東京マラソン2025 運営ボランティアを募集中!(募集締切 2月16日) / Volunteer at the Tokyo Marathon 2025 (Application Due: February 16)

*Currently, we are only looking for cheer squad volunteers on March 2. Please see the English description after the Japanese text.

認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパンでは、2025年3月2日(日)の東京マラソンに際し、ボランティア/インターンを募集しています。
※EXPOブース運営のボランティア募集は終了しました。引き続き、3月2日沿道応援のボランティアを募集しています!ぜひご参加下さい!

東京マラソンは世界6大会の一つであり、プロからアマチュア、海外ランナーまで38,000名余りが走行する国際大会です。当日は21か国から164名(9割が外国人)がルーム・トゥ・リードのチャリティランナーとして東京を駆け抜けます。

ランナーの皆さんがどんな思いでフルマラソンを走るのか、お読みください。

「ディスレクシア(難読症)を抱えて育ちました。ルーム・トゥ・リードが展開するような絵本にアクセスできなければ、成功したキャリアを築くのに苦労したことでしょう。」

「金銭による寄付など一過性のものでなく、自らの能力や知識を高めて、子どもが力を身につけるサポートを行いたいと思い申し込みました。」

一緒にチャリティランナーを応援し、ダイナミックな大会を体感しませんか?ご協力いただく時間は数時間でも構いません。「英語は苦手だけどチャレンジしたい!」という方も大歓迎です。現場に来られなくても、オンラインでできる活動がたくさんあります!奮ってご応募ください。
★ご協力いただいた方には現地語のデジタル絵本(翻訳付き)をプレゼント!


■沿道応援 │ Cheer Squad

●日時:3/2(日) 10:00-16:00頃
<ボランティア時間枠>
①日中(10:00~14:00)
②夕方(14:00~18:00)

●場所:両国駅、田町駅など、各拠点
●サポート内容:ロゴ入りの紙を掲げて、RtRのチャリティランナーの応援をお願いします!一部の時間帯や、他の駅でもOKです!
●求める人物像:元気な方、声が大きい方!
●募集人数:40名

【ご応募】
こちらのフォームからご応募ください。
募集締切:2月16日(日)

■EXPOブース運営 ※応募多数につき締切りました※
※応募多数につき締切りました※
●日時:
2/27(木)10:00~21:00(入場は20:30まで)
2/28(金)10:00~21:00(入場は20:30まで)
3/1(土)10:00~21:00

<ボランティア時間枠>
①日中(10:00~14:00)
②夕方(14:00~18:00)
③夜(18:00~21:00)
※4時間以下の参加希望についてもぜひご相談ください!

●場所:東京ビッグサイト
●業務内容:EXPOブース運営。ランナーへのTシャツ配布、RtR活動紹介、写真撮影、チラシ配布等。
●求める人物像:英語力があるとベストです。笑顔でランナーと接し、臨機応変に対応できる方。
●募集人数:10名程度
※ランナーと一緒に写真撮影をしていただいた場合、後日広報やSNSで使わせていただく可能性があります。写真掲載NGの場合は、事前にお聞かせください。
※EXPOでは、マラソンにまつわる様々な商品・サービスの展示もされています。空き時間にぜひお楽しみください!

■マラソン当日チャリティブース運営 ※応募多数につき締切りました※
※応募多数につき締切りました※
●日時:3/2(日)10:00-18:00頃
<ボランティア時間枠>

①日中(10:00~14:00)
②夕方(14:00~18:00)

●場所:東京商工会議所
●業務内容:フルマラソンを走ったランナーへのお疲れ様、写真撮影、Tシャツ配布、荷物梱包

●求める人物像:英語力があるとベスト。笑顔で対応できる方。(英語が苦手でも、自動翻訳等でも対応はできます。ぜひチャレンジしてみてください)
※適宜、沿道応援と交代させていただく場合があります。
●募集人数:3名


ボランティアの声
チャリティーブースの運営では、寄付者とのコミュニケーションはもちろん、他のチャリティ参加団体の支援内容についても学ぶことができます。
サステナビリティ感度を高めたい方、時代の最先端でどのような社会課題があるのか勉強したい方にもうってつけです。また当日の沿道応援では、東京マラソンの熱気を直に感じることができます。是非一緒に寄付者に声援を届けましょう!
(N.I.さん)

