ルーム・トゥ・リード 2020 年の振り返り (Year in Review)

ルーム・トゥ・リード・ジャパン事務局長の松丸佳穂です。

ルーム・トゥ・リードは、創設から20年間、常に学習をしながら成長をしてきました。
特に2020年、コロナ禍において私達が経験したことは、大きなチャレンジではありましたが、とても意味のあることでした。

昨年のルーム・トゥ・リードの活動についてご報告をさせていただきたく、『2020年活動報告書』を作成いたしました。皆様からのご支援をどのように活用させていただいたのかを、お伝えしています。ぜひご覧ください。
『ルーム・トゥ・リード 2020年活動報告書』(全8ページ

文字の読み書きを学び始めていた子ども達は、「遠隔学習」を通じて学習を継続する機会を得ることができました。

女子教育プログラムの参加者は、コミュニティのリーダーと強いつながりを持ち、ライフスキル(生きていくための力を授ける)研修で学んだことを活かして、家族やコミュニティが直面した課題を乗り越えることができました。

また、コミュニティとの強力なパートナーシップや、テレビやラジオを利用しての授業、新しいオンライン学習プラットフォームなどの革新的な取り組みにより、多くの子ども達や家族に、新たに手を差し伸べることができました。

サポートをくださっている多くの皆様とともに、強い意志を持ち、学習をしながら、迅速に変化に対応をしてきた1年でした。
設立20周年の節目で、2,000万人以上の子ども達へのサポートが実現できましたことも、ご報告させていただきます!

私達には、次の5年間に向けての大きなビジョンがあります。非識字、そして、ジェンダーの不平等がない、より豊かな世界にするためのこの旅路に皆さまにご参加いただけること、心より御礼申し上げます。
今年もこの重要な取り組みをご一緒できますことを楽しみにしております!

また、もしご興味があれば、『ルーム・トゥ・リード グローバル リサーチ・モニタリング・評価報告書 2020年12月』(全16ページ)も合わせてご覧ください。識字教育や女子教育のプログラムの評価方法や成果・影響力について、またコロナ禍での対応についてなど、詳しくデータでご覧いただけます。