バングラデシュのジョバには勉強する時間があまりありませんでした。ジョバが中学校に入学したとき、授業時間外は父親の田の脱穀などの稲作に従事していました。牛のためのわらの飼料も用意し、家族が野菜を栽培して収穫するのを手伝っていました。しかし、彼女はそこにとどまりませんでした! 週末には、ジョバは司会者として近隣のコミュニティでイベントを開催することが多く、その発言力は人里離れた農村を越えて広がっていました。
家庭での責任はたくさんありましたが、ジョバは学ぶことへの自然な愛情を持ち、勉強に専念しました。6年生のとき、彼女は学校のルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムに参加し、ルーム・トゥ・リードのソーシャル・モビライザーと一緒に活動を始めました。ソーシャル・モビライザーは地元の女性メンターで、ジョバと1対1で向き合い、社会的ジェンダー規範や家族の期待、そして勉強する時間を見つけること等、思春期における課題においてジョバの手助けをしました。ソーシャル・モビライザーとルーム・トゥ・リードのライフ・スキル・カリキュラムの支援を得て、ジョバは学習スケジュールを作成し、時間管理スキルを強化し、家族を支え続けながらも、課題を完了するために必要な時間を確保しました。