最新のアニュアルレポートをお届けします!累計5200万人の教育支援を達成、29か国へ教育事業を展開!


2025年、ルーム・トゥ・リードは設立25周年という大きな節目を迎えました。
四半世紀にわたり、「子どもの教育が世界を変える」という信念を胸に、世界中の子どもたちと支援者と共に歩み続けてまいりました。その成果をまとめた最新の2024年アニュアルレポート(年次報告書)から、主要なハイライトをご紹介します。


ルーム・トゥ・リードCEO ギータ・ムラリからのメッセージ
25年の歩みと、これからはじまる新たな物語


25年前、ルーム・トゥ・リードの活動は、ある大胆で明るい信念から始まりました。
「教育は単なる手段ではなく、世界を変える最も力強い原動力である。」
その考えこそが、私たちの原点です。

四半世紀が経った今、その信念は確かな形となって現れています。
初めて言葉を読み、世界を知る子どもたちの笑顔。
未来を自らの手で切り拓く少女たちの力強い姿。
誇りと目的を持って前進する地域社会の変化。

私たちの活動は、単なる慈善活動ではありません。
教育という力を通じて、子どもたちが生まれ育った環境に左右されず、自らの可能性を広げられるよう支える——
未来を築くための取り組みです。

子どもたちが「壁」によって可能性を制限されるのではなく、
「扉」を自らの力で開いていけるように。
私たちは、そのための空間を、実際にも、象徴的にも、共に築いています。

この物語は、今も続いています。
一人の子どもから、一冊の本から、そして一つの未来から。
そのすべてが、皆さまのご支援によって紡がれています。

ギータ・ムラリ博士
ルーム・トゥ・リード CEO


世界29か国5,200万人へ教育を届ける。広がり続けるインパクト。

ルーム・トゥ・リードのプログラムは、子どもたちの読解力を大きく伸ばしています。非導入校の生徒と比べて、読解スピードは最大2.5倍、理解度は2.6倍に向上しています。

また、思春期の子どもたちの感情的レジリエンスや意思決定力といったライフスキルも強化され、わずか2年間で比較校よりも統計的に有意な成長が確認されています。これにより、自信を持ち、公平性を重んじる若者の育成に確かな効果があることが示されています。




更に、25年間の歩みの中で、ネパールを皮切りに始まった活動は世界29か国に広がりました!

世界中の活動や成果、皆様のサポートとともに成長する子どもたちのメッセージなど、詳しくはアニュアルレポートをご覧ください。
皆様のあたたかいご支援とご協力に、心から感謝いたします!


本件に関するお問合せ:japan@roomtoread.org

【緊急支援】ベトナムが甚大な被害に見舞われています。ご支援をお願いします。

ベトナムの図書室。緊急支援にご協力ください。

いつも温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
今朝、台風被害の渦中にあるベトナム現地から、緊急のメッセージが届きました。皆様
に心よりご協力をお願いしたく、ベトナムのカントリーディレクター、ヌオン・グエンの声をお伝えします。


この数週間、ベトナムでは3度にわたる強力な台風が相次ぎ、ルーム・トゥ・リードが活動する地域にも深刻な被害をもたらしました。

中でも、9月末に上陸した台風ブアロイは近年で最も大きな被害をもたらし、17万戸以上の家屋が損壊・浸水、2万5,000ヘクタールを超える農地が被害を受け、経済損失は約6億米ドル(約950億円)に上ると報告されています。

暴風と洪水はルーム・トゥ・リードが支援を届ける学校や図書室も甚大な被害を与え、多くの子どもたちが学びの場を失いました。


この悲劇を受け、ベトナム現地では職員が一丸となって、子どもたちの教育に対する長期的な影響を最小限に抑えることに全力を注いでいます。
住民が自宅へ戻り始めるなか、現地チームは子どもたちが安全に学びを再開できるよう迅速に対応を進めていますが、活動再会に向け、日本をはじめ、グローバルコミュニティの支援が必要です



皆さまのご支援により、次のような活動を進めることができます:
・被害を受けた図書室の再建
・修復 ・浸水した教材・本の再配布
・学校再開までの教育支援と安全な学びの場の確保