昨年度はEXPOブース運営と沿道応援にボランティアとして携わりました。EXPOブースではルーム・トゥ・リードの活動に共鳴するチャリティランナーの方々と直接会話することができ、非常に刺激になりました。自分だったらどういった形で社会課題の解決に貢献できるのか考えるきっかけにもなりました。当日の沿道応援ではランナーの熱気がすさまじく、外の寒さが気にならないほど楽しく応援することができました!他にはない経験ができるまたとない機会です。参加をお待ちしています!
(A.J.さん

■ご参考:

★実際のチャリティランナーの声はもちろん、ボランティアの活躍もご覧ください!

【世界点字デー記念】ルーム・トゥ・リードの点字での児童書の出版について


1月4日は「世界点字デー」!
ルーム・トゥ・リードは、点字で書かれた本やその他の教育コンテンツを出版していることをご存知ですか?現在取り組んでいるプロジェクトの一部をご紹介します:

➡️ #ルワンダ:USAIDの支援を受け、ルーム・トゥ・リードは、出版社が点字本への作り替えや印刷に必要な能力を向上させ、インフラを拡充するための支援を行っています。

➡️ #ベトナム:ホーチミン市の視覚障がい者支援団体「Happy Sun Center」との協力により、ルーム・トゥ・リードは初めての点字絵本とその他の教育コンテンツの開発を進めています。

➡️ #フィリピン:ルーム・トゥ・リードは、フィリピン国立図書館およびケソン市立図書館と連携し、OMF Literature Inc-Hiyas、Anvil Press、Adarna House Inc.、Lampara Booksといった地元出版社の17冊のライセンス絵本を点字化しました。

写真:フィリピンでの点字の児童書の出版を記念して。

ルーム・トゥ・リードは世界中の出版パートナーと協力し、子どもたちの多様なニーズに応えるため、さまざまな言語や形式で学習教材を制作しています。


ご寄付・ご支援、ソーシャルメディアのご案内

ルーム・トゥ・リードの活動は、皆様からのご寄付によって支えられています。 ご寄付の方法や遺贈寄付のご相談については、japan@roomtoread.orgまでお気軽にお問い合わせください。ルーム・トゥ・リード・ジャパンは認定NPO法人であり、ご寄付は確定申告を通じて寄付金控除の対象となります。

・e-mail: japan@roomtoread.org
・ウェブサイト:https://japan.roomtoread.org/
・メールマガジン登録:https://japan.roomtoread.org/subscriptions-join-our-
・寄付関連:https://japan.roomtoread.org/donation/
・遺贈寄付関連:https://japan.roomtoread.org/take-action/legacy/
mailing-list/
・ソーシャルメディア一覧:https://lit.link/en/roomtoreadjapan

明けましておめでとうございます!2025年もどうぞよろしくお願いいたします。

いつもルーム・トゥ・リードの活動を温かく支えてくださり、心より感謝申し上げます。
イラストは、ハイチ・クレオール語の本の一場面です。おばあさんが孫娘に「私たちはいつだってお互いのために場所を作るのよ。私たちはコミュニティだから」と語っています。
2025年は、ルーム・トゥ・リード設立25周年でもあります✨ルーム・トゥ・リードのコミュニティの一員でいてくださることに心から感謝し、新たな出会いを楽しみにしています!
参考:2024年ハイライト

ルーム・トゥ・リードより、今年もありがとうございました / 2024年活動ハイライト

ベトナムの児童書のイラスト。画像から言語の絵本へ遷移します。

今年も多大なるご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
本日は、年末キャンペーンの素晴らしい結果とともに、2024年のハイライトをお届けいたします。


年末キャンペーンの結果

年末キャンペーンでは、目標である10万日分の教育支援に対し、18万日以上の教育に相当するご支援*をいただきました!多くの皆様に温かい応援をいただき、誠にありがとうございます!(2025年1月更新:最終報告はこちらをご参考ください)
さらに、長年のご支援者様のご厚意により、5倍マッチングを年末まで延長することが決定しました。20万日分の教育支援を目指し、最後までご支援をお願いできれば幸いです!


