
■未来を変える「アフリカ」の教育
いつも温かいご支援をありがとうございます。ルーム・トゥ・リード リージョナルボードメンバーのコールドウェル中島恵です。
私は20年以上前、娘が読み書きを覚え始めた頃にルーム・トゥ・リードと出会い、国際色豊かな母親たちとともに、ルーム・トゥ・リードの東京拠点(ボランティアグループ)を立ち上げました。
当時日本ではチャリティーやプロボノの活動がアメリカのように一般的ではなかったので、彼女たちから本当に沢山の事を学びました。今でも大切にしている事は「楽しみながら結果を出す事」です。
25年前にネパールへ「本を届ける」ことから始まったルーム・トゥ・リードの活動は、世界中のボランティアの力と情熱あふれる職員の働きで今では世界29か国、年間1,400万人もの子どもたちへ教育を届けるまでに広がりました。
読み書きだけではなく、女子には男子と平等であるという意識をもたせるプログラムも必要です。いずれ母親になる女子が教育を受ける事で、彼女たちの子どもたちは必ず読み書きができるようになります。

この団体のすぐれたところは資金を調達する事だけではなく、教育プログラムを開発、そして現地の政府との協力のもと、確実に子どもたちを教育して結果を出している事です。今、私たちの活動は、未来の人口を担うアフリカ大陸へと向かっています。
■25年後、世界人口の25%がアフリカに暮らす

今年11月、私は南アフリカのダーバンで開催されたルーム・トゥ・リードのグローバルボードミーティング(世界中のボードメンバーが集まる理事会)に参加しました。ボードメンバーは皆さん寄付者であり、プロボノでこの活動に参加しています。この会議で、専門家から衝撃的な事実を聞きました。
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2050年アフリカの人口は世界人口の4分の1を占め、世界人口の19歳以下の子どもの約40%が、アフリカに集中する。
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アフリカ大陸の8割を占めるサブサハラ・アフリカでは、10歳になっても10人中9人が簡単な文章を読めないなど、貧困の連鎖と同時に深刻な学習危機が続いてる。

これは、驚きの数字でした。ここを底上げしなければ、先進国との差はますます広がり、そして世界全体の経済が下降線をたどります。
将来を担う彼らが「未来を選ぶ力」を育むには、最低限読み書きができるという基礎教育が不可欠です。これは、今なにもしなければ確実に起こるたった25年先の現実です。
この状況に対応すべく、ルーム・トゥ・リードはアフリカ地域において、2027年までに過去3年間の3倍にあたる、年間800万人への教育支援を目指しています。
■本を読む時間が、未来をつくる

訪問した現地小学校の図書室では、子どもたちの読書への情熱と教育を受ける誇りがひしひしと伝わってきました。子どもたちに好奇心に溢れた目の輝きがあるのはなんともうらやましい。
携帯やSNSがない彼らにとって、本を読む時間は自分の世界を広げる「宝物」であり、未来の選択肢を増やす大切な機会です。
ここでは自分のお気に入りの本を説明してくれました。

保護者との対話では、家庭での音読時間の確保や、読書習慣の継続について、真剣な思いでディスカッション。国や文化は違えど、子どもの未来を思う親の気持ちは同じですね。
■未来への投資を絶やさずに

今回の訪問を通して、たくさんの方々の想いとともに寄せられた教育という種が、未来を切り拓く力になると実感しました。
これからの世界を担う子どもたちのために、ぜひ、Action for Education 2025にご参加ください。
👉 ご支援はこちらから
心からの感謝を込めて。
ルーム・トゥ・リード リージョナルボード
コールドウェル中島 恵
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