9月8日は国際識字デー。11日までご寄付が2倍のインパクトになります!特別な日を祝う4つの方法

9月8日は国際識字デー。9月8日~11日の期間に寄付をすると、マッチング・ドネーションとしてご寄付の効果が2倍*になります!
ぜひ少しだけお時間をとっていただき、国際識字デーを共に祝い、ご支援をいただけますと幸いです。
*国際識字デーのマッチング・ドネーションについては下記4をご参照ください。

『国際識字デー』とは?

1965年にUNESCOによって宣言された、識字の重要性について世界的な認識を高めるための特別な日です。現在も、世界でおよそ7億7600万人の人が文字を読めません。世界の7人に1人は読み書きができず、そのうち3分の2は女性です。世界中の子ども達や教育関係者がコロナ禍や戦争、経済危機などの困難にある中、ルーム・トゥ・リードは『国際識字デー』がこれまで以上に重要であると感じています。国際識字デーを共にお祝いする4つのアイデアをご紹介します!

1. 先生に励ましのメッセージを送る
ルーム・トゥ・リード発行の書籍と共に

この2年間、先生をはじめとする教育関係者の方々は数え切れないほどの試練に耐えてきました。何ヶ月も教室を離れ、慣れないリモート授業に対応しながら生徒たちを教え続けてきた教育者の方々へ、感謝のメッセージを伝えてみませんか?japan@roomtoread.orgまでメッセージをいただければ、まとめて、ウェブサイトやメールを通して各地で活動する先生方へお届けします。

2. お気に入りの図書館の写真をSNSでシェア!
ルーム・トゥ・リードの図書室(ザンビア)

図書館は子ども達が本の楽しさや本が持つ「魔法」に夢中になれる場所です。近所の図書館や家の中の書棚など、お気に入りの読書スペースをシェアしてみましょう。シェアの際にはぜひ、#国際識字デー、#LibrariesAreMagicalPlaces、#roomtoreadなどのタグをお付けください。また、ルーム・トゥ・リード・ジャパンのインスタグラムではボランティアの皆さんが日々、世界中の図書館や本について投稿してくださっています。ぜひご覧ください!

3. 新しい本を手に取る
15か国語で運営、世界143か国からアクセスがある

国際識字デーを祝うには、本を手に取って読むのが一番です!様々な国の絵本に触れるきっかけとして、ぜひ無料デジタルライブラリ「リテラシー・クラウド」をご覧ください。たくさんの方のご寄付のおかげで現在32言語、2,128以上の絵本や朗読を公開し、世界中の子ども達が困難の中にあっても、時間や場所を選ばずに読書を続けることができています。

4. ルーム・トゥ・リードの活動を応援する

最後に、非識字や男女間の不平等のない世界をつくるため、私達の活動に対するご寄付をお待ちしております。

2022年9月8日~9月11日の期間にご寄付をしていただくと、資金がある限りマッチング・ドナー(匿名のご寄付者)がその寄付金を2倍にし、ルーム・トゥ・リードの教育プログラムの充実とすべての活動の維持に役立てます。

\ご寄付についてはこちらをご覧ください!/

この『国際識字デー』という特別な日に、ルーム・トゥ・リードの活動を応援していただけますと幸いです!

文字が読めることの素晴らしさを、一人でも多くの子ども達へ!

クレディ・スイスとタイム社主催「2022 Women of Impact」でルーム・トゥ・リードのCEOが表彰されました!

(原文はこちら

ルーム・トゥ・リードのCEOギータ・ムラーリ博士は、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムの会合で行われた「2022 Women of Impact Dinner」で表彰されました。クレディ・スイスがタイム誌と協力して今年開催したこのイベントは、世界を変えようとしている女性を称え、そのストーリーを共有する場を提供するものです。

イベントで、ギータはこのようにスピーチをしました。
「教育は、私の母が大切にしていた価値観のひとつです。母にとって、教育は自立と同じ意味でした。インドの貧しい家庭の7人娘の長女だった母は、13歳で結婚することを期待され、圧力をかけられ、幼い花嫁となる運命にありました。しかし、母は学ぶことが大好きな優秀な生徒でしたので、勉強をやめることを拒みました。その代わり、彼女は陸軍に入隊し、看護師としての訓練を受けた後、米国に移住し、博士号を取得し、大好きなキャリアを築き上げました。私の家系では、幼い花嫁からCEOになるまでに一世代かかっています」

