プロフェッショナルコーチ松本秀幸「学びと成長の循環をめざして」(Action for Education – 世界を変えるアクションを起こす Vol.4)

ルーム・トゥ・リード・ジャパンでは、小学校3校の子どもたちがより良い教育が受けられるよう寄付キャンペーン「Action for Education(アクション フォーエデュケーション)」を展開中です!

「Action for Education」には、より多くの方に、何か自分ができる行動を起こしてもらい、日本から教育を届ける参加型ムーブメントをつくりたいという思いを込めています。実際に行動を起こしてくださっている方々にインタビューをさせていただき、シリーズでご紹介させていただきます。

第4回目は、長年ルーム・トゥ・リードを支援してくださっていて、「Action for Education」でも大活躍中の松本秀幸さんからお話を伺いました。
(聞き手:ルーム・トゥ・リード・ジャパン 事務局長 松丸佳穂、文:遠藤みどり、取材協力:村橋美香)

Room to Read Action for Education
松本秀幸さん(左)とルーム・トゥ・リード創設者ジョン・ウッド

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エリン・ガンジュ来日講演 「教室が変われば世界が変わる」

2017 年 11 月 9 日(木)、ルーム・トゥ・リードの共同創設者兼 CEO のエリン・ガンジュ が、東京都内で講演し、開発途上国に暮らす読み書きができない子どもたち、教育を受けられない少女らの現状、ルーム・トゥ・リードの教育支援プログラム、そして大きな成果を生み出す組織運営について語りました。「女子教育プログラムを受けた生徒のひとりが将来、首相や 大統領になるのではないか」。その力強い言葉は、出席した 80 名のサポーターの心に響きました。(文:大西元博)

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「教育は酸素みたいなもの」
私はジョン・ウッド(創設者)、ディネシュ・シュレスタ(共同創設者)とともに、17 年前 の 2000 年にルーム・トゥ・リードを立ち上げました。設立した理由は世界の大きな問題を解決したかったからです。それは何の問題でしょうか。現実の世界では、成人の7人に 1 人が文字の読み書きができず、そのうち3分の2は女性と少女です。開発途上国の世帯収入が低い家庭の子どもたち、特に少女たちは文字が読めず、教育を受ける機会がありません。また、たとえ学校に行けたとしても十分に学べているとは言えません。なぜなら教育の質がとても低いからです。現在も2億5千万人の子どもが文字の読み書きができず、小学校を途中で退学し、中等教育を受けていない状況です。教育の質をいかにして高めるか、どうすれば世界中のコミュニティにおいて子どもたちが本当に学べる環境をつくれるか。ルーム・トゥ・リードは、そうした 問題を解決するために活動しています。

 識字能力を持つことは基本的人権で、子どもたちは教育を受ける権利があると考えています。 昨年 11 月に、カンボジアで、ルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムの支援を受けているチータという少女に会ったのですが、彼女は、「教育は私たちにとって酸素みたいなもの」 と言っていました。つまり、教育は人生を成功させるために必要なものなのです。教育を受ければ、子どもたちの将来はよりよくなります。

私たちは大きなスケールで、持続性があり、根拠にもどづいた、かつ、コスト効率の高い組 織を目指してきました。そして、今夜、皆さんに、初等教育の子どもたちに教育の機会を与え、女子教育をサポートする活動をどのようにしているか伝えたいと思っています。

ルーム・トゥ・リードがスタートした 2000 年に、私たちは 2020 年までに 1 千万人の子どもに教育の機会を与えるという大胆なゴールを設定しましたが、5年前倒しで達成できました。 なぜ、短い期間にそれだけの実績を上げられたのか、多くの方たちに質問されます。その理由であるルーム・トゥ・リードのプログラムや組織運営について説明したいと思います。
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会社員 伊藤珠実さん&油井真里奈さん「誕生日を子どもたちの教育機会に」(Action for Education – 世界を変えるアクションを起こす Vol.3)

ルーム・トゥ・リード・ジャパンでは、小学校3校の子どもたちがより良い教育が受けられるよう寄付キャンペーン「Action for Education(アクション フォーエデュケーション)」が始まりました!

