デュミニの物語〜気候変動のチャンピオン(少女達が未来を変えていく)


デュミニの物語〜気候変動のチャンピオン
少女達が未来を変えていく(She Creates Change)

スリランカの農業地帯は干ばつに見舞われ、経済も低迷していました。食料は乏しく、デュミニの家族は安定した収入を維持するのに苦労していました。

家族を養うために学校を中退し都会で家政婦として働く代わりに、デュミニはルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムで学んだことを生かし、干ばつの中で家庭菜園をする方法を独学で学びました。彼女は家族の未来を変え、今では地元の農家が気候変動に適応できるよう支援する計画を立てています。
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九段下のソーシャルステーショナリー&カリグラフィー専門店「ペーパーツリー」がチャリティーバザーを通して子ども達80名分の教育をサポート!

チャリティバザーを終え、笑顔のペーパーツリーの皆さん。たくさんの方々のご協力が80名もの子どもの教育サポートにつながりました。

ソーシャルステーショナリー&カリグラフィー専門店「ペーパーツリー(東京都千代田区/代表取締役 岡本さくら氏/以下、ペーパーツリー)」は、5/5(日)・5/6(月・祝)の2日間、チャリティーバザー「WRITE for the planet」を開催し、利益の全額を認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパンへ寄付することを発表しました。

この度のチャリティバザーで、アジア・アフリカ諸国の低所得コミュニティに住む子ども達およそ80名の識字教育1年分に相当するご支援をお預かりしました。
また、2020年からこれまで累計200名に相当する子どもの教育支援を実現されています。素敵なステーショナリーアイテムを通したあたたかいご支援に、心より感謝いたします。
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《必要不可欠な教材を世に送り出す》 〜 ルーム・トゥ・リードがパキスタンでウルドゥー語の新刊書を出版


今、パキスタンでは、多くの子どもたちが、質の高い教育を受ける機会を逃しています。ユニセフによると、2022年にパンジャブ州で小学校を修了した子どもは、わずか66%に過ぎません。全国的な識字率は58%程度にとどまり、9年生まで学校に在籍している女子はわずか13%で、何世代にもわたって不公平な状況が続いています。

ルーム・トゥ・リードは、パキスタン特有の教育的課題を特定し、2020年にパキスタンで複数年にわたる識字率向上プロジェクトを立ち上げ、大成功を収めた識字率向上プログラムのコンポーネントを、現地の子どもたちのニーズに合わせて適応させました。  ルーム・トゥ・リードの識字支援では、小学校図書館の設立や現地語の児童図書の開発・配布を通じて、生徒の識字能力と基礎的な学習能力を高めるために不可欠な教材へのアクセスを増やしています。
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未来のお母さんに教育を届けませんか?ルーム・トゥ・リードCEO ギータ・ムラリの母 ルクミニの物語

ルーム・トゥ・リードCEOギータの母 ルクミニ

5月12日(日)は母の日です。
本日は、以前もご紹介させていただいたルーム・トゥ・リードのCEOギータ・ムラリの母、ルクミニの実話に先立ち、ルーム・トゥ・リード・ジャパン事務局長の松丸佳穂よりギータとの出会いとともに、教育が持つ力をご紹介します。


親愛なる皆様

いつもあたたかい応援をいただき、本当にありがとうございます。
ルーム・トゥ・リード・ジャパン事務局長の松丸佳穂です。

実は、ギータは私より少し前に、ほぼ同じタイミングでルーム・トゥ・リードに入社しました。当時から「すごい人が加わった!」、「10人分の仕事をこなす!」と、その優秀さは群を抜いていました。

ギータはルーム・トゥ・リードに入社する前は、大手製薬会社、アドビシステムズ、そしてアメリカ・インド財団等、民間企業等で20年以上のキャリアを積んできました。彼女であれば、企業で働き、高額な報酬を受けることもできたでしょう。それでも彼女は、「世界中の子ども達が読み書きができ、ジェンダー間の不平等のない世界にしたい」と、当時やっと10年目を迎えたルーム・トゥ・リードでのキャリアを選択しました。

南アフリカの小学校で読み聞かせをするギータ

2018年からCEOとなり、ルーム・トゥ・リードは今では、1600名の職員を擁し、世界24か国で活動する国際NGOに成長しました。皆さんとともに、 これまでサポートをさせていただいた子ども達の数は3900万人にのぼります。そして、ギータがルーム・トゥ・リードの活動に情熱を傾ける理由は、彼女の母、ルクミニの経験にも通じています。

ぜひ、教育がもたらす大きな変化をお読みください。そして、今年の母の日は、ルクミニのような将来を担う少女達の教育をサポートいただけたら嬉しく思います。

Happy Mother’s Day!
ルーム・トゥ・リード・ジャパン
事務局長 松丸佳穂

2023年10月開催のイベントにて(共催 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社)

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《すべての人のために、より持続可能な未来へ向けて》 〜 ルーム・トゥ・リード・ネパールが「公平な気候対策クラブ」を発足


2022年のユニセフの推計によると、世界中で1億2,900万人の女子が学校に通っていません。この10年間で、インフラの破壊や家族の離散に加え、気候変動による壊滅的な影響が急増し、何百万人もの女子が直面している質の高い教育を十分に受ける上での障害が、さらに深刻化しています。マララ基金の予測によると、2025年までに農業、教育システム、社会的安定が気候変動によって破壊され、回復した後でも、さらに1,250万人の女子が学校から完全に退学せざるを得なくなるとのことです。
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