【寄付の効果が5倍!12/23~12/25】文化や言語の壁を越えて教育を届ける力│南アフリカ訪問レポ―ト

いつもあたたかいご支援をいただき、ありがとうございます。
ボードメンバーの正直知哉・ゆりです。

本日は、皆さまに大切なお知らせがあります。
本日からクリスマスの25日まで、ご寄付に対し、長年の支援者より「5倍マッチング」が実施されます!

例えば1万円のご寄付が、マッチングにより合計5万円の支援となり、7名の子どもの教育をサポートすることができます。
👉 ご支援はこちら

なぜ、ルーム・トゥ・リード応援するのですか?
私たちがよくいただく質問です。

▲学校訪問を歓迎してくれた子どもたち

その答えは、先日グローバルボード(国際理事会)のメンバーと訪問した南アフリカの現場にありました。
当初はタンザニアで予定されていた現地訪問が、現地の政治暴動により、開催わずか1週間前に南アフリカへ急遽変更に。

▲先生、保護者、ルーム・トゥ・リード職員など大集合!

日本と比べてインフラ整備が十分ではない環境での変更は、想像以上の困難を伴います。
それでも、ルーム・トゥ・リードのスタッフは、笑顔を絶やさず、驚くほどの機動力と柔軟性をもって対応していました。


教育への情熱、子どもたちへの献身、そして文化や言語の壁を越えて支援を届ける力
そして何よりもルーム・トゥ・リードの教育プログラムの効果と拡張性
ルーム・トゥ・リードが29か国で5,200万人もの子どもたちへ教育支援を広げられた理由です。

■教育が子どもに「自信」を与える

学校では、まず低学年の生徒が現地語の読み書きを学習する様子を見学しました。先生たちはルーム・トゥ・リードから指導教育を受けた方々で、プログラムを現地で実践しています。

圧倒されたのは、教室での小さな子どもたちの熱気。「学びたい」という熱い気持ちがヒシヒシと伝わってきました。

続いて、高学年の生徒たちが図書室を案内してくれました。私たちの南アフリカ訪問が決まったのはわずか1週間前。

案内訳の生徒たちに与えられた準備期間はほとんどなかったはずです。それでも、流暢な英語で堂々とプレゼンテーションする姿に圧倒されました。

もっとも胸を打たれたのは、子どもたち一人ひとりが持っていた揺るぎない自信です。自分の未来を語る姿は、まさに教育がもたらす希望そのものです。
生徒の親御さんも招かれ、子どもたちのルーム・トゥ・リードでの学習効果について熱く語ってくれました。

■世界中の子どもたちのサンタさんに
今日からクリスマスまで、教育という“一生の贈り物”を届ける特別な期間です。

皆様のご支援が、5倍の効果で支援地域に届きます。
👉 ご支援はこちらから

どうかこの年末、未来をひらく種まきをご一緒ください。

ルーム・トゥ・リード グローバルボード
正直知哉・ゆり
正直 知哉氏:ピムコジャパンリミテッド共同代表者 兼アジア太平洋共同運用統括責任者。プロフィールはこちらをご覧ください。


✅「Action for Education2025」へご支援ください

クリスマスまであと3日。残り1,685名分の教育支援を一緒に達成しませんか?12/23~12/25は寄付の効果が5倍です!
👉 ご支援はこちらから


支援リターン:
ルーム・トゥ・リード25周年を記念し、様々な支援メニュー及びリターンをご用意しております。
📤 全員に感謝のメッセージ & ご報告メール
🎁 3万円以上:カードセットをお届け
📚 15万円以上:デジタル絵本にお名前掲載
🏫 50万円以上:図書室のプレートにお名前掲載(南アフリカ)

キャンペーン概要はこちら


・銀行振込をご希望の方はこちらからお選びください。


✅マッチングに寄せて

15年前、ルーム・トゥ・リード・ジャパンを立ち上げたばかりの私を驚かせたのは、ある支援者の「マッチングしますよ」という一言でした。

自分の寄付に誰かが並走し、インパクトが倍になる…そんな魔法のような方法に、深く感銘を受けたことを覚えています。今回、長年のご支援者のご厚意により、なんと5倍という特別な機会が実現しました。

