディローズの素晴らしい音楽です」とユーモアを交えて語り、会場を和ませながらスピーチを始めました。

続いて、「子どもの教育が世界を変える」というルーム・トゥ・リードの理念を紹介。現在はアジアやアフリカをはじめ29か国で活動し、2025年だけでも1,700万人以上の子どもたちへ教育プログラムを届けていること、さらに教師研修や現地語による児童書・教材の開発などを通じて、教育システムそのものを強化する持続可能なアプローチを進めていることを説明しました。

最後に、「教育は、私たちが行うことのできる最も効果的な投資の一つです」と語り、来場者へルーム・トゥ・リードへの支援を呼びかけました。


パックンが語った「教育が人生を変える力」

続いて登壇した特別ゲストのパックン(パトリック・ハーランさん)は、自身が母子家庭で育ち、幼少期には新聞配達をしながら家計を支えていた経験を紹介しました。

経済的に厳しい環境の中でも、本や読み書きに支えられ、ハーバード大学へ進学した自身の歩みを振り返りながら、教育が人生を大きく変える力を持つことを、自身の体験を交えて語りました。

「世界中の子どもたちが教育を受けられる環境を整えることの大切さ」を来場者へ伝え、そのメッセージはルーム・トゥ・リードの活動への理解をより深める機会となりました。


ハーバード・クロコディローズが届けた特別な一夜

1946年の創設以来、世界60か国以上で公演を続けてきたハーバード・クロコディローズ。

この日はジャズやファンク、ロックンロール、バラードなど幅広いレパートリーに加え、「Sukiyaki」をはじめとする日本語の楽曲も披露し、会場は大きな拍手と笑顔に包まれました。コンサートの様子はこちら

“Library Hotel”ならではの知的で落ち着いた空間と、学生たちの洗練されたハーモニーが見事に調和し、来場者にとって忘れられないひとときとなりました。


芝パークホテル総支配人 田中紀良様からのメッセージ


昨年に続き、The Harvard Krokodiloesの皆さんを芝パークホテルにお迎えできることを、大変光栄に思います。

芝パークホテルは1948年創業、この芝の地で時を重ねながら「人をもてなす」というホテルの原点を大切にしてまいりました。

近年のリニューアルを経て、私たちはLibrary Hotelとして、館内各所に約2,000冊の書籍を揃えました。本は、知を広げ、心を整え、ときに人生の景色を変えてくれる存在です。中央大階段を囲む大書棚やライブラリーラウンジの落ち着いた空気感のなかで、ページをめくる時間そのものが、旅の記憶になる――そんな滞在を目指しています。

今回のミニコンサートでは、タキシード姿の学生たちが紡ぐアカペラのハーモニーが、静かな知的空間にやわらかく響き渡ります。どうぞ肩の力を抜いて、心ゆくまで耳を傾け、ゆったりとおくつろぎください。

さらに、音楽の余韻とともに募金という形でご参加いただくことが、世界の子どもたちの学びを支える力になります。皆さまと一緒に、あたたかな夜をつくれれば幸いです。


現地語の児童書180冊分に相当するご支援をいただきました

当日は、現金およびQRコードを通じてルーム・トゥ・リードへのご寄付を募りました。さまざまな国籍の皆さまから、現地語の児童書約180冊分に相当するご寄付をお寄せいただきました。

ハーバード・クロコディローズの皆さま、芝パークホテルの皆さま、そしてご来場いただいたすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
ご寄付はこちらからお寄せいただけます。


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ENGLISH

English follows

On June 21, 2026, The Harvard Krokodiloes, Harvard University’s renowned a cappella group, performed a charity mini concert at Shiba Park Hotel in Tokyo.

Held in the hotel’s tranquil “Library Hotel” setting, home to approximately 2,000 books, the evening featured beautiful harmonies performed by the students in tuxedos, captivating guests from around the world.

Special guests included Joel Pulliam, an internationally recognized photographer, Harvard University and Harvard Law School graduate, and Regional Board Member of Room to Read Japan, as well as Patrick Harlan (Pakkun), comedian, TV commentator, and Harvard University graduate.


“Education Is One of the Most Effective Investments We Can Make”

Before the performance, Joel introduced Room to Read and its mission.

