Running for a Cause: How Professor Ricardo Ernst Uses Marathons to Champion Children’s Education with Room to Read



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Ricardo Ernst is a professor at Georgetown University in Washington, D.C. He is also one of Room to Read’s most significant fundraisers for the Tokyo Marathon. An avid runner, he initially joined the marathon to complete the six Abbott World Marathon Majors. This led him to explore possible charity organizations to run for, and Room to Read captured his attention immediately as one that resonated with him. As a longtime professor, he strongly believes in the importance of education and teaching children to read. Professor Ernst officially joined our cause last year; he raised the donation equivalent to literacy education for 200 children for the 2024 marathon and is in the process of doing so again this year. We recently asked him to share his thoughts on his running and fundraising success.
 

How did you become so passionate about running?

I began running later in life after I moved to the United States from Venezuela and saw everyone around me going on runs. “Running is a challenge to yourself with yourself.” I slowly built my way up to trying out international marathons, and now I have run 19 marathons in total and have finished 5 of the 6 Abbott Marathons. 
 

That’s great! Do you have any advice for those new to running/marathons? 

Running is all mental and about endurance. You need to set personal targets and challenge yourself. My advice is to push yourself to go for the run in the moment. It’s so easy to put it off for another day, but you’ll come back from the run feeling great. To me, “running is an incredible personal reward.It’s a great way of staying healthy and exploring new places and countries! 

As one of our best fundraisers, can you discuss what your fundraising experience was like last year
“First, I believe it is important to have…passion for what you do.” It was easy for me to write messages to people since I believe
 so deeply in using education to help people. And when I put the messages up on LinkedIn and Facebook, random people commented, and the money started pouring in. I knew a lot of people from teaching at Georgetown for 37 years; I taught more than 80,000 studentsI then began targeting those I knew could donate larger amounts (by sharing more about my passion for what Room to Read does) and was able to convince more and more people. 

Prof. Ernest’s campaign page. Click to see his progress and support his challenge!

Amazing! What do you see as the key tactics behind your success? 

Conviction. “To convince, you need conviction.” You need to have passion for the cause, because your message needs to reach donors “in a very genuine way.” It’s also important to use media outlets. And then, you need to insist. Many people will claim they will support and not follow through, and you can’t let them off the hook. But instead of making the donors feel guilty, you should make them feel happy, so that “they are giving because they feel they’re doing something good…for the world.” Finally, it’s important to set a target. Having a clear goal both motivates you and makes it easier to convince others to contribute.  

Although he only recently joined our organization last year, Professor Ernst is deeply committed. Hear about his passion for fundraising for Room to Read in his own words in the video below!


Interviewer: 
Claire Ozeki is an undergraduate student at Georgetown University and an intern at Room to Read Japan.  

Your donation to Ricardo Ernst’ page will be an investment in children’s futures. Thank you for your support!

Make a donation to Ricardo Ernst

《目的のために走る》200人の子ども達へ教育を届けたランナー

 
(Click here for the English version)
リカルド・アーネストさんは、ワシントンDCにあるジョージタウン大学の教授です。また、ルーム・トゥ・リードの東京マラソン2025チャリティでおおくの寄付を集めている「ファンドレイザー」(支援を届けるための資金調達をする方)でもあります。

アーネスト教授は熱心なランナーで、当初は「Abbott World Marathon Majors」の6つのマラソンを制覇するために、東京マラソンに参加することを決めました。マラソンを走るだけでなく、支援することができるチャリティ団体はないかと考え、その中ですぐに彼の注意を引いたのがルーム・トゥ・リードでした。

彼は長年に渡る教授としての経験から、教育や子供の識字の重要性を強く信じています。アーネスト教授は去年、ルーム・トゥ・リードのチャリティランナーとして東京マラソン2024チャリティに参加、200人もの子ども達の教育に相当する寄付を募りました。また今年も、自分自身の友人や、コミュニティへの呼びかけを通して多くのご寄付を集めています。アーネスト教授に、マラソン (走ること)、そしてファンドレイジングの成功について最近話を伺いました。 

なぜマラソンに情熱を注ぐようになったのですか? 


マラソンを始めたのは遅かったです。ベネズエラからアメリカに移住し、周りの人が走っている様子を見てマラソンを始めました。マラソンは「自分自身に対する自分自身への挑戦です。」少しづつ挑戦して国際的なマラソンに参加するようになり、今までに19回のマラソンと、6つの「
Abbott World Marathon Majors」のうちの5つを完走しています。 

素晴らしいですね!ランニングやマラソン初心者の方に何かアドバイスはありますか? 