一人の想いが大きな力へと変わり、子どもたちの未来を拓いていく。この5倍の魔法を、どうかサンタクロース・アクションとしてご一緒いただければ嬉しく思います。

ルーム・トゥ・リード・ジャパン
事務局長 松丸佳穂

「未来を選ぶ力」へ教育投資を│アフリカ現地訪問レポート


■未来を変える「アフリカ」の教育
いつも温かいご支援をありがとうございます。ルーム・トゥ・リード リージョナルボードメンバーのコールドウェル中島恵です。

私は20年以上前、娘が読み書きを覚え始めた頃にルーム・トゥ・リードと出会い、国際色豊かな母親たちとともに、ルーム・トゥ・リードの東京拠点(ボランティアグループ)を立ち上げました。

当時日本ではチャリティーやプロボノの活動がアメリカのように一般的ではなかったので、彼女たちから本当に沢山の事を学びました。今でも大切にしている事は「楽しみながら結果を出す事」です。

25年前にネパールへ「本を届ける」ことから始まったルーム・トゥ・リードの活動は、世界中のボランティアの力と情熱あふれる職員の働きで今では世界29か国年間1,400万人もの子どもたちへ教育を届けるまでに広がりました。

読み書きだけではなく、女子には男子と平等であるという意識をもたせるプログラムも必要です。いずれ母親になる女子が教育を受ける事で、彼女たちの子どもたちは必ず読み書きができるようになります。


この団体のすぐれたところは資金を調達する事だけではなく、教育プログラムを開発、そして現地の政府との協力のもと、確実に子どもたちを教育して結果を出している事です。今、私たちの活動は、未来の人口を担うアフリカ大陸へと向かっています。

■25年後、世界人口の25%がアフリカに暮らす


今年11月、私は南アフリカのダーバンで開催されたルーム・トゥ・リードのグローバルボードミーティング(世界中のボードメンバーが集まる理事会)に参加しました。ボードメンバーは皆さん寄付者であり、プロボノでこの活動に参加しています。この会議で、専門家から衝撃的な事実を聞きました。

  • 2050年アフリカの人口は世界人口の4分の1を占め、世界人口の19歳以下の子どもの約40%が、アフリカに集中する。

  • アフリカ大陸の8割を占めるサブサハラ・アフリカでは、10歳になっても10人中9人が簡単な文章を読めないなど、貧困の連鎖と同時に深刻な学習危機が続いてる。


これは、驚きの数字でした。ここを底上げしなければ、先進国との差はますます広がり、そして世界全体の経済が下降線をたどります。

将来を担う彼らが「未来を選ぶ力」を育むには、最低限読み書きができるという基礎教育が不可欠です。これは、今なにもしなければ確実に起こるたった25年先の現実です。

この状況に対応すべく、ルーム・トゥ・リードはアフリカ地域において、2027年までに過去3年間の3倍にあたる、年間800万人への教育支援を目指しています。

■本を読む時間が、未来をつくる


訪問した現地小学校の図書室では、子どもたちの読書への情熱と教育を受ける誇りがひしひしと伝わってきました。子どもたちに好奇心に溢れた目の輝きがあるのはなんともうらやましい。

携帯やSNSがない彼らにとって、本を読む時間は自分の世界を広げる「宝物」であり、未来の選択肢を増やす大切な機会です。
ここでは自分のお気に入りの本を説明してくれました。


保護者との対話では、家庭での音読時間の確保や、読書習慣の継続について、真剣な思いでディスカッション。国や文化は違えど、子どもの未来を思う親の気持ちは同じですね

■未来への投資を絶やさずに


今回の訪問を通して、たくさんの方々の想いとともに寄せられた
教育という種が、未来を切り拓く力になると実感しました。

これからの世界を担う子どもたちのために、ぜひ、Action for Education 2025にご参加ください。

👉 ご支援はこちらから
心からの感謝を込めて。

ルーム・トゥ・リード リージョナルボード
コールドウェル中島 恵


✅年末キャンペーン「Action for Education2025」開催中!

