国際女性デーに合わせた寄付プログラムをSUQQUが開催!一人ひとりの購入が、ルーム・トゥ・リードの女子教育支援のサポートに


株式会社エキップ様が運営する化粧品ブランド 「SUQQU(スック)」が、3月8日(金)の国際女性デーにあわせ、3月1日(金)から15日(金)の期間、素敵なサポートプログラムを開催してくださいます。期間中は、1回の購入につきアジアやアフリカの女子教育を実施するための1日分相当の金額が寄付され、買い物を通して低所得層の少女達に”豊かな価値観”を育む教育が届けられます。

■期間
2024年3月1日(金)~2024年3月15日(金)

■内容
期間中、全国百貨店SUQQUコーナー(※1)およびSUQQU公式オンラインショップでのご購入1回ごとに、アジアやアフリカの低所得層への女子教育プログラム1日分相当の金額が認定NPO法人「ルーム・トゥ・リード・ジャパン」に寄付されます。また、期間中は数量限定の特別なギフトラッピングが登場します。

海外では大切な人へ感謝の気持ちを込めて贈りものをする習慣がある国際女性デー。この時期にSUQQUで、期間限定のラッピングを施した、心をこめたスペシャルなギフトを贈ることが、世界中の女の子の豊かな心を育む教育支援に繋がります。
※1 免税店、セルフセレクトショップを除く

■国際女性デーサポートプログラム詳細
美しい社会を未来へ繋ぐためのSUQQUの取り組み

■「SUQQU」とは?
SUQQUは、大人の女性をターゲットとするプレステージ化粧品ブランドとして2003年に誕生。現在、国内外の百貨店など60以上の店舗で展開をしています。日本発の化粧品ブランドとしての高い品質とコンセプト、オリエンタルな切り口が好評を得て、各国で順調にビジネスを拡大しています。好調の国内市場と併せて海外展開も加速しながら、グローバルブランドとしてさらにプレステージ性を高めていきます。
SUQQU公式HP



■ルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムについて
世界では9,800万人以上の思春期の少女が学校に通っていません。文化的偏見、男女差別、安全面での懸念などが、学習意欲を失わせています。これらの圧力は、中学に上がると、さらに顕著になります。ルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムは、「教育を受けた女性は世界を変えることができる」という信念のもとに設立されました。教育を受けた女性は、より健康的で、家族のために多くの収入を得て、地域社会や国に大きく貢献しています。
▶ルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムについてはこちら

■女子教育プログラムの成果
プログラム設立以来、340万人以上の少女達へライフスキルプログラムをはじめとする支援を提供してきました。コロナ禍を経た調査では、74%の少女達が卒業後1年以内に進学、または就職したと回答しました。(2022年アニュアルレポートより)

米チャリティ・ナビゲーターから17回目の最高評価を獲得!


2024年2月1日(木)、米最大の慈善団体評価機関である「チャリティ・ナビゲーター」が、ルーム・トゥ・リードを100%のスコア評価にて、最高ランクの「4つ星」と認定しました。
この評価は、健全な財務管理、アカウンタビリティ(結果における説明責任)に対する取組み、運営の透明性等が業界基準を超えた非常に効果的な組織であることを示し、寄付者が自信を持って寄付できることを示唆しています。ルーム・トゥ・リードは2005年以来、4つ星評価を17回受けています。

チャリティ・ナビゲーターが評価するNPO団体のうち、このような評価を毎年受ける団体はわずか1%。140万のNPO団体が活動するアメリカにおいて、極めて優れた運営をしていることを示しています。

ルーム・トゥ・リードのパフォーマンス指標の概要は、チャリティ・ナビゲーターの評価ページでご覧いただけます。

ルーム・トゥ・リードではお預かりしたご寄付の86%を教育支援へ直接投資しています(2022年実績)。グローバルの活動実績や財務報告については、最新のアニュアルレポートをご覧ください。

一冊の絵本から、学びの場を作る


一冊の絵本から、学びの場を作る

ルーム・トゥ・リード・タンザニア
ムクランガ郡に新しい学級文庫を開設

タンザニアの識字率向上プログラム・チームは、ここ数カ月でムクランガ郡全域に35の教室に学級文庫を新設し、57,300冊以上の絵本を配布するとともに、300人以上の教師や政府職員に対し図書館の管理方法とプログラムの実施方法を教えました。

