Meet Kabita from Nepal ネパールのカビタ「模範を示す」

[English]

Room to Read
カビタ : ソーシャルモビライザー(女子教育プログラムの卒業生)

カビタもかつて、女子教育プログラムの参加者でした。ネパールの多くの女の子と同じように、カビタは、両親が教育費を出す余裕がなかったので、幼い頃から結婚を迫られ、学校を中退しそうになりました。

彼女はどのようにして、ルーム・トゥ・リードのメンターとなるソーシャルモビライザーになったのでしょう。ソーシャルモビライザーとは、彼女自身が、何年も前に自分が教育を続けるのに役立った、まさにその仕事です。娘が教育のためにどのように戦ってきたか、カビタの母親から直接話を聞くことができました。また、カビタが現在サポートを行っている少女達から、ルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムで学んだことをお話してもらいました。
*こちらの動画を、字幕設定を日本語にしてご覧ください。

「ライフスキルの授業のおかげで強くなりました」
カビタ
ソーシャルモビライザー(女子教育プログラムの卒業生)

 コロナ禍でもコミットし続ける

現在、ルーム・トゥ・リードのソーシャルモビライザー(メンター)として、カビタは自分と同じような境遇の女の子達が教育を受け続けられるようサポートすることに人生を捧げています。新型コロナウィルス感染症が発生し、ネパール全土の学校も閉鎖を余儀なくされた時も、カビタはルーム・トゥ・リードの全職員とともに、献身的に活動を続けました。

ルーム・トゥ・リードのソーシャル・モビライザーは、危機に直面した女の子達を支援するために、電話でグループや個人のメンタリングのセッションを提供し続け、自宅でも勉強を続けられるようサポートを行ってきました。ルーム・トゥ・リード全体として、2020年には26万5,400回以上の遠隔でのメンタリングセッションを女の子達に提供しました。

ここでは、学校閉鎖中にルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムに参加している女の子達に、カビタがどのように連絡を取り続けてきたか、その一例をご紹介します。
*こちらの動画を、字幕設定を日本語にしてご覧ください。

ルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムについてもっと知りたい方は、こちらをご覧ください。