ルーム・トゥ・リード25周年を記念し、特典をご用意しました!
ご支援特典:
📤 全員に感謝のメッセージ & ご報告メール
🎁 3万円以上:カードセットをお届け
📚 15万円以上:デジタル絵本にお名前掲載
🏫 50万円以上:図書室のプレートにお名前掲載(南アフリカ)

更に、12月のご寄付は、2倍の効果を発揮します!
キャンペーン概要はこちら

・銀行振込をご希望の方はこちらからお選びください。

【25ans (ヴァンサンカン)2026年 1月号掲載】設立から15年。あの図書室は、今も子どもたちの成長と共に。

25ans図書館の現地リポートが掲載(写真:ハースト婦人画報社プレスリリース)

11月28日(金)発売の女性誌『25ans(ヴァンサンカン)』2026年1月号(別冊付録①)に、25ansとルーム・トゥ・リードがスリランカで設立した図書室の15年の歩みが特集されました!

2011年、25ansのご支援でスリランカの小学校で誕生した学びの空間
地域の子どもたちに本と出会う機会を届けたい。
そんな想いから始まった取り組みが、15年の中でどのように受け継がれ、どんな変化を生み出してきたのか、紙面では豊富な写真とともに紹介されています。

また、現地を訪れたルーム・トゥ・リード リージョナルボードの正直ゆりからのメッセージや、女子教育プログラムへの取り組みにも触れられています。
教育がもたらす大きな変化を、ぜひ誌面でご覧ください。

スリランカの少女デュミ二の物語
今回の特集でも紹介されているスリランカの少女デュミ二。
干ばつで作物が育たない状況のなか、自ら行動を起こし、コミュニティに変化をもたらしました。
映像作品はこちらからご覧ください。


■掲載紙
「25ans (ヴァンサンカン)」2026年 1月号
※図書室については別冊付録①に掲載
発売日:2025年11月28日

価格:980円(税込)
出版社:ハースト婦人画報社
Web: 25ans(ヴァンサンカン)
リリース情報:株式会社ハースト婦人画報社のプレスリリース

ルーム・トゥ・リードから、感謝とともに
教育という種を植え、この15年の歩みを共に紡いでくださった25ansの皆さまに、心より御礼申し上げます!


世界中の子どもたちの教育をサポートしませんか?
ルーム・トゥ・リードは「子どもの教育が世界を変える」という信念のもと、2000年の設立以来、世界29か国で5,200万人以上の子どもたちに学ぶ機会を届けてきました。小さな一歩が、未来を大きく動かします。ぜひ、ご参加ください。

✅マンスリーサポーターになる


毎月の寄付で、世界中の子どもたちの識字教育と女子教育を継続的に支えることができます。さらに、2025年12月末までに新たにマンスリーサポーターとしてご登録いただいた方は、ボードメンバーのご協力により、ご寄付と同額がマッチングされます!
ご登録はこちら(「毎月」をお選びください)

✅年末キャンペーン「Action for Education 2025」に参加する!


2025年はルーム・トゥ・リード設立25周年、日本法人設立15周年にあたる節目の年です。新しい図書室の設立をはじめ、2,000名の子どもたちの教育支援に挑戦します。ぜひ、ご参加ください!キャンペーン概要はこちら

✅SNSやニュースレターでフォローする!

インスタグラムやXをフォローして最新情報やイベントをチェック。教育支援の現場や、サポーターの声に触れながら、気軽に国際協力に参加できます。
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お問合せ
認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン
Website: https://japan.roomtoread.org/
e-mail: japan@roomtoread.org

最新のアニュアルレポートをお届けします!累計5200万人の教育支援を達成、29か国へ教育事業を展開!


2025年、ルーム・トゥ・リードは設立25周年という大きな節目を迎えました。
四半世紀にわたり、「子どもの教育が世界を変える」という信念を胸に、世界中の子どもたちと支援者と共に歩み続けてまいりました。その成果をまとめた最新の2024年アニュアルレポート(年次報告書)から、主要なハイライトをご紹介します。


ルーム・トゥ・リードCEO ギータ・ムラリからのメッセージ
25年の歩みと、これからはじまる新たな物語


25年前、ルーム・トゥ・リードの活動は、ある大胆で明るい信念から始まりました。
「教育は単なる手段ではなく、世界を変える最も力強い原動力である。」
その考えこそが、私たちの原点です。

