ルーム・トゥ・リードの最高経営責任者(CEO)であるギータ・ムラリ博士は、「子どもの教育が世界を変える」という信念のもと、国際的な教育支援活動をリードしています。
ルーム・トゥ・リードは、非識字とジェンダー格差のない世界、すべての子どもが本を読み、学び、成長する機会を持てる世界を目指しています。ギータは組織を28か国に拡大し、これまでに5,000万人以上の子どもたちに教育の機会を届けてきました。
ルーム・トゥ・リードの最高経営責任者(CEO)であるギータ・ムラリ博士は、「子どもの教育が世界を変える」という信念のもと、国際的な教育支援活動をリードしています。
ルーム・トゥ・リードは、非識字とジェンダー格差のない世界、すべての子どもが本を読み、学び、成長する機会を持てる世界を目指しています。ギータは組織を28か国に拡大し、これまでに5,000万人以上の子どもたちに教育の機会を届けてきました。
2009年にルーム・トゥ・リードに加わる前、ギータは企業と非営利の両分野で25年以上にわたり幅広い経験を積んできました。グラクソ・スミスクラインやカイロンといった製薬大手での勤務を経て、教育テクノロジー分野でも活躍しました。アメリカ・インディア財団の「Digital Equalizer Program」やアドビ社の「Adobe Youth Voices」などに携わり、テクノロジーを活かした教育の普及に貢献してきました。
彼女のリーダーシップは、幼少期に児童婚の当事者となる可能性があったという個人的な背景に加え、企業での専門性、定量的・社会科学の学術的知識、そして地域社会に根ざした活動経験によって形づくられています。このような歩みが、ルーム・トゥ・リードが活動する多様な社会経済的背景を理解する力を与え、また識字やジェンダー平等分野でリーダーとして必要な分析力や経営感覚を育んでいます。

CEOとして、ギータは1,200名を超えるグローバルスタッフと、2万人以上のパートナー・ボランティアからなるネットワークを率いています。成果を測定可能かつ持続的に拡大する姿勢――精緻なプログラム設計と運営の卓越性へのこだわり――により、ミシェル・オバマ元米国大統領夫人からも称賛を受けています。ルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムは「Let Girls Learn」や「Girls Opportunity Alliance」においてもモデルケースとして紹介されました。さらに、カリキュラムや教材開発、教師研修やコーチング、図書室などの教育インフラの整備を含む識字プログラムの拡大が評価され、ビル&メリンダ・ゲイツ財団から「Goalkeepers Accelerator in Education」にも選出されています。

著述や講演活動も積極的に行っており、社会正義、大規模教育イニシアチブ、官民連携、リーダーシップなどをテーマに、世界各地の国際フォーラムに招かれています。これまでにBBC、ブルームバーグ、ABC、CNBC、タイムズ・オブ・インディアなどの国際メディアに出演し、識字とジェンダー平等の現状や課題について発信してきました。また、思春期の少女たちの声を世界に届けるマルチメディア企画「She Creates Change」のエグゼクティブ・プロデューサーも務めています。このプロジェクトはWebby賞を受賞しており、世界中の少女たちの物語を広く伝えています。
ギータはまた、国際的な資金調達、マーケティング、広報、そして社会セクターのコミュニケーションにおいて、官民連携の新しいあり方を切り拓いてきました。その実績から、国際的なオピニオンリーダーとして高く評価されています。
📍近年の受賞・活動:
■CNBC「チェンジメーカーアワード」スピーチ
■読売新聞オンラインに掲載:
少女への差別解消に取り組む国際団体の代表が来日、Z世代に支援訴える : 読売新聞
- CNBC「Changemaker」(ビジネスを変革する女性リーダー)に選出
- 「Outstanding Asian Americans in Business 50」に選出
- WIRED「次の25年を形づくるリーダー」に選出
- カンボジア国王より教育への貢献によりナイトの称号を授与
- Young Presidents’ Organization(YPO)メンバー
- Global Press Institute理事
- Neythri(南アジア系女性プロフェッショナルのグローバルネットワーク)設立メンバー兼ソーシャルインパクトアドバイザー
- BBC、ブルームバーグ、ABC、CNBC、The Times of Indiaなど国際メディアでの発信多数
📍学歴:
- ノースカロライナ大学チャペルヒル校にて生物統計学修士号を取得
- カリフォルニア大学バークレー校にて南アジア政治学の修士号および博士号を取得