パレスチナおよびレバノンの危機に対する支援活動

現在、パレスチナでは100万人以上の子ども達が、レバノンでは50万人の子ども達が学校に通うことができません。

多くの方々が、今まさに起こっている危機に影響を受けているすべての子ども達のことを深く心配していることでしょう。中東におけるルーム・トゥ・リードの活動は、緊急のニーズに応えるため、子ども達がいるところならばどこにでもかけつけるべく、急速に拡大しています。

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北部レバノンの学校シェルターや難民キャンプに到着する子ども達のために、私達は児童書をはじめとする教育支援の体制を整えています。子ども達が心身ともに栄養を保ちながら学び続けられるよう、学習教材と食料キットを、現地パートナーと協力して提供しています。また、社会的・情緒的な支援を提供できるよう、シェルタースタッフのトレーニングも行っています。

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パレスチナの現地パートナーであるANERAと、5,000個の教育支援パックをガザ地区での配布に向けて準備を進めています。
近日中に、パレスチナの作家やイラストレーターによって制作され、アラビア語で書かれた児童書作品集を作成します。加えて何万冊もの本を、それぞれの子ども達の状況に合わせた内容で届け、読書スキルの向上をサポートしていきます。

私たちの活動は、家族が困難を乗り越えるための支援となる包括的なエコシステムの一部として進められています。ルーム・トゥ・リードは、子ども達が学び続け、未来に希望を持ち続けられるよう、今最も必要な支援を提供しています。

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ルーム・トゥ・リードは中東で約10年間にわたり活動を続け、予測不可能な状況や強制移動、紛争の中にあっても、約120万人の子ども達が学びを継続できるよう支援をしてきました。子ども達とそのコミュニティにとって、安全で支えとなる場所を提供するために、この地域全体で何千もの図書室を設立してきました。

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アラビア語での本や資料を提供することで、子ども達が自分の生活や文化を反映した物語や知識にアクセスできるようにしています。また、子ども達に社会的・情緒的なサポートを提供できるスキルを身に着けるよう、地元の教師やメンターを訓練しています。これによって、子どもたちが生きる力を失わず、学ぶことへの夢や愛を持ち続ける手助けをしています。

教育そのものが希望です。
ルーム・トゥ・リードのチームは世界中で、子ども達が読書を続け、学び続け、未来への希望を抱き続けられるよう、あらゆる手段を尽くしています。

教育キットは1セット700円。
そして450円以下で子どもが集中して学習できる食事を提供できます。
ご支援をお待ちしております

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【11/18開催】「ELLEgirl」×「ルーム・トゥ・リード」スペシャルイベント

11月18日(月)、ルーム・トゥ・リードCEOのギータ・ムラリ博士と、モデル・起業家として活躍するZ世代インフルエンサーの佐藤マクニッシュ怜子さんのトークセッションが開催されます!

本イベントでは、佐藤マクニッシュ怜子さんとギータ・ムラリCEOが社会に変化をもたらしてきた経験や、挑戦をどう乗り越えてきたかを深掘りし、その想いを共有します。

当日は、ルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムを経験し、チェンジメーカーとなった少女達の実話をまとめた映像作品「少女達が未来を変えていく」を上映。ハラスメントやジェンダー差別に立ち向かう少女の姿を通して、参加者自身が「自分ができるアクション」を考えるワークショップも予定しています。ジェンダー平等や社会変革に興味のある人はもちろん、もっと知りたいというZ世代にぴったりの内容です。

イベント詳細および参加応募(11/4締)は「ELLEgirl」様の特設サイトをご覧ください。


【開催概要】
You Create Change with ELLEgirl × Room to Read ~あなたが未来を変えていく~
日時:2024年11月18日(月)19:00~20:00(受付開始 18:30)
会場:EAT PLAY WORKS(東京都渋谷区広尾 5-4-16 3F|広尾駅徒歩1分)
定員:30名(希望者多数の場合は選考)
参加費:無料
言語:英語・日本語(逐次通訳つき)

タイムテーブル
18:30 開場・受付開始
19:00 イベント開始・映像上映(約10分)
19:15 トークセッション開始
19:45 ワークショップ開始
20:00 イベント終了

応募概要
詳細はこちらをご覧ください(11月4日締切)


登壇者プロフィール:

ギータ・ムラリ/「ルーム・トゥ・リード」のCEOとして教育を通して何百万人もの子どもたちの人生を変え、非識字やジェンダー間の不平等のない世界を目指す国際的な団体を率いる。母親が児童婚の危機を乗り越えた経験があり、その背景から「ルーム・トゥ・リード」に寄せる情熱と独自の視点をもつ。識字率向上とジェンダー平等へのコミットメントは、元米国大統領夫人ミシェル・オバマやビル&メリンダ・ゲイツ財団などから高く評価されている。「BBC」や「ブルームバーグ」「Times of India」などにも取り上げられ、「WIRED」では次世代のリーダーとして紹介された。

