ルーム・トゥ・リード 2018 年 活動ハイライト(3) SCALING OUR REACH

SCALING OUR REACH
2018年、皆様からの寄付という投資は、私達の活動範囲を広げ、低所得の地域社会で増え続ける子ども達を支援するための政府、非営利団体、民間セクターの関与を促すのに役立てられました。
素晴らしいパートナーシップにより、皆様と共に成し遂げたインパクトの一部をご紹介します。

バングラデシュ: コックスバザールの識字力の向上
バングラデシュのコックスバザール地区で活気ある新プロジェクトを開始しました。この地区は、現在、90万人以上のロヒンギャ難民(半数は18歳以下)が、難民生活を余儀なくされています。このプロジェクトでは、ユニセフとともに、英語とミャンマー語で学生の識字力評価を支援し、「学習能力の枠組みとアプローチ」に関し、バングラデシュ教育セクターのパートナーを支援してます。また、この地区の難民キャンプにある300以上の学習センターで使用される教材や学習教材の開発も行っています。14万人以上の子ども達と2,200人の先生がこの取り組みの恩恵を受けることになります。

ホンジュラス: 児童書出版業界を強化
中米では初めてとなる国ホンジュラスで、著者、イラストレーター、出版社、政府が質の高い児童書を制作する能力を構築することを目的とした技術支援プロジェクトを開始しました。この3ヵ年プロジェクトは、USAID(米国国際開発局)による資金援助 の下、全国図書委員会の設立と児童書制作に向けたベストプラクティスに関する一連のワークショップを通じて、ホンジュラスの児童書出版業界の持続可能性を支援しています。

インド: 女子教育の拡大を促進
IKEA 基金と協力し、インドのチャッティースガル州とラジャスターン州全域で、思春期の少女達に自信と力を育む大規模な3ヵ年プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは、ライフスキルに基づく指導を通じて11歳から13歳までの6万8千人 以上の少女達をエンパワーします。この支援活動は、中等学校でクリティカルに物事を考え、自分の力で日々の課題に対応していく能力を養いながら、少女達の教育と人生における成果を向上させることを目指しています。この大規模なプロジェクトは、 段階的なアプローチをとり、各州の思春期の少女達全員に支援が行き渡るよう、最終的には州政府による支援活動の再現・拡大を可能にしていきます。

インドネシア: デジタル学習プラットフォームの構築
Google.org とのパートナーシップの元、教育者のための識字能力開発ツールと、私達がインドネシア語で制作・出版した児 童書を組み合わせたデジタル・オープンソース学習プラットフォームを構築しています。インドネシアにおける読む文化を支援するとともに、このプラットフォームは、人生を変える教育資源を世界中のより多くの子ども達に届けることができるよう、教育テクノロジー分野におけるルーム・トゥ・リードの役割を広げていくための土台作りでもあります。

タンザニア: 質の高い政府の学習教材
USAID の Tusome Pamoja(一緒に読もう) プロジェクトの一部として、ルーム・トゥ・リ ードは、RTIインターナショナルとタンザニア教育省およびザンジバル教育省と提携し、スワヒリ語の教材の改良を実施しました。私達は、1年生~4年生の生徒のために計116のフィクションおよびノンフィクションの書籍を制作し、教師にはすべての学年の読み書きの指導に使用できる台本付きのレッスン教材を用意しました。これらの教材は、地元の小学校で共有され、140万人以上の子ども達がその恩恵を受けました。

ベトナム: 図書室モデルの拡張
私達は、ベトナム政府の協力の下、広域で図書室を建設するまたとない機会に恵まれています。このパートナーシップは、読書 習慣を育むルーム・トゥ・リードの図書室モデルを採用してベトナム政府の「親しみやすい小学校図書室プログラム」の成功に基づくものです。私達のプログラムの成果から発想を得たベトナム政府は、現在、私達のアプローチをさらに拡大することに関心を持っています。2018年に開始したこの3年間の新プロジェクトは、図書室を最も必要としているコミュニティに何百もの子ども向け図書室を設けます。画期的な3段階のアプローチによって、最終的には私達のモデルを国が所有できるよう支援します。