ルーム・トゥ・リードがフィナンシャルタイムズ紙のフォトエッセイに掲載されました!~インドとタンザニアにおける生徒たちのパラレル・パンデミック

(原文はこちら)フィナンシャルタイムズに掲載された記事を翻訳しています。

フォト・エッセイ:
インドのキルマとタンザニアのジョシュアの全く異なる体験をFT(フィナンシャルタイムズ)が追いかけました。

アジアやアフリカの子どもたちの多くは、基本的な読み書きの能力が不足しており、より高度な学習へ進むことへの妨げとなっています。また、学校は過密状態にあり、リソースも限られているため、教師の対応も手薄になりがちです。

コロナウイルスの大流行により、子どもたちの学習環境は後退し、学校が閉鎖される事態になっています。モバイル機器やインターネットへのアクセスが限られていることも、リモート学習を行うことの妨げになっています。

FT(フィナンシャルタイムズ)では、このような状況下でも教育を続けようと決意したふたりの子どもを取材しました。ふたりとも、読書を支援するプログラムを利用しています。

インドのキルマ

女性の識字率が男性よりも20%低いインドのマディヤ・プラデーシュ州のシャルパティア村で、8歳のキルマは、国連児童基金ユニセフと非営利団体のルーム・トゥ・リードが、州の教育局と共同で支援している「早期の読解能力のためのアカデミック・リーダーシップの強化(Strengthening Academic Leadership for Early Reading)」イニシアチブにより提供されたヒンディー語の本を使っています。彼女の家族の主な方言はニマディ語です。

パンデミックで学校が閉鎖されたため、キルマはルーム・トゥ・リードのヒンディー語の本『象のしゃっくり(Elephant Hiccups)』を読みました。

キルマの教師であるサプナ・マルヴィヤ先生は、月に2回村を訪れ、家にいるキルマと両親へ練習帳や本を届けてくれます。

学校の図書室にいるキルマとサプナ先生。2020年3月以降、ほとんどの教室とともに図書室も閉鎖されています。

サプナ先生は、スマートフォンで送られてきた読み物を、キルマや彼女の叔父であるリケシュ(キルマの学習をサポートしてくれる)と一緒に確認しています。先生は定期的に電話でサポートもしてくれます。

小さなロバについての本「Bauna Kalu」をお父さんと一緒に読むキルマ

大学1年生の叔父のリケシュと一緒に読書するキルマ


タンザニアのジョシュア

タンザニアのプワニ地域にあるキバハでは、初等教育を修了する子どもは半数を超える程度で、3分の1はまったく学校に通っていません。9歳のジョシュアは、ルーム・トゥ・リードから出版された地元の作家によるスワヒリ語の本を読んでいます。

タンザニアの田舎で、混雑した教室の中、スワヒリ語で本を読むジョシュアを指導するエマクラタ・ムバングラ先生

授業中の質問に答えるジョシュアと生徒たち

ルーム・トゥ・リードのスワヒリ語の本「Katete and Time」を選ぶジョシュア。この本は時間管理を教えてくれます。

ジョシュアの家の外でスワヒリ語を教えるエマクラタ先生

友達とサッカーをするジョシュア

ジョシュアの父親のサムウェリは牧師で、聖書の勉強のために自転車で地元の教会に通っています。

ジョシュアは、地元の作家が書いたお気に入りの本「Jasu na Mpira」(自分のボールを作った子どもの話)を両親に読み聞かせています。

(翻訳ボランティア:藤山普美江)

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