REIKO MCNISH SATO

佐藤マクニッシュ怜子/ 大学在学中に「AMATERAS」を立ち上げ、和のイメージを取り入れたラウンジウエアブランドがハリウッドのセレブリティからの注目を集め、日本でも人気に火がついた。2022年マレーシアにルーフトップバーを展開するなどアパレルに限らずグローバルに事業展開をしている新進気鋭の若手実業家。

自身のSNSでも女性のキャリアや社会問題に関しても発信したり、リトリートやエンパワメントの活動にも積極的。女性たちを一歩踏み出すきっかけをつくり、常に支持を集めている。

【予告】2025年3月2日、世界21か国から164名のチャリティランナーが集結します!/ March 2, 2025 – 164 Charity Runners Will Gather from 21 Countries!

 

沿道応援の様子 / Photos from Tokyo Marathon 2024 ©東京マラソン財団

ルーム・トゥ・リード・ジャパンは、2025年3月2日(日)開催の東京マラソン2025チャリティに引き続き寄付先団体として参加します!
Room to Read Japan will again participate as a recipient organization in the Tokyo Marathon 2025 Charity, which will be held on Sunday, March 2, 2025!

世界中のランナーを魅了してやまない「東京マラソン」。2025年の東京マラソンの走行権を確保すべく、チャリティランナー応募期間(6月後半~7月初旬)には世界中のランナーから応募や問い合わせが殺到しました。厳選なる抽選の結果、ルーム・トゥ・リードでは当初予定していたスロット数に加え追加スロットを確保し、世界21か国から164名のチャリティランナーを迎えます!

The Tokyo Marathon, which never fails to captivate runners from all over the world, has attracted a surge of applications and inquiries from runners around the globe during the Tokyo Marathon 2025 Charity Runner application period (late June to early July) as they strive to secure running slots for the 2025 event. As a result of a rigorous selection process, Room to Read was granted extra slots and will welcome 164 charity runners from 21 different countries, exceeding our initial plan!

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2023年アニュアルレポートをお届けします!累計4500万人の教育支援を達成、毎分3人の子どもの教育を支援

ルーム・トゥ・リードはこの度、2023年アニュアルレポート「Making Room」を発行しました。レポートのダイジェストと、ルーム・トゥ・リードCEO ギータ・ムラリ博士からのメッセージをお届けします。


▲画像をクリックしてレポートをお読みください

累計4500万人の教育支援を達成!毎分3人の子どもへ教育を届ける
ルーム・トゥ・リードは長期計画『ビジョン2025
』において、「2025年までに4,000万人の子どもたちに教育を提供する」という目標を掲げました。この度、その大きな目標を上回り、累計4,500万人以上の子ども達に教育という贈り物を届けることができました!


特に2023年は、単年で1,000万人以上の子どもたちに教育の機会を提供することができました。

これもひとえに、地域社会や政府との連携を深め、さまざまな手法でプログラムを展開した結果です。そして何より、長年にわたる皆さまのご理解とご支援、さらにコロナ禍という困難な時期にも寄り添い続けてくださった温かいご協力のおかげです。心より感謝申し上げます。
各国の活動や成果について、詳しくはアニュアルレポート「Making Room」をお読みください。


ルーム・トゥ・リードCEO ギータ・ムラリ博士からのメッセージ

親愛なる皆様へ

子ども達には「場所」が必要です。それはシンプルでありながらも深い考え方です。

子どもが学ぶための場所を持ち、自己価値を実感し、自らの選択をする空間があると、すべてが変わります。この教訓を最初に教えてくれたのは母でした。彼女は13歳で教育を放棄して結婚することを拒み、母や祖母が選んだ道を踏まないことを決意しました。彼女は新しい道を切り開くための「場所」を作り出しました。私が機会を追求し、自分で築いた充実した人生を送ることができたのは、母の選択の結果です。

ギータの母 ルクミニ

ルーム・トゥ・リードは、すべての子ども達にそのような機会を提供し、学びと持続的な変化を生み出すための「場所」を作り出し、ますます迅速に提供しています。私たちは長期計画であるビジョン2025の目標を超え、2025年までに4,000万人の子ども達に恩恵をもたらすという目標を達成しました。現在までに、24カ国で4,500万人の子ども達に基礎的な学習スキルを提供しています。

それでも、これからの課題に注力し続けます。最近の世界的な危機は学びに大きな後退をもたらしました。現在、約2億5,000万人の子ども達が学校に通っておらず、10歳児の中には簡単な文章を理解できない子どもが多数います。さらに、UNESCOは2030年までに普遍的教育を達成するために、追加で4,400万人の教師が必要だと警告しています。

ルーム・トゥ・リードは、これらの課題を解決するために独自の立場を持っています。今年、レバノンのベカー渓谷の非公式教育センターに図書室を設置し、難民コミュニティの子ども達に数千冊の本を届け、緊急状況にある子ども達の特別なニーズに関する研修を提供しました。2023年末までに、このプロジェクトは地域で58,652人以上の子ども達に恩恵をもたらしました。