Reflecting on his own days at Harvard over 30 years ago, he opened his remarks with humor:

“Many things have changed since I was a student at Harvard, but one thing has remained exactly the same—the wonderful music of The Harvard Krokodiloes.”

He then shared Room to Read’s belief that children’s education has the power to transform the world. Today, the organization works across 29 countries in Asia, Africa, and beyond. In 2025 alone, Room to Read reached more than 17 million children through its education programs.

Joel also highlighted the organization’s long-term, systems-focused approach, which includes teacher professional development, the creation of children’s books and learning materials in local languages, and close collaboration with governments to strengthen education systems.

He concluded with a powerful message:

“Education is one of the most effective investments we can make.”

and invited guests to support Room to Read’s work around the world.


Pakkun on the Life-Changing Power of Education

Patrick Harlan (Pakkun), the evening’s special guest, shared his own inspiring story.

Raised by a single mother, Patrick spoke about delivering newspapers as a child to help support his family. Despite financial hardship, books, literacy, and education opened doors that eventually led him to Harvard University.

Drawing from his personal experience, he spoke passionately about how education can change the course of a person’s life and emphasized the importance of ensuring that children everywhere have access to quality education.

His heartfelt message deepened guests’ understanding of Room to Read’s mission and the transformative impact of educational opportunity.


An Unforgettable Performance by The Harvard Krokodiloes

Founded in 1946, The Harvard Krokodiloes have performed in more than 60 countries around the world.

Their performance featured an energetic mix of jazz, funk, rock and roll, ballads, and several Japanese songs, including the beloved classic Sukiyaki. The audience responded with enthusiastic applause and warm smiles throughout the evening.

Set against the elegant and intellectual atmosphere of Shiba Park Hotel’s Library Hotel, the students’ sophisticated harmonies created a truly memorable experience for everyone in attendance.


A Message from Noriyoshi Tanaka, General Manager of Shiba Park Hotel


We are truly honored to welcome The Harvard Krokodiloes back to Shiba Park Hotel for the second consecutive year.Since opening in 1948, our hotel has remained committed to the spirit of genuine hospitality while continuing to evolve alongside the Shiba community.

Following our recent renovation, we have embraced our identity as a Library Hotel, housing approximately 2,000 books throughout the property. Books broaden our perspectives, enrich our hearts, and sometimes even change the course of our lives. We hope that guests will enjoy moments of quiet reflection surrounded by our grand bookshelves and library lounge, making reading itself part of their travel memories.

This evening, the beautiful a cappella harmonies performed by these talented students will gently fill this calm and intellectual space. We invite you to relax, listen, and fully enjoy this special performance.We also hope you will consider supporting Room to Read through a donation. Together, we can help create brighter educational opportunities for children around the world while sharing a warm and meaningful evening with one another.


Donations Equivalent to 180 Local-Language Children’s Books

During the event, guests were invited to support Room to Read through cash and QR-code donations.

Thanks to the generosity of attendees from many different countries, we raised funds equivalent to approximately 180 locally authored children’s books, helping more children discover the joy of reading in their own languages.

We extend our heartfelt thanks to The Harvard Krokodiloes, Shiba Park Hotel, and everyone who joined us for making this special evening possible.
To make a donation, please visit here.


📤お問い合わせ │ Inquiry:

Room to Read Japan (Certified Nonprofit Organization)
Website: https://japan.roomtoread.org/
Email: japan@roomtoread.org

Room to Read Japan is a certified nonprofit organization in Japan. Donations are tax-deductible under applicable Japanese tax regulations. Whether you are interested in making a donation, partnering as a corporation, or volunteering, we would be delighted to hear from you.

走るのが嫌いだった私が、フルマラソンへ:チャリティランナーインタビュー(脳科学者・恩蔵絢子さん)

フルマラソンを完走!笑顔でラウンジに来てくれた恩蔵さん。©東京マラソン財団

ルーム・トゥ・リード・ジャパンは、東京マラソン2027チャリティの寄付先団体です。6月24日から7月9日、いよいよ寄付申込及びチャリティランナーの申込期間が始まります!
(東京マラソン2027チャリティについて、詳しくはこちらをご覧ください)

今回は東京マラソン2026をチャリティランナーとして走った、脳科学者・恩蔵絢子さんへのインタビューを通して、「なぜ走るのか」、そして「なぜ人は寄付するのか」をテーマに、その想いに迫ります。