「Action for Education」には、より多くの方に、何か自分ができる行動を起こしてもらい、日本から教育を届ける参加型ムーブメントをつくりたいという思いを込めています。実際に行動を起こしてくださっている方々にインタビューをさせていただき、シリーズでご紹介させていただきます。

第3回目は、会社員をしながら、長年ルーム・トゥ・リードを支援してくださっている伊藤珠実さんと油井真里奈さんからお話を伺いました。おふたりは、今年の8月に、Beers for Books in August(*)を開催し、インドの小学校に1,220冊の本を寄付してくださいました。

*Beers for Booksはルーム・トゥ・リードのボランティアサポーターが考えたシンプルで楽しい寄付の仕組みです。1ドリンクのオーダーごとに、サポーターとなって頂いたお店や企業から100円がルーム・トゥ・リード・ジャパンに寄附されます。その100円はルーム・トゥ・リードの識字教育プログラムを通じて開発途上国の子ども達に本1冊が贈られます。

 

伊藤珠実さん&油井真里奈さん

■プロフィール

伊藤珠実さん(写真右)
2012年よりルーム・トゥ・リードのサポーター。都内の金融関連会社勤務。「カンボジアナイト」でルーム・トゥ・リード創設者ジョン・ウッドの講演を聞き、著書を読んだことがきっかけでサポーターに。影響を受けた本:「マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった」僕の『天職』は7000人のキャラバンになった マイクロソフトを飛び出した社会起業家の成長物語

油井真里奈さん(写真左)
2009年よりルーム・トゥ・リードのサポーター。大学卒業後、米国に留学。留学という選択肢が恵まれた状況であることを感じ、教育支援を行っている団体に興味を持つように。ルーム・トゥ・リードのボランティア説明会への参加がきっかけとなり、以後、資金調達を目的としたファンドレイズイベントのサポートを行っている。丸の内にある商社勤務。好きな本は「美は時を超える―千住博の美術の授業〈2〉」「白川静読本

 

伊藤珠実さん&油井真里奈さん
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《クリスマス・チャリティ・ピンバッジ 販売中です!》

Room to Read Christmas pin budges

街が、クリスマスイルミネーションで輝きはじめ、もう、クリスマスの季節です♪
今年も、老舗百貨店の松屋さんが、チャリティピンバッジを販売しています。
今年のデザインは、大人気キャラクター「ムーミン」「ムーミンママとムーミンパパ」「リトルミイ」「スナフキン」4種類です。
税込みで1個500円。収益の全額がルーム・トゥ・リードに寄付されます。
なくなり次第終了となりますので、早めにお買い求めください。
お友だちへのプチギフトにもぜひどうぞ!

販売期間:2017年11月 1日(水)-12月25日(月)
販売場所:
◆松屋銀座
・1階正面口・京橋口ほか
◆松屋東京丸の内
東京ステーションホテル南ドーム1階(JR東京駅 丸の内南口)
◆松屋浅草
1階カードカウンター

▼松屋銀座ホームページ
http://www.matsuya.com/m_ginza/newinfo/information/2017/10/20171031_201000.html

松屋さんは、2008年から長年に渡ってルーム・トゥ・リードを応援してくださっていて、
これまでにインド、ネパール、ベトナムに図書室7室を贈ってくださった他、女子教育プログラムの支援など、多岐にわたってサポートをしてくださっています。
▼松屋 社会貢献活動について
http://www.matsuya.com/csr/contribution/

【 Action for Educationキャンペーン 展開中! あなたの参加を待ってます! 】

Room to Read Action for Education

ルーム・トゥ・リード・ジャパンは年末キャンペーンAction for Education をスタートしました。
世界には、7億人以上の読み書きができない人々がいて、小学校に通えない子ども達がおよそ5800万人もいます。貧困の連鎖は、教育によって断ち切ることができます。
Action for Education(アクション フォー エデュケーション )は、より多くの方に、何か自分ができる行動を起こしてもらい、日本からインド、カンボジア、南アフリカの3つの小学校に教育を届ける参加型ムーブメントです。

「何をすればいいの?」と、思ってるあなたへ
▼詳しくはこちらをご覧ください!
http://japan.roomtoread.org/donations/howto/actionforeducation.html