また、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーとのパートナーシップを通じて、アジアの15カ国*で「She Creates Change」(少女達が未来を変えていく)映像シリーズを放送し、プログラム内外の数百万の少女たちに自己価値の向上とジェンダー平等に関する内容を提供しました。

さらに、72,500人以上の教育者に識字教育の研修を行いました。その結果、パートナー校の2年生は、比較校の生徒よりも正しく読む単語の数が2倍以上、理解度の質問に正答する割合が70%多くなっています。

25周年を迎えるにあたり、私たちの過去を誇りに思い、未来に自信を持って向かっています。ルーム・トゥ・リードの成果は、私たちのグローバルなチームの献身と、皆様のようなパートナーの寛大さによって可能になっています。共に、私たちは次の章を紡ぎ、数百万の子ども達、彼らの家族、そして次世代に持続的な変化を生み出す「場所」を作り出していきます。

ギータ・ムラリ(博士)
ルーム・トゥ・リード CEO

写真:2023年10月に開催した講演・上映イベントの風景(共催:デロイト トーマツ コンサルティング合同会社)

各国の活動や成果について、詳しくはアニュアルレポート「Making Room」をお読みください。
皆様のあたたかいご支援とご協力に、心から感謝いたします。
本件に関するお問合せ:japan@roomtoread.org

【国際遺贈寄付の日】教育という永遠の贈り物。遺贈寄付者の声をご紹介します


「遺贈」とは、遺言で財産を無償で譲ることです。遺言による寄付に加え、相続財産や信託による寄付も含めて「遺贈寄付」と呼びます。
国際遺贈寄付の今日、実際に、ルーム・トゥ・リードへの遺贈寄付を決断されたご寄付者をご紹介します。

遺贈寄付者:Dr. ラジ・アムビカイラジャーさん

あなたは10年以上ルーム・トゥ・リードを支援されていますが、この組織をずっと支援されているきっかけは何ですか?

ルーム・トゥ・リードのことを初めて聞いたとき、その指標や大胆な目標、またビジネスモデルの詳細に惹かれました。エンジニアである私は論理的に考えました。これは、非識字の撲滅に真剣に取り組み、それを実現する方法を知っている組織でした。私は、野心的で粘り強く、すべての子どもに平等で質の高い教育を提供するために、真摯に取り組む世界的な運動に参加したいと思いました。

ルーム・トゥ・リードを遺言に含めようと思った理由は何ですか?また、この活動に熱心な人たちに、寄付を検討することを勧める理由は何ですか?

私が初めてルーム・トゥ・リードに関わったのは、20代半ばでした。私は自分のキャリアを始めたばかりで、自分が大切にしている活動に貢献できるほどの収入はありませんでした。でも、自分の人生とキャリアを社会にとってインパクトのあることのために使うことは、私にとって重要なことでした。当時私が持っていた唯一の手段は、私自身の将来への約束でした。私はファイナンシャル・プランナーを探し、遺言をまとめ、ルーム・トゥ・リードを含めました。私が生きている間に寄付をする能力が持てるかどうかはわかりませんでしたが、私が人生で創り出したものによって、すべての子ども達へ、教育という永遠の贈り物を届けるという事実に、勇気づけられました。

将来への約束を通じて、あなたは教育におけるジェンダー平等と、一世代で非識字を撲滅できる世界を作る手助けをしています。それはあなたにとってどのような意味を持つのでしょうか?

私たちの誰もが一生の間に与えることのできる最良の影響は、自身の時代を超えるものであると信じています。私たちが人類の歴史のどの時代にいようと、質の高い教育は人々を平等にし、世界で起きている課題を解決に導き、未来の変革者を生み出すための最も効果的なツールです。私が少しでもその役割を果たせれば、それは私にとって大変重要なことです。


「ルーム・トゥ・リードに遺贈をするには?」まずはご相談ください

  • 金額の大小に関係なく、遺贈寄付を受け付けております。遺贈寄付については、しばしば大きな金額を想像されることがありますが、実際には金額に制限はございません。数万円のご寄付や、金融資産の一部等の範囲で遺贈されるご寄付者もたくさんいらっしゃいます。非識字やジェンダー間の不公平のない未来を目指して、できる範囲でご支援をご検討ください。
  • 多くのご遺贈者が、使途を限定しないご支援を選ばれています。支援内容、支援先のご希望がありましたら、ぜひお聞かせください。

  • 遺言書の作成にあたり、遺贈先として「特定非営利活動法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン」と明記してください。

  • 金額の大小に関わらず大切なご遺産をお預かりすることに加え、証券や不動産等、現金に限らない遺贈のご相談も随時お受けします。

その他、ご寄付者の声などご遺贈・遺産の寄付についてのページにてご覧ください。

遺贈ハンドブック(無料)のご送付、専門家によるお電話での無料相談も承ります。まずはメールにてお気軽にお問合せください。
japan@roomtoread.org