ルーム・トゥ・リード・ベトナムが気候正義(Climate Justice)教育を導入
気候変動の影響や、負担、利益を公平・公正に共有し、弱者の権利を保護するという人権的な視点を気候正義(Climate Justice)といいます。
ルーム・トゥ・リードでは、気候変動という大きな課題に対処するためには、この、気候正義教育が必要であることを理解しています。この教育には、気候変動の科学とジェンダー平等に関する社会的影響についての教訓が含まれています。より多くの少女たちが気候変動のジェンダー化された結果に関する知識を身につけ、自分たちの生活やコミュニティで行動を起こすスキルを身につければ、国全体が生活の成果の改善から恩恵を受けることができます。
このことを念頭に置いて、ベトナムの私たちのチームは最近、女子教育カリキュラムに気候に焦点を当てたコンテンツを導入し、塩水の侵入によって最も脅威にさらされているメコン・デルタ地域の2つの中等学校で気候正義に関する授業を開始しました。
ルーム・トゥ・リードの気候コンテンツは、ヴィンロン省教育訓練局と協力して実施され、今後2年間で250人以上の男女の学生を、気候変動とジェンダー不平等の問題の接点に関する議論に参加させることを目的としています。
これらの議論は、他の生活技能の授業も支援しており、潜在的な気候変動の緩和と適応戦略について批判的に考え、困難な決定を下すことに対する学生の自信を高めています。
翻訳:kochi