ルーム・トゥ・リードは25年間にわたり、ベトナムの地域社会の信頼できるパートナーとして、前進の時も困難の時も共に歩んできました。

どうか、今後も活動を進めらるよう、ご支援をお願いいたします
どのような状況下でも、ベトナムの子どもたちの学びが続くように支えてくださることに、心より感謝申し上げます。

感謝を込めて
ヌオン・グエン
ルーム・トゥ・リード・ベトナム・カントリー・ディレクター


ルーム・トゥ・リードは2001年にベトナムで活動を開始し、教育支援の草分け的存在として歩んできました。
特に、農村部や少数民族地域など教育機会の乏しい地域へ教育を届け、これまでに延べ250万人以上の子どもたちが支援を受け、識字教育および女子教育プログラムを導入した学校は1,500校にのぼります。

どうか、この度の試練を子どもたちと共に乗り越えられるよう、温かいご支援とご協力をお願いいたします。

ルーム・トゥ・リード・ジャパン事務局

【残席わずか!】10/14「感謝の会」@虎ノ門 │ CEOギータ1年ぶりの来日&国際ガールズ・デーを記念して


10月11日は、「国際ガールズ・デー」。世界中の少女たちが、自らの力で未来を切り拓ける社会の実現を目指す日です。

ルーム・トゥ・リードでは、設立以来、世界で累計340万人以上の少女たちに対し、「女子教育プログラム」を通じて教育やライフスキルの習得を支援してきました。 最新データでは、プログラム参加者のうち91%が次の学年へ進級し、81%が高等教育進学または就業へと進んでいます。


▲女子教育プログラム参加の少女たちと、ソーシャルモービライザー(地域の女性メンター)

また、CEOのギータ・ムラリは、世界的なニュースネットワークCNBCの「チェンジメーカー・アワード」を受賞し、世界的にも注目される女性リーダーの一人です。
彼女の母は児童婚を迫られた世代でしたが、勇気をもって「いいえ」と言い、教育の道を選びました。

▲統計学の博士課程の卒業式で。母(左)とともに。

その選択がギータの人生を切り拓き、現在は29か国で活動するルーム・トゥ・リードのCEOとして、世界中の少女たちに希望を届けています。
ギータの半生と、教育にかける思いをぜひご覧ください:


📍残席わずか!「Celebrating 25 Years of Impact ~ルーム・トゥ・リード25周年 感謝の会~」開催!

10月14日(火)、CEOのギータが1年ぶりに、そしてネパール・カントリー・ディレクターのプシュカ・シュレスタが16年ぶりに来日します!
こうして皆さまに直接お集まりいただける機会は、実に6年ぶりとなります。残席がわずかとなっております。ぜひお早めにお申し込みのうえ、この記念すべき節目をご一緒ください。

📅 開催概要

日時:2025年10月14日(火)18:30〜20:00(開場:18:00)
会場:Vision Center Tokyo 虎ノ門(東京都港区虎ノ門2-4-7 T-LITEビル5階 504)
言語:日本語・英語(サポートあり)
形式:招待制。参加費はかかりません。
※ギータ・ムラリは19:00頃までの出席を予定しています。ぜひお早めにお越しください。
※軽食の提供はございませんが、飲み物とスナックをご用意しております。お持込み、差し入れも歓迎いたします☺️
主催:認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン

✅ お申込み方法
こちらより事前にご登録のうえ、ご参加ください。
お問合せ:japan@roomtoread.org


皆さまとこの特別な節目をご一緒できますことを、心より楽しみにしております。どうぞ、素敵な「国際ガールズ・デー」をお過ごしください!

▲女子教育プログラム(カンボジア)。

社内ボランティアデー開催!世界中の児童書を翻訳 │Goldman Sachs CTW Volunteer Day: Translating Children’s Books from Around the World


(English follows after Japanese)
📚多言語の児童書翻訳を通して、「子どもの教育が世界を変える」を後押し!

▲スワヒリ語の児童書に英語と日本語の翻訳を併記。国内外の子どもたちが幅広く楽しめる一冊に。こちらからお読みください!