マラソンは精神力と持久力がすべてです。個人的な目標を設定して挑戦することが大事です。私のアドバイスは、ちゃんと予定していた時に自分を奮い立たせて走ることです。明日にしようと先延ばしにするのは簡単ですが、ちゃんとマラソンに行くと最高な気分になって戻ってきます。私にとってマラソンは「自分に対する素晴らしいご褒美」です。走ることは健康にも良いし、新しい場所や国を探検するのに最適な方法です! 

マラソンを通して、個人で最も多くのご寄付を集めたファンドレイザーとして、去年のご自身の募金活動の経験について話を聞いてもいいですか? 

リカルド教授のチャレンジページ。米ドルでご寄付いただけます。ご支援は全額が低所得コミュニティに住む子ども達の教育支援に充てられます。

「まずは、自分がやっていることに関して情熱を持つことが一番だと思います。」私は、教育を通して人々を助けることができると強く信じているので、募金ページに載せるためのメッセージを書くことは簡単でした。そして、LinkedInやFacebookにメッセージを載せた時、様々な人がコメントし、寄付が一気に集まってきました。ジョージタウン大学で37年間教鞭をとり、8万人もの生徒達を教えてきたので、たくさんの知り合いがいます。そこから、さらに多くのの寄付が見込める方を対象として、ルーム・トゥ・リードの活動への情熱をさらに深く共有し、より多くの人々と意識をともにすることができました。

 

凄いですね!成功の要因となる重要な戦略は何だと思いますか? 

確信。「説得するには確信が必要だ。」寄付をしてくれる人達に自分のメッセージが「誠実に伝わる」ためには活動に関して情熱を持つことが大事です。S N Sなどメディアを活用することも重要です。それから、主張する必要もあります。寄付すると言いながら実行しない人が多くいますが、彼らを見逃してはいけません。寄付をしてくれる人達に「世界のために良いことをしている」という満足感で幸せを感じてもらうことが大切です。最後に、目的を決めることが大事です。明確な目的を持つことが自分自身へのモチベーションになり、寄付への説得力も増します。 

アーネスト教授は昨年から我々の活動に参加したばかりですが、とても献身的に活動に参画しています。アーネスト教授からのメッセージビデオ(英語)をご覧ください!

インタビュアー:
Claire Ozeki
ジョージタウン大学生。ルーム・トゥ・リード・ジャパンのインターン。

リカルド・アーネストさんの寄付ページはこちらです!
あなたの寄付で子ども達の未来を輝かせましょう!
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2023年アニュアルレポートをお届けします!累計4500万人の教育支援を達成、毎分3人の子どもの教育を支援

ルーム・トゥ・リードはこの度、2023年アニュアルレポート「Making Room」を発行しました。レポートのダイジェストと、ルーム・トゥ・リードCEO ギータ・ムラリ博士からのメッセージをお届けします。


▲画像をクリックしてレポートをお読みください

累計4500万人の教育支援を達成!毎分3人の子どもへ教育を届ける
ルーム・トゥ・リードは長期計画『ビジョン2025
』において、「2025年までに4,000万人の子どもたちに教育を提供する」という目標を掲げました。この度、その大きな目標を上回り、累計4,500万人以上の子ども達に教育という贈り物を届けることができました!


特に2023年は、単年で1,000万人以上の子どもたちに教育の機会を提供することができました。

これもひとえに、地域社会や政府との連携を深め、さまざまな手法でプログラムを展開した結果です。そして何より、長年にわたる皆さまのご理解とご支援、さらにコロナ禍という困難な時期にも寄り添い続けてくださった温かいご協力のおかげです。心より感謝申し上げます。
各国の活動や成果について、詳しくはアニュアルレポート「Making Room」をお読みください。


ルーム・トゥ・リードCEO ギータ・ムラリ博士からのメッセージ

親愛なる皆様へ

子ども達には「場所」が必要です。それはシンプルでありながらも深い考え方です。

子どもが学ぶための場所を持ち、自己価値を実感し、自らの選択をする空間があると、すべてが変わります。この教訓を最初に教えてくれたのは母でした。彼女は13歳で教育を放棄して結婚することを拒み、母や祖母が選んだ道を踏まないことを決意しました。彼女は新しい道を切り開くための「場所」を作り出しました。私が機会を追求し、自分で築いた充実した人生を送ることができたのは、母の選択の結果です。

