ルーム・トゥ・リードのカンボジア事業がユネスコ女子教育賞を受賞しました

10月11日の「国際ガールズ・デー」に、カンボジアでのルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムが2022年度ユネスコ女子教育賞(2022 UNESCO Prize for Girls’ and Women’s Education Award)を受賞しました。
この賞は、少女や女性に対する教育の改善と促進を目的とした革新的な事業に対しておくられます。
今回の受賞は、ルーム・トゥ・リードの活動を日々ご支援してくださる方々のご支援と、共に成し遂げることができた数々の成果の賜物です。
ルーム・トゥ・リード・カンボジア代表は、10月11日午後1時から3時(パリ現地時間)に行われるユネスコ賞授賞式に参加する予定です。ライブストリームはこちらでご覧いただけます。

プログラム参加者(カンボジア・2022年)
プログラム参加者(カンボジア・2022年)

【企業連携】SUQQUが女子教育プログラムをサポート!10/7(金)~10/21(金)

株式会社エキップ様が運営する化粧品ブランド 「SUQQU(スック)」が、10月11日の国際ガールズデーにあわせて10月7日から21日にかけ、素敵なサポートプログラムを開催してくださいます。SUQQUでのお買い物を通して低所得層の女の子たちに”豊かな価値観”を育む教育を届けませんか?

これまでのサポートプログラムを通して、少女達4万日分の支援につながっています
■期間

2022年10月7日(金)~2022年10月21日(金)

■プログラム内容

期間中、全国百貨店SUQQUコーナーおよびSUQQU公式オンラインショップでのご購入1回ごとに、「SUQQU」がアジアやアフリカの低所得層への女子教育プログラム1日分相当の金額を、ルーム・トゥ・リード・ジャパンに寄付してくださいます。
期間中はギフトラッピング(※)に映えるフューシャピンクのギフトタグが数量限定で登場します。ぜひチェックしてみてくださいね!
※店頭とオンラインショップで異なるギフトラッピングになります。

■「SUQQU」とは?

「すっくとまっすぐに立つ立ち姿」から名前が付いた「SUQQU」は、大人の女性をターゲットに、今を生きる大人の女性に、凛と自立したしなやかな女性像を提案されています。2021年3月の国際女性デーからご支援を開始され、2022年には新たに国際ガールズデー(10月)に向けたサポートプログラムを追加。少女達に“豊かな価値観”を育む教育を贈り、“移ろいゆく多彩な美を愉しむ豊かな人生”を歩んでいくことをテーマに、コーズマーケティングを企画・実施頂いており、これまで少女達4万日分のサポートにつながっております。

■国際ガールズデーサポートプログラムの詳細はこちら

https://www.suqqu.com/sdgs/

■SUQQU公式HPはこちら

https://www.suqqu.com/

【学校連携】世界中の子ども達の識字率向上のために校内で寄付活動

9月16日、帝塚山学院中学校高等学校(大阪府)のユネスコ部に所属する学生皆様に対し、活動報告と意見交換会を行いました。ユネスコ部は、過去4年間にわたりルーム・トゥ・リードの活動を広め、学校内で古本を通した寄付集めをしてくださっています。

今回、「ぜひルーム・トゥ・リードの職員の方とお話したい!」という学生の熱い思いのもと担当の竹村紗季先生よりご連絡をいただき、リモートでの会議がかないました。

学生皆さんから「読み書きができることがなぜ大事なのか」を自分たちなりに考え、まとめて発表してくださり、また、集めた古本を学院祭等に出し、購入者自らが値段をつけ、そのお金をルーム・トゥ・リードに寄付する、という仕組みの説明がありました。

こちらの学校では、図書館前に古本を集めるスペースが用意され、図書館の担当職員をはじめ、ユネスコ部の活動に関わってくれているそう。校内でルーム・トゥ・リードの活動に対するあたたかいご支援とご協力が展開されているのを感じました。

ルーム・トゥ・リード・ジャパンからは、図書館づくりや最新の識字教育と女子教育について説明。学生の皆様から寄せられた質問にお答えするとともに

「どうして2022年にもなるのに、非識字が存在するのだろう?」

「日本ではどんな不平等があるだろう?」

と、様々な話し合いがありました。

活動を通して世界をよりよくしたい、という帝塚山学院の皆様のあたたかい心を感じました。ありがとうございました。

参加者の感想
  • 貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました!私たちの活動が世界にどのように役立っているのか具体的に知り、もっと積極的にこの活動を行いたいと思いました。
  • 貧困が、深刻な国が意外と普段聞かない国で驚きました。できるだけたくさんのことを知って伝えていけるように精進していこうと思います。
  • 私は将来、海外に関する仕事がしたいとざっくりしていましたが、世界中の子供や女性を救う仕事にすごく興味が湧きました。お話を聞けてすごく嬉しかったです!!
  • 私たちがルーム・トゥ・リードの活動の中で疑問に思っていたことを1つ1つ丁寧に教えて下さって嬉しかったです。
  • 寄付以外の私たちにできる活動についてSNS配信を自分自身しようかなと思いました。今後のボランティア活動の参考にもなりました。

参考ウェブサイト:

帝塚山学院中学校高等学校ユネスコ部

ルーム・トゥ・リードの講演や連携についてご関心がありましたら、japan@roomtoread.orgまでお問合せください。

“What is Peace?” ー 平和について考える絵本

平和って何だろう?
9月21日は国際平和デー。敵対している戦争やそれに類する行為を停止するように、国連が2002年に定めた日です。この日1日はすべての国、すべての人々にとって共通の理想である国際平和を記念し、推進していく日として、全ての国連加盟国、国連機関、地域組織やNGO、そして個人に対して、適切な方法で祝うよう呼びかけています。
新型コロナウィルス感染症やウクライナ情勢など、世界の変化が目まぐるしくなってきた今、room to read では、「世界の変化への挑戦」と題して、2025年までに、4,000万人の子ども達に教育の機会を与えられるようにできることを目指しています。

“What is Peace?” ー 平和について考える絵本
ルーム・トゥ・リードが展開する無料デジタルライブラリー、リテラシー・クラウドにも収められている、平和について考える本をご紹介いたします。

「What is peace?」(英語)
著者:John Lasack イラスト:Kat Yao
難易度:低(6単語程度の文章構造)


<ストーリーの概要>

叙情的な文章と温かいタッチのイラストで、平和の概念を探求します。読者は、さまざまな視点から平和を見つめ、平和のさまざまな側面を考え、自分にとって平和とは何かを考えるよう誘われます。  また、2人の兄妹が平和、対立、解決に向かう物語がイラストで紹介されています。温かい食事、お母さんの腕の中で聞く子守歌、柔らかい布団ーそのような日常的な平和は見えにくく、実は壊れやすいものです。しかし、お互いの気遣いがあれば、きっと平和は取り戻せます。アメリカ人の著者と、台湾出身のイラストレーターが織りなす世界観をお楽しみください。

隣人のことを思い、少しでも世界が平和になれるように考え、伝えていくことで、平和への1歩につながっていくと思っております。