7月29日、ゴールドマン・サックス東京オフィスにて、ルーム・トゥ・リードとの Community TeamWorks (CTW) が開催されました。
CTWは、社員がチームで社会課題に取り組むゴールドマンサックス独自のグローバル・ボランティアプログラムです。

当日は、ゴールドマン・サックス証券株式会社 代表取締役社長であり、ルーム・トゥ・リード リージョナル・ボードメンバーでもある 居松秀浩氏、さらにゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社 代表取締役社長で長年のご支援者でもある 堤健朗氏も出席。社員11名の皆さまとともに、本と教育をテーマにしたユニークなボランティア活動に取り組みました。

写真右:居松秀浩氏(ゴールドマン・サックス証券株式会社 代表取締役社長、ルーム・トゥ・リード リージョナル・ボードメンバー)

📚「ブックスワップ」でアイスブレイク!他部署の仲間と本でつながる

まずは、自己紹介を兼ねて「おすすめの本」「好きな本」を持ち寄る ブックスワップ(本の交換会) を実施しました。

『DIE WITH ZERO』『論語と算盤』『Life Shift』といった金融やビジネス書から、『ぐりとぐら』や『感動する地図帳』などの児童書、『日ソ戦争』といった歴史・社会書まで、多彩なタイトルが並びました。

居松社長は児童書『モモ』を紹介し、「豊かな時間の使い方」というテーマを参加者と分かち合いました。

📚翻訳活動で「本の力」を実感!


活動のメインは、デジタルライブラリー「Literacy Cloud」 に掲載されている各国の絵本を日本語に翻訳するワーク。アジア・アフリカを中心に約50タイトルが提供されました。

「翻訳されているシールを貼りつける作業ではなく、実際に文章を翻訳するため、表現の工夫や言葉選びに頭を使いますね」

「本が持つ力をあらためて実感しました!」

「日本語の絵本らしくするには、ひらがな主体の文章に助詞を入れる工夫が大切だと気づきました」

といった声が寄せられ、深い学びと達成感に包まれたひとときとなりました。

📚経営陣からの温かいメッセージ

居松氏は参加メンバーに向けて、
「ルーム・トゥ・リードのCTWは、これまで経験した中でも特に心に残る活動になると思います」
とコメント。ご自身のチャリティランナー経験を振り返りつつ、教育支援の大切さと今後の継続的な応援への想いを語りました。

また堤氏は、
「ルーム・トゥ・リードのイベントは手づくり感があって温かい。コストの透明性が高く、自信を持って応援できる団体」
と長年寄付を続ける理由を述べ、深い信頼をあらためて示してくださいました。

今回のCTWは、ゴールドマン・サックスとルーム・トゥ・リードの長年にわたるパートナーシップを一層強める機会となりました。ご協力に心より感謝申し上げます。


📚9月は国際識字月間!ご寄付の効果が2倍になって子どもたちに届きます!

📚お問い合わせ

CSRや社員ボランティアを通じて、多くの企業が社会貢献とともに企業価値を高めています。活動のご相談やお問合せについて、お気軽にご連絡ください。
📩 japan@roomtoread.org


(English summary)
Goldman Sachs CTW Volunteer Day: Translating Children’s Books from Around the World

📚 Supporting “Education Changes the World” through multilingual children’s book translation

On July 29, Goldman Sachs Tokyo hosted a Community TeamWorks (CTW) event in partnership with Room to Read.
CTW is Goldman Sachs’ global volunteer program where employees work in teams to address social challenges.

The event was attended by Mr. Hirohide Imatsu, President of Goldman Sachs Japan Co., Ltd. and a Regional Board Member of Room to Read, and Mr. Kenro Tsutsumi, President of Goldman Sachs Asset Management Co., Ltd. and a long-time supporter of our work. Together with 11 employees, they engaged in a unique volunteer activity centered on books and education.


📚 Icebreaker with a Book Swap
The day began with a book swap, where participants introduced themselves by bringing a “favorite” or “recommended” book. Titles ranged from business and finance books like Die With Zero, Analects and Abacus, and Life Shift, to children’s classics like Guri and Gura and The Moving Map Book, as well as history and social studies titles such as The Soviet-Japanese War.

Mr. Imatsu introduced Michael Ende’s children’s classic Momo, sparking a conversation about “how we use our time meaningfully.”


📚 Experiencing the Power of Books through Translation
The main activity was translating storybooks from Room to Read’s digital library Literacy Cloud into Japanese. Around 50 titles, primarily from Asia and Africa, were offered.