「走るのが嫌いだった私が、フルマラソンへ」
(東京マラソン2026チャリティランナー 恩蔵絢子さんインタビュー)

Q. もともと、マラソンは好きだったのですか?

いいえ、むしろ大嫌いでした!子どもの頃のマラソン大会は、一年で一番憂うつなイベントでした。
転機は約3年前です。「止まらずに3km走れた」という小さな達成感から始まりました。気づいたら距離が伸びていって。
そして、毎年東京マラソンチャリティを走っている恩師の存在が目標になりました。「この先生と一緒に走りたい。今しかない」と思い、挑戦を決めました。

Q. 脳科学の研究者として、どのようなテーマに向き合っていますか?また、女性研究者としての歩みについてもおしえてください。

もともとは思春期の感情や自意識を研究していました。
大きな転機は、母が認知症になったことです。

「記憶や能力が失われても、“その人らしさ”は消えるのか?」
その問いから、「認知症でも失われない能力」というテーマを研究しています。

一方で、女性研究者としての道のりは決して簡単ではありませんでした。理系分野では女性が少なく、ロールモデルもほとんどいませんでした。
それでも、文章や芸術ともつながる脳科学の分野と出会い、自分の人生と重なるテーマにたどり着くまで、時間をかけてきました。たくさんの女性のロールモデルとも、本を通して出会えたんです。

Q. なぜ、寄付先としてルーム・トゥ・リードを選ばれたのですか?

高校時代、本は私にとって“友達”のような存在でした。
本の中には、時代や国を越えて出会える人や知性があります。
だからこそ、本にアクセスできない環境にいる子どもたちに、読む機会を届ける活動に強く共感しました。
ルーム・トゥ・リードは、単に「本を届ける」だけでなく、子どもたちが自分の力で未来を切り拓く基盤をつくっている。そこに意味を感じました。

Q. チャリティランナーとして走ることには、どのような意味がありましたか?

フルマラソンはとても孤独です。痛みも苦しさも、すべて自分で引き受けるしかない。でも同時に、応援してくださる方の存在が、大きな支えになりました。涙が止まりませんでした。

「自分が走ることで、誰かの人生につながるかもしれない」
その実感が、最後まで走り続ける力になりました。

Q. 実際に走ってみて、どんな気づきがありましたか?
フィニッシュ直前、いちばんつらい瞬間に、沿道から大きな声援をいただきました。
人はこんなに弱っていても、それでも応援してもらえるんだ」と感じたんです。寄付も同じで、人は決して一人ではなく、誰かの支えの中で生きているのだと思いました。

Q. これからチャリティランや寄付を考えている方へメッセージをお願いします!

利他的な行動をする人のほうが幸福度が高いという研究は多くあります。
寄付は「誰かのため」だけでなく、自分自身の人生も豊かにする行為だと思います。「自分にもできる」という実感と、その責任が、人を前に進めてくれます。
たとえ小さな一歩でも、それが誰かの未来につながるのです。
今回、ルーム・トゥ・リードのチャリティランナーとして培った経験は、そんな実感を持てる、とても温かい経験でした。

恩蔵絢子(おんぞうあやこ)さん
上智大学理工学部物理学科卒業。東京工業大学大学院後期博士課程修了(学術博士)。現在、東京大学大学院総合文化研究科特任研究員。金城学院大学、早稲田大学、日本女子大学で非常勤講師を務める。専門は人間の感情のメカニズムと自意識。著書に『脳科学者の母が、認知症になる』『感情労働の未来』(河出書房新社)などがある。


ルーム・トゥ・リードと一緒に、東京マラソンチャリティを走りませんか?

▲本番前日、Shake-out runに参加したチャリティランナー。©東京マラソン財団

ルーム・トゥ・リードは、「子どもの教育が世界を変える」を信念に、29か国で6,000万人以上の子どもと少女たちへ教育を届けてきました。

東京マラソンにて、ルーム・トゥ・リードのチャリティランナーとして走ることで、子どもたちや少女たちがより明るい未来を切り拓くために必要な識字力とライフスキルを届けることができます。
2023年以降、600人以上の情熱あるランナーたちとその友人、ご家族、ご同僚…たくさんの方々が、世界中の50,000人以上の子どもたちへ教育を届けました。
2027年の東京を共に走り抜けませんか?