ギータの母 ルクミニ

ルーム・トゥ・リードは、すべての子ども達にそのような機会を提供し、学びと持続的な変化を生み出すための「場所」を作り出し、ますます迅速に提供しています。私たちは長期計画であるビジョン2025の目標を超え、2025年までに4,000万人の子ども達に恩恵をもたらすという目標を達成しました。現在までに、24カ国で4,500万人の子ども達に基礎的な学習スキルを提供しています。

それでも、これからの課題に注力し続けます。最近の世界的な危機は学びに大きな後退をもたらしました。現在、約2億5,000万人の子ども達が学校に通っておらず、10歳児の中には簡単な文章を理解できない子どもが多数います。さらに、UNESCOは2030年までに普遍的教育を達成するために、追加で4,400万人の教師が必要だと警告しています。

ルーム・トゥ・リードは、これらの課題を解決するために独自の立場を持っています。今年、レバノンのベカー渓谷の非公式教育センターに図書室を設置し、難民コミュニティの子ども達に数千冊の本を届け、緊急状況にある子ども達の特別なニーズに関する研修を提供しました。2023年末までに、このプロジェクトは地域で58,652人以上の子ども達に恩恵をもたらしました。

また、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーとのパートナーシップを通じて、アジアの15カ国*で「She Creates Change」(少女達が未来を変えていく)映像シリーズを放送し、プログラム内外の数百万の少女たちに自己価値の向上とジェンダー平等に関する内容を提供しました。

さらに、72,500人以上の教育者に識字教育の研修を行いました。その結果、パートナー校の2年生は、比較校の生徒よりも正しく読む単語の数が2倍以上、理解度の質問に正答する割合が70%多くなっています。

25周年を迎えるにあたり、私たちの過去を誇りに思い、未来に自信を持って向かっています。ルーム・トゥ・リードの成果は、私たちのグローバルなチームの献身と、皆様のようなパートナーの寛大さによって可能になっています。共に、私たちは次の章を紡ぎ、数百万の子ども達、彼らの家族、そして次世代に持続的な変化を生み出す「場所」を作り出していきます。

ギータ・ムラリ(博士)
ルーム・トゥ・リード CEO

写真:2023年10月に開催した講演・上映イベントの風景(共催:デロイト トーマツ コンサルティング合同会社)

各国の活動や成果について、詳しくはアニュアルレポート「Making Room」をお読みください。
皆様のあたたかいご支援とご協力に、心から感謝いたします。
本件に関するお問合せ:japan@roomtoread.org

累計4,500万人の子ども達への教育支援を達成しました!1分に3名の子どもをサポート

親愛なる皆様

いつもあたたかいサポートをいただき、誠にありがとうございます。ルーム・トゥ・リードにとって大切な「国際識字デー」(9月8日)に際し、ルーム・トゥ・リード・ジャパン事務局長の松丸佳穂より、ご報告をお届けします!


■4,500万人の子ども達への教育支援を達成!

ルーム・トゥ・リードは長期計画『ビジョン2025』において、「2025年までに4,000万人の子どもたちに教育を提供する」という目標を掲げました。それは、私たちの限界に挑戦し、可能性を再定義するという壮大な試みでした。この度、その大きな目標を上回り、累計4,500万人以上の子ども達に教育という贈り物を届けることができました!


特に2023年は、単年で1,000万人以上の子どもたちに教育の機会を提供することができました。
2023年度アニュアルレポート英語版ダイジェスト。日本語版リリースは10月初旬を予定しています。

これもひとえに、地域社会や政府との連携を深め、さまざまな手法でプログラムを展開した結果です。そして何より、長年にわたる皆さまのご理解とご支援、さらにコロナ禍という困難な時期にも寄り添い続けてくださった温かいご協力のおかげです。心より感謝申し上げます。

引き続き、ルーム・トゥ・リードの活動を通じて子どもたちを応援していただければ幸いです。

ルーム・トゥ・リード・ジャパン
事務局長 松丸佳穂

ルーム・トゥ・リードで変化を起こそう!


少女の教育を支援することで、少女とその家族、そしてコミュニティ全体に変化をもたらすことができます。

教育は人権であるにもかかわらず、教育の障壁が少女に不当に影響を与えています。学校に通うためには、多くのコミュ二ティの少女たちは、文化的偏見、差別、貧困、 暴力などの困難を乗り越えなければなりません。パンデミックは事態をさらに悪化させ、数百万人以上の少女たちが、学校を中途退学したり、遅れをとったりする危険にさらされているのです。
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