銀行振込をご希望の方は、このフォームに入力をお願いします。
*12月1日~20日の2倍マッチ、25日以降の5倍マッチ、およびハッシュタグキャンペーンのご支援分を含んだ合計。


2024年のハイライト
2024年はおかげさまで飛躍の年となり、多くの成果を挙げることができました。主なニュースを以下にご紹介します!

✅“マジョリティが変われば社会が変わる”。Z世代を対象にセッション!

ルーム・トゥ・リードCEO ギータ・ムラリが来日、共同理事長の正直ゆりとZ世代へ支援を訴えました。動画ニュース(読売オンライン)、ELLEgirlイベントレポートもお読みください。

(左上)ルーム・トゥ・リード CEO ギータ・ムラリ / (右上)ルーム・トゥ・リード・ジャパン リージョナルボード 正直ゆり / (下)イベントに参加したZ世代の皆さんとともに

✅チャリティ・ガラを5年ぶりに本格開催!
ルーム・トゥ・リードCEOのギータ・ムラリ、カンボジアからカントリーディレクターのバンタ・チア、ファイナンシャル・タイムズ社およびFT.comの最高執行責任者のジョン・リディング氏(ルーム・トゥ・リード  エメリタスボード)、2024ミス・ユニバース日本代表のチャクラボルティ雅氏をはじめ、教育支援に情熱を持つ世界中の支援者120名が東京に集まり、一晩で16,000名の子ども達の教育に相当するご支援をいただきました!

(左上)ボランティアサポーターの皆さん /(右上)ルーム・トゥ・リード グローバルボード及びリージョナルボードの方々
(左下)ルーム・トゥ・リード・カンボジア カントリーディレクター バンタ・チア / (下中央)ジョン・リディング氏 /(右下)チャクラボルティ雅氏

✅リージョナルボードメンバーに新たに4名を迎え体制を強化!
日本を代表する4名のリーダーをリージョナルボードメンバーとしてお迎えし、世界中の教育支援に向けた組織体制をさらに強化いたしました!


✅東京マラソン2024チャリティにて、世界21か国150名のランナーが疾走!
総勢30名のボランティアサポーターの協力を得て、運営や応援を行い、世界中からご支援をお預かりしました

✅「少女達が未来を変えていく」字幕版が完成!
ルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムに参加した少女達の実話をまとめた作品「少女達が未来を変えていく」(She Creates Change)が世界中の企業や学校で上映されました!

✅累計4,500万人の支援を達成!
2000年の設立以来、累計で4,500万人の子ども達への教育支援を達成しました!


来年、ルーム・トゥ・リードは設立25周年を迎える節目の年です。ネパールの小さな村で本を届ける活動から始まった私たちの使命は、現在、28カ国4,500万人以上の子ども達に質の高い教育を提供するまでに成長しました。

これもひとえに、皆さまお一人おひとりの温かいご支援のおかげです。改めて、心より感謝申し上げます。

どうぞ素晴らしい年末年始をお過ごしくださいませ。

心からの感謝とともに。

認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン
事務局長 松丸佳穂
ご寄付・渉外担当 徳松愛

11月、ルーム・トゥ・リード各拠点から東京に集合!オンラインでミーティングを重ね、ついに対面でイベント開催!
左から:徳松愛(日本)、デーヴィッド・ミッチェル(米ニューヨーク)、ギータ・ムラリ(米サンフランシスコ)、松丸佳穂(日本)、チェリー・ローソン(香港)、バンタ・チア(カンボジア)


■ご案内
・ルーム・トゥ・リード・ジャパン事務局は12月28日(土)~1月5日(月)まで冬期休暇をいただきます。ご連絡に対するお返事にお時間をいただくことをご了承ください。
・2024年の継続寄付者および11月以降に銀行振込にてご支援をいただいた皆さまの寄付金受領証明書の発行は、1月末~2月初旬にメール添付にてお送りいたします。

内戦を生き抜き、教育を届ける:バンタの物語(ルーム・トゥ・リード・カンボジア カントリーディレクター )