クレディ・スイスとタイム誌は、ギータの他に、南アフリカの実業家で慈善家のプレシャス・モロイ-モツェペ博士と、性暴力被害者を擁護する米国の連邦法の作成と成立に重要な役割を果たした社会起業家のアマンダ・グエンを表彰しました。

Women of Impact Dinnerは、クレディ・スイスがTina Brown Live MediaとWomen in the World USAの創設者兼CEOであるティナ・ブラウンと共同で10年前に創設したもので、より良い方向への変化を推進しようと決意した女性にフォーカスしています。これまで、メリンダ・フレンチ・ゲイツ、ンゴジ・オコンジョ・イウェアラ、アマル・クルーニー、ナディア・ムラド、ルース・デビッドソン、ミシェル・バチェレ、クリスタリナ・ジョージエバなど、素晴らしい女性リーダーたちを表彰しています。

クレディ・スイスの最高技術・業務責任者であるジョアン・ハンナフォードは、「受賞者の方々は、年齢、立場、経歴、アプローチなど様々ですが、共通しているのは、私たちにもっと良いことをしよう、変化を起こそうという気持ちを与えてくれることです」と歓迎の挨拶を述べました。

松屋銀座:クリスマス チャリティー開催中です!

今年は、街のイルミネーションも華やかになりました。老舗百貨店・松屋さんが、なんと今年もチャリティーピンバッジやキャンドルの発売、そして、サイレントオークションを実施してくださっています。こちらは収益の全額がルーム・トゥ・リードに寄付されます。ぜひ松屋銀座に足をお運びください!

クリスマスチャリティーピンバッジ

フィンランドの人気キャラクター・ムーミンの「ムーミン」「ムーミンとスノークのおじょうさん」「リトルミイ」「スナフキン」の4種類のピンバッジ。
1個500円(税込み)
11月10日(水)-12月25日(土)
松屋銀座1階正面口、京橋口ほか他

 

残布でつくるクリスマスツリー チャリティーサイレントオークション


11月10日(水)-30日(火)
松屋銀座3・4・5階中央特設スペース
株式会社アバンティとともに、松屋とゆかりのある各ブランドの残布や装飾パーツでつくったクリスマスツリーをチャリティーサイレントオークションとして販売。

 

 

 

クリスマスチャリティー蜜蝋キャンドル


12月1日(水)-25日(土)
松屋銀座1階正面口・地下1階銘家逸品
1本1,000円(税込) 100個

贈ったひとも贈られたひとも、そして子どもたちも笑顔になる、クリスマスにぴったりのアイテムです。家族や大切なお友達へのプレゼントにいかがですか?

詳しくはこちらをご覧ください。

 

<登壇者決定>12月15日(水)18:00-18:45 スペシャルバーチャルイベント supported by PwC 開催します!

親愛なる 皆様

いつもあたたかいご支援をいただき、本当にありがとうございます。

一人ひとりが自分にできるアクションを起こし、子ども達に教育というクリスマスプレゼントを贈る年末寄付キャンペーンAction for Education 2021を今年も開催致します。

2020年のテーマは「Dreams Start with Education~学ぼう、夢に向かって~」。
コロナ禍にある子ども達2,000名に教育支援をすることを目標にしています!