Participants shared reflections such as:

  • “It wasn’t just labeling or checking off translations, but really crafting sentences and choosing words thoughtfully.”

  • “I rediscovered the power of books!”

  • “I realized that making it feel like a Japanese children’s book requires careful use of hiragana and particles.”

The session was filled with learning, creativity, and a strong sense of accomplishment.


📚 Warm Messages from Leadership
Mr. Imatsu told participants:

“Room to Read’s CTW will be one of the most memorable activities I’ve ever taken part in.”

He reflected on his own experience as a charity runner and emphasized the importance of supporting education and continuing this commitment.

Mr. Tsutsumi added:

“Room to Read’s events always feel warm and handcrafted. Their transparency around costs makes it easy to support them with confidence.”

His words highlighted the trust and confidence that have fueled his long-standing contributions.


This CTW was a wonderful opportunity to further strengthen the long-standing partnership between Goldman Sachs and Room to Read. We are deeply grateful for their continued support.

📚国際識字月間📚「Fill Every Shelf」 キャンペーン開催中!9月は寄付の効果が2倍になります✨


9月8日の国際識字デーを記念して、ルーム・トゥ・リードでは「Fill Every Shelf(世界中の本棚をいっぱいに)」キャンペーンを実施しています!
世界にはまだ、本が並ぶのを待っている本棚がたくさんあります。ベトナムのある学校でも、本棚は整っているのに、子どもたちが手に取れる本が足りていません。

低・中所得国に暮らす10歳の子どもたちのうち、10人中7人が簡単な文章を読んで理解することができません
ルーム・トゥ・リードは、すべての子どもが自分の言葉で書かれた本に出会える世界を目指しています。しかし、その実現には皆さまの力が必要です。

誰一人取り残さない、すべての子どもにひらかれた学びを

ルーム・トゥ・リードでは、子どもたちの多様なニーズに応えるため、さまざまな取り組みを進めています。

  • 点字の本を出版
    ルワンダ、ベトナム、フィリピンで、視覚に障がいのある子どもたちのために点字絵本を制作。

  • 多言語・バイリンガル書籍の普及
    ズビン財団やオックスファムと協働し、繁体字中国語と母語の2言語で10,000冊以上を出版・配布。

  • 国の教育制度と連携
    バングラデシュでは教育省と協力し、全国の政府小学校に図書室を設置する取り組みを推進中。

本は、子どもたちの「自分の世界を映す鏡」であると同時に、「新しい可能性を広げる窓」でもあります。ご支援をお待ちしています


✅今ならご寄付が2倍に!
2025年9月30日まで、ボードメンバー(理事会)のご協力により、ご寄付と同額がマッチングされます。新たにマンスリーサポーターとしてご登録いただいた場合も対象となります。この機会にぜひご参加ください!

✨ご寄付でできること
📚 3,000円 … 2040冊の現地語の絵本
✏15,000円… 子ども2人4人の識字教育1年分
🌱225,000円で、図書室12室分を本で満たすことができます。

この秋、子どもたちに「読書の季節」を届けませんか?


✅ご支援方法

▼銀行振込でのご支援
銀行名:三菱UFJ銀行
支店名:虎ノ門支店
口座番号:普通 0425102
口座名:トクヒ)ルーム トウ リード ジヤパン
こちらからご寄付についてお知らせください。

※ルーム・トゥ・リード・ジャパンへのご寄付は確定申告をすることにより寄付金控除の対象となります。詳しくはこちらをご覧ください。


💛あなたのご支援が子どもの未来を変えます

  • 寄付の効果が2倍に:ご支援いただいた金額と同額がマッチングされ、子どもたちに届く効果が2倍になります。

  • グローバルな教育支援の一員に:ニュースレターや活動報告を通して、世界中で広がる読書の力を実感いただけます。

  • 誇りを持って行動できる:すべての子どもが本にアクセスできるよう支えることは、社会を変える力となります。

📚 Fill Every Shelf キャンペーンを通じて、子どもたちの本棚を物語で満たし、未来を広げていきましょう!ご参加をお待ちしております📚

📥本キャンペーンに関するお問合せ:
認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン
japan@roomtoread.org