2024年11月、ルーム・トゥ・リード・カンボジアのカントリーディレクター、バンタ・チアが初来日しました。バンタは、1970年代のカンボジアの内戦*の混乱を生き抜き、教育の力で人生を切り開いた人物です。バンタの半生、ご支援を通して達成した政府を巻き込んだ教育変革、そして、教育がもたらした子ども達の未来をご紹介します。
*1970年代、クメール・ルージュ政権による紛争で約200万人が犠牲となり、教育基盤や知識層が壊滅的な被害を受けました。学校は破壊され、多くの子ども達が学ぶ機会を奪われるなど、国全体に深刻な影響を及ぼしました。

バンタからのメッセージはこちらの動画でもご覧いただけます。

家族12人のうち9人が命を落とし、一夜にして孤児に
日本のご支援者の皆様、はじめまして!ルーム・トゥ・リード・カンボジアのカントリーディレクター バンタ・チアと申します。ルーム・トゥ・リードのカンボジアでのプログラムを皆さんに紹介する前に、まずは私がここに来るまでの経緯をお話しさせてください。

1975年、クメール・ルージュがカンボジアの首都を侵略した時、私はまだ若い少年でした。世界は一夜にしてひっくり返り、推定200万人が殺され、飢餓で命を落としました。学校は完全に破壊され、教育を受けたほとんどすべての人が命を奪われたのです。12歳のとき、私は孤児となりました。

姉妹2人は学校に通うことができませんでした。教育を続けることができたのは、私ひとりだけでした。

幸いにも、海外で学び続けるための奨学金を受けることができました。この機会が私の人生の進路を変え、すべての子ども達、特に少女達が、質の高い教育を受ける権利を奪われないよう尽力するキャリアを築くことができました。

ルーム・トゥ・リード カンボジアの取り組み


カンボジアは、何年もの混乱の後、教育システムの基盤からの再建に向けて、ゆっくりとですが着実に進展しています。課題は明白です。カンボジアでは15歳の子どもの82%が、読み書きを得意とせず、小学校に通っている50%の生徒は、中学校には進学していません

2017年にルーム・トゥ・リードに参加して以来、私は私たちのプログラムがカンボジアに与えた変化を目の当たりにしてきました。

皆さんの私達のミッションへの継続的なご支援のおかげで、カンボジアでは200万人の、そして世界中で合計4,500万人の子ども達が識字能力や生活スキルにアクセスできるようになり、より良い未来を築いています。

活気的な図書室と本がもたらす奇跡

カンボジアの遠隔地バナン地区にあるベイ・ダムラム・ケウト小学校の例をご紹介しましょう。かつては質素で何もない「図書室」と呼ばれた空間に、今ではカラフルで魅力的な本が並ぶ棚と、訓練を受けた教育者がいます。最初は恥ずかしがり屋でためらっていた子ども達が、今では積極的に本を借りるようになり、実際、この1年だけで、一人の生徒が平均122冊の本を借りています

ルーム・トゥ・リードのプログラムが国の教育カリキュラムに採用

カンボジアの教育当局は、教育を国家的優先事項として位置づけ、ルーム・トゥ・リードが展開する小学校1~2年生のための読書カリキュラムの一部を正式に採用し、すべての公立小学校において図書室の質の基準を引き上げることを約束しています。さらに、ルーム・トゥ・リードのジェンダー平等プログラムや生活スキルの授業が、7年生~9年生の全国カリキュラムに正式に組み込まれています。まさに、政府を巻き込み国全体で、システム(仕組み)レベルの変化が起こっています。

ユネスコ女子・女性教育賞を受賞。世界で認められるプログラム

特に誇りに思うことは、ルーム・トゥ・リード・カンボジアが、名誉ある2022年ユネスコ女子・女性教育賞の2つの受賞者の1つとして認められたことです。皆様と積み上げてきた結果が、子ども達の人生を変えているのです。

ルーム・トゥ・リードへのご支援は、「息子と娘のどちらかを選ばなければならない」ような状況をなくし、すべての子ども達が読み書きの力を通じて未来への扉を開ける世界を実現します。カンボジアの子ども達の未来に希望と喜びを持って毎日目覚められることに、心から感謝を申し上げます。

ルーム・トゥ・リード・カンボジアでは167名のスタッフがカンボジア全域で活動。2024年には新たに562の小学校に識字教育プログラムが導入された。

ご寄付はこちらからお願いします!
7,500円で1年間の識字教育を、50,000円でジェンダー平等(女子)教育プログラムを1年間提供できます。