四半世紀が経った今、その信念は確かな形となって現れています。
初めて言葉を読み、世界を知る子どもたちの笑顔。
未来を自らの手で切り拓く少女たちの力強い姿。
誇りと目的を持って前進する地域社会の変化。

私たちの活動は、単なる慈善活動ではありません。
教育という力を通じて、子どもたちが生まれ育った環境に左右されず、自らの可能性を広げられるよう支える——
未来を築くための取り組みです。

子どもたちが「壁」によって可能性を制限されるのではなく、
「扉」を自らの力で開いていけるように。
私たちは、そのための空間を、実際にも、象徴的にも、共に築いています。

この物語は、今も続いています。
一人の子どもから、一冊の本から、そして一つの未来から。
そのすべてが、皆さまのご支援によって紡がれています。

ギータ・ムラリ博士
ルーム・トゥ・リード CEO


世界29か国5,200万人へ教育を届ける。広がり続けるインパクト。

ルーム・トゥ・リードのプログラムは、子どもたちの読解力を大きく伸ばしています。非導入校の生徒と比べて、読解スピードは最大2.5倍、理解度は2.6倍に向上しています。

また、思春期の子どもたちの感情的レジリエンスや意思決定力といったライフスキルも強化され、わずか2年間で比較校よりも統計的に有意な成長が確認されています。これにより、自信を持ち、公平性を重んじる若者の育成に確かな効果があることが示されています。




更に、25年間の歩みの中で、ネパールを皮切りに始まった活動は世界29か国に広がりました!

世界中の活動や成果、皆様のサポートとともに成長する子どもたちのメッセージなど、詳しくはアニュアルレポートをご覧ください。
皆様のあたたかいご支援とご協力に、心から感謝いたします!


本件に関するお問合せ:japan@roomtoread.org

【緊急支援】ベトナムが甚大な被害に見舞われています。ご支援をお願いします。

ベトナムの図書室。緊急支援にご協力ください。

いつも温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
今朝、台風被害の渦中にあるベトナム現地から、緊急のメッセージが届きました。皆様
に心よりご協力をお願いしたく、ベトナムのカントリーディレクター、ヌオン・グエンの声をお伝えします。


この数週間、ベトナムでは3度にわたる強力な台風が相次ぎ、ルーム・トゥ・リードが活動する地域にも深刻な被害をもたらしました。

中でも、9月末に上陸した台風ブアロイは近年で最も大きな被害をもたらし、17万戸以上の家屋が損壊・浸水、2万5,000ヘクタールを超える農地が被害を受け、経済損失は約6億米ドル(約950億円)に上ると報告されています。

暴風と洪水はルーム・トゥ・リードが支援を届ける学校や図書室も甚大な被害を与え、多くの子どもたちが学びの場を失いました。


この悲劇を受け、ベトナム現地では職員が一丸となって、子どもたちの教育に対する長期的な影響を最小限に抑えることに全力を注いでいます。
住民が自宅へ戻り始めるなか、現地チームは子どもたちが安全に学びを再開できるよう迅速に対応を進めていますが、活動再会に向け、日本をはじめ、グローバルコミュニティの支援が必要です



皆さまのご支援により、次のような活動を進めることができます:
・被害を受けた図書室の再建
・修復 ・浸水した教材・本の再配布
・学校再開までの教育支援と安全な学びの場の確保


ルーム・トゥ・リードは25年間にわたり、ベトナムの地域社会の信頼できるパートナーとして、前進の時も困難の時も共に歩んできました。

どうか、今後も活動を進めらるよう、ご支援をお願いいたします
どのような状況下でも、ベトナムの子どもたちの学びが続くように支えてくださることに、心より感謝申し上げます。

感謝を込めて
ヌオン・グエン
ルーム・トゥ・リード・ベトナム・カントリー・ディレクター


ルーム・トゥ・リードは2001年にベトナムで活動を開始し、教育支援の草分け的存在として歩んできました。
特に、農村部や少数民族地域など教育機会の乏しい地域へ教育を届け、これまでに延べ250万人以上の子どもたちが支援を受け、識字教育および女子教育プログラムを導入した学校は1,500校にのぼります。

どうか、この度の試練を子どもたちと共に乗り越えられるよう、温かいご支援とご協力をお願いいたします。

ルーム・トゥ・リード・ジャパン事務局