そして、12月15日(水)午後6時より、いつもご支援いただいている皆様をお招きして、45分間のスペシャルバーチャルイベントを開催いたします! このパンデミックにより、世界中の何百万人もの子ども達の夢が中断されています。団結力、思いやり、そして継続的なサポートによって、共に教育を守り、子ども達の夢を守るために、ぜひご参加いただければと思っています。

この2年間を振り返ると、ルーム・トゥ・リードの歴史の中でも最もチャレンジが多い年でもありました。ただ、その中にあっても、皆様と一緒に、この21年間で20カ国2,380万人以上の子ども達へのサポートを実現できたことをとても嬉しく思っています。

Action for Education 2021
「Dreams Start with Education~学ぼう、夢に向かって」スペシャル バーチャルイベント supported by PwC
12月15日(水)18:00~18:45
参加方法:Google Meet
参加費:無料 言語:日本語
参加登録はこちら 

<登壇者決定!>

◆正直知哉(ルーム・トゥ・リード リージョナルボード チェア、ピムコジャパンリミテッド 日本における代表者 兼 アジア太平洋共同運用統括責任者)

◆正直ゆり(ルーム・トゥ・リード リージョナルボード)

◆ギータ・ムラリ(ルーム・トゥ・リードCEO)

◆ハワ・カタン(バングラデシュから女子教育プログラムの修了生、2019年に来日しています!)

◆プシュカ・シュレスタ(ルーム・トゥ・リード ・ネパール カントリーディレクター、2008年に来日しています!学校が再開したばかりのネパールの状況について、Q&Aセッションでお届けいたします!)

皆様のご支援のおかげで、パンデミックの中にあってもどのように教育と夢を追求し続けているのか。今もなお続いているコロナ禍での活動や課題、必要な支援、今後の展望など、直接お話させていただきます。また、日本での活動についてもご紹介させていただきます。

ルーム・トゥ・リード20年以上の歴史の中で、私達は大きな目標を設定することで、世界中の子ども達が夢を実現できることを学びました。どんな状況にあっても、子ども達が自由に夢を見ることができる世界を実現したいと思っています。

12月15日に皆様にお会いできることを楽しみにしております!

感謝をこめて。
正直知哉 ルーム・トゥ・リード リージョナルボード チェア
正直ゆり ルーム・トゥ・リード リージョナルボード
松丸佳穂 ルーム・トゥ・リード・ジャパン 事務局長

インドから現地報告:ロシュニ(女子教育プログラム参加者)

(原文はこちら

ロックダウン中、チャッティースガル州の9年生のロシュニは、家で家族と過ごすことが多くなりました。ある日、母親から村の少女が結婚することを知らされました。その少女はまだ未成年で、クラスメイトの妹でした。ロシュニは思いました。たった15歳の少女と結婚する人がいるのだろうか。彼女に結婚したいか聞いたのだろうか。彼女の両親は、これが法律違反であることを知っていたのだろうか。

どうしたらこの結婚を止めることができるだろうかと考えたロシュニは、少女の姉に相談しました。彼女は、自分には何もできないという無力感を打ち明けました。ロシュニは行動を起こすことにしました。

「ライフスキル教育のおかげで、困難な時にクラスメートを助けることができました。私は村のチェンジメーカー(変革者)になりたいと思っています」

ロシュニは父親と一緒に、村の代表者であるサルパンチさんに会いに行き、子どもの結婚を止めてくれるようお願いしました。しかし、サルパンチさんは言いました。「この村ではよくあることだ。パンデミックによる失業や貧困のため、多くの親が未成年の娘を結婚させている。ロックダウンを悪用して、バレないように行っている」

ロシュニは、ルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムのメンターであるソーシャルモビライザーに相談しました。ソーシャルモビライザーはロシュニに、チャイルドライン(無料の子ども電話相談)と警察に電話するように勧めました。ただし、自分の身元は秘密にしておくようにと。

警察はすぐに児童福祉委員会に報告しました。警察、チャイルドライン、児童福祉委員会のメンバーは、少女の家に行き、結婚をやめさせないと法的措置をとると両親に伝えました。少女の両親は、未成年の娘の結婚を取りやめることにしました。新郎の家族は、警察の妨害に不服でしたが、何も言いませんでした。警察はロシュニの努力を高く評価し、身元を秘密にしてくれました。ロシュニは、ライフスキル教育を学んだお陰で、未成年の結婚を止めることができたと感激していました。

下記動画でもロシュニが特集されています。字幕設定を日本語にして、15:40~20:14をご覧ください。

ルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムについては、こちらをご覧ください。

(翻訳ボランティア:竹内裕人)