これらの学級文庫は、ルーム・トゥ・リードの図書館モデルを応用し、個々の教室内に収まるように設計されました。73,900人以上の子どもたちが、質の高い、発達段階に応じた絵本、トレーニングを受けた教師、居心地の良い、子どもに優しい学習空間を利用できるようになりました。

左上の写真:ムクランガ地区事務局長の代理として、タンザニアのムクランガ地区にあるルーム・トゥ・リード識字プログラムの学校を訪れ、小学校の教師たちと新しい学級文庫の立ち上げをしている成人教育担当官のレジーナ・マショレ氏

右上の写真:ルーム・トゥ・リードの本のレベル分けシステム(文章の難易度に基づいて本を分類するガイド)を紹介し、読み書きのスキルをしっかり身につけることの重要性を、地元政府関係者に説明している小学校の教師

上の写真:ムクランガ地区で開催されたルーム・トゥ・リード・タンザニアの国際識字デーのセレモニーで、教室での図書ケアのガイドラインを自治体職員とルーム・トゥ・リード・スタッフに示しているズフラ・ムワンジャシ教諭

上の写真:タンザニアのルーム・トゥ・リードの学級文庫で、先生と一緒に読み聞かせを楽しむ小学生達

上の写真:タンザニアのルーム・トゥ・リードの学級文庫で、自分で選んだ本で読書を楽しむ小学生達

原文URL:https://www.roomtoread.org/the-latest/making-room-for-learning-in-tanzania/

翻訳:竹内 裕人

もっと多くの子どもたちに、もっと多くの本を届けるために


もっと多くの子どもたちに、もっと多くの本を届けるために

ルーム・トゥ・リード・バングラデシュ
公立小学校に学級文庫を開設

ルーム・トゥ・リード・バングラデシュは、より多くの子どもたちに多くの本を届けるための継続的な活動の一環として、ルーム・トゥ・リードの図書館モデルを拡大し、初等教育総局と提携し、ダッカとランプールにある10の公立小学校に59の学級文庫を開設しました。

これらの学級文庫には、ルーム・トゥ・リードの図書館モデルの基本的な要素がすべて組み込まれています。つまり、現地の言語で書かれた多様で質の高い本で満たされた子どもに優しい空間、読み聞かせ、ペア・リーディング、自主的な読書といった学級文庫での読書活動の実施、継続的な教師研修などです。

試験的プログラムであるこれらの学級文庫は、バングラデシュのルーム・トゥ・リードの政府パートナーが、ルーム・トゥ・リードの教室ベースの図書館モデルの実現可能性をテストする助けになります。やがて、この試験的プログラムを通じて、バングラデシュ政府は全国の教室に学級文庫を開設する方法を知ることになるでしょう。

以下は、ダッカにあるいくつかの小学校の学級文庫の開館式の写真です。

左: ランプールで行われた小学校の学級文庫の開館式でスピーチを行った、バングラデシュ初等教育局長のシャー・レズワン氏。ルーム・トゥ・リード・バングラデシュ代表のラキー・サルカル氏(左から3人目)、バングラデシュ初等教育局副局長のファルハドゥル・アラム氏(右端)、地元の初等教育関係者が同席しています。

右: ダッカで新しい小学校の学級文庫のお披露目をするシャー・レズワン氏とラキー・サルカール氏

上:バングラデシュのクルナで行われた新しい小学校の学級文庫の開館式でスピーチするルーム・トゥ・リード・バングラデシュのプログラム運営ディレクターのバドルザマン・カーン氏。バドルザマン・カーン氏は、ルーム・トゥ・リード・バングラデシュのカントリー・ディレクター、ラキー・サルカール氏(左から3人目)、バングラデシュ初等教育局長のディリップ・クマール・バニク氏、その他地方自治体の代表者数名とともに壇上にいます。

左: 開館式で新しい学級文庫から生徒に本を貸し出す、バングラデシュの初等教育局長のシャー・レズワン氏

右: ダッカでの開館式で、生徒と一緒に絵本を探すシャー・レズワン氏。

原文URL:https://www.roomtoread.org/the-latest/making-room-to-bring-more-books-to-more-children-in-bangladesh/

翻訳:竹内 裕人