【申込期間】
2026年6月24日~7月9日
※チャリティランナーの選定方法は先着順ではございません。

【申込方法】
東京マラソン2027チャリティ特設ページ から、ルーム・トゥ・リード・ジャパンをお選びください。

募集人数】
100名

【寄付金額】
16万円以上
※ご寄付は税制控除の対象となります。
※寄付金のほかに、別途大会参加費等がかかります。

✅ 日本円、米ドルをはじめ6通貨でご寄付いただけます。
✅ 企業マッチングで教育支援のインパクトを2倍に。
✅ ルーム・トゥ・リードのクラウドファンディングの機能をご利用いただけます。

詳しくはキャンペーンページをご覧ください。

東京マラソン2027チャリティの参加ステップはこちらをご覧ください。


📤東京マラソンチャリティに関するお問い合わせ
認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン
Web:https://japan.roomtoread.org/
e-mail: jp.marathon@roomtoread.org

ルーム・トゥ・リード・ジャパンは認定NPO法人です。ご寄付は税額控除の対象になります。個人・企業によるご支援やボランティア参加のご希望など、お気軽にお問い合わせください。
ルーム・トゥ・リード・ジャパンは東京マラソン財団チャリティ RUN with HEARTの寄付先団体です。

世界難民の日 │ 色鉛筆が描く未来ーレバノンの避難所から届いた物語

避難所で読み聞かせの時間を待つ子どもたち(レバノン)

紛争や迫害により、故郷を追われ、強制的に移動を余儀なくされた人々は世界で約1億2,000万人。そのうち約半数は子どもたちです(2025年 UNHCR発表)。

世界難民の日に寄せて、ルーム・トゥ・リードの難民地域の活動をお届けします。

色鉛筆が描く未来

レバノンのある避難所で、一人の男の子がルーム・トゥ・リードが届けた支援パックに入っていた色鉛筆の箱を取り出しました。

その子は静かに紙に向かい、絵を描き始めました。
故郷にある、住み慣れた自分の家を。
安心して暮らせる未来を。

懐かしい記憶を辿り、絵を描く男の子(レバノン)

避難生活の中で、絵を描くことは単なる遊びではありません。希望を表現する手段であり、自分の未来を思い描く時間でもあります。

学ぶ場所をつなぎつづける

2025年には、ルーム・トゥ・リードはレバノンにおいて30の図書室を開設し、約7,000人の子どもたちに本と出会う機会を届けました。また、70名以上の教師への研修を通じて、子どもたちが安心して読書を楽しめる環境づくりを進めています。

子どもたちは週に2回、本の読み聞かせや物語を通じた活動に参加し、想像力を働かせながら安心できる時間を過ごしています。

週2回の読み聞かせは子どもたちにとってかけがえのない時間

本には、子どもたちが未来を描く力がある

「家を離れたときはとても怖かったけれど、ここで友達ができました。本を読んでいると、みんなが安全な場所で笑っている姿を思い描くことができます。」

そう話してくれたのは、避難所で暮らす子どもの一人です。

ルーム・トゥ・リードはレバノン、ヨルダン、ガザ地区等の中東地域をはじめ、ロヒンギャ難民キャンプやアフガニスタン難民等、世界中の難民コミュニティで、子どもたちに本と学びの機会を届けています。

どのような状況にあっても、子どもたちには学ぶ権利があります。
そして本には、子どもたちが未来を描く力があります。
世界難民の日にあたり、教育がもたらす希望について、改めて思いを寄せていただければ幸いです。

避難所で生活する子どもたちへ教育を届けませんか?

160円のご寄付で、現地語の児童書1冊、またはジェンダー平等を支えるライフスキル教育1日分を子どもたちに届けることができます。
1万円で、子ども1人が1年間、読み書きの教育を受けることができます。

アラビア語の児童書を点検、発送する現地職員

【難民支援関連の活動】

少数派および難民コミュニティでの取り組み
喪失から「読む力」へ: レバノンで広がる「読書コーナー」

【ご案内】
▶東京マラソン2027 チャリティ応募が始まります!(6月24日~7月8日)
▶本・CD・DVD 買取金額20%UPキャンペーンを実施しています(6月30日まで)

📤お問い合わせ │ Inquiry:
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