《花と色を楽しむクリスマス チャリティパーティ》

花と色を楽しむクリスマス チャリティパーティ 2017のご案内です。
幸せな気持ちに浸れる表参道の中のパリ、素敵な空間にて、どんな空間にもあうホワイトをメインにしたクリスマスのフラワーアレンジと大切な人に想いを伝えるおしゃれなクリスマスカードを沢山つくりテーブルコーディネートを楽しみましょう!
初めての方、お1人での参加も大歓迎です。 すでに残席がわずかとなっておりますので、お申し込みはどうぞお早めに・・・

《概要》
■日時: 12月2日(土) 14:00〜16:00
■場所: 表参道サロン 表参道駅より徒歩3分 (詳細はお申込後にご案内します。)
■参加費: 8,500円 (お持ち帰りいただけるフラワーアレンジメント、クリスマスカード全て込み。)
(参加費から必要経費を除き20%以上を、国際NGO団体Room to Read(日本:NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン)女子教育プログラムへ寄付。)
■参加方法:
以下の通りメールお送りください。確約のご案内をお送りします。
件名: クリスマスパーティ(2017.12.2) 参加希望
メール本文: ①お名前 ②メールアドレス ③お電話番号
宛先: floral.celebration.style@gmail.com

*フラワーデザイナー  Floral Celebration 宮武由佳
Homepage:  http://www.yukamiyatake.com/
Blog:  http://ameblo.jp/yuka-letter/

Room to Read
以前のクリスマスパーティの様子です。今年は、ホワイトとゴールドとシルバーでお届けいたします。

※このイベントは、ルーム・トゥ・リード・ジャパンのサポーター(ボランティア)による自主企画です。

第5回ルーム・トゥ・リードラウンジ開催!あなたのアクションで世界の子どもたちを応援しよう!

11月から始まるチャレンジ企画「Action For Education」についてのワーク中
11月から始まるアクション企画「Action For Education」についてのワーク中

 

こんにちは。
Room to Readボランティアの榎本晋作です。

第5回となったルーム・トゥ・リード ラウンジ!

今回のテーマは11月10日から始まる寄付月間のキャンペーン
「Action For Education」です!

スピーカーは、長年のサポーターで、ビジネスコンサルタントの多武高博(タブタカヒロ)さんにお願いしました。

※タブさんについて詳しくはこちらへ!
→ビジネスコンサルタント多武高博さん「才能を使い、楽しみながら世の中を変えたい」

 

【ルーム・トゥ・リードラウンジとは】

ルーム・トゥ・リード・ラウンジは、子どもの教育から世界を変えるために、ルーム・トゥ・リードが何をしているかを知りたい方、関わってみたい方に向けたイベントです。

毎月、ルーム・トゥ・リードの活動全般についての話と共に、毎回違うテーマやスピーカーのお話しもさせていただいてます。

【Action for Educationとは?】

Action for Educationキャンペーンは、ひとりひとりがアクションを起こして、みんなでカンボジア、インド、南アフリカの子ども達に教育を届けるプロジェクトです。

去年の年末キャンペーンでは、31ものファンドレイジング・プロジェクトが立ち上がり、年末キャンペーンを盛り上げていただきました。

自分がファンドレーザーとなってアクションをすることは、大変なこともあるけれど、それ自体が自分の新しいアクションになったり、皆さんのお友達や家族のアクションを生み出したり、さざ波のように喜びが連鎖していきます。

■写真で紹介!当日の様子

 職員の今尾からルーム・トゥ・リードについての誕生背景について説明中。世界では成人人口の7人に1人が読み書きができない状態 職員の今尾からルーム・トゥ・リードについての誕生背景について説明中。世界では成人人口の7人に1人が読み書きができない状態です。
職員の今尾からルーム・トゥ・リードについての誕生背景について説明中。世界では成人人口の7人に1人が読み書きができない状態

 

識字教育の目標は読み書きだけではなく、本を読む習慣をつけること。女子教育については高校卒業、そして生徒たちが自身で考え行動する力(ライフスキル)を目標としています。
識字教育の目標は読み書きだけではなく、本を読む習慣をつけること。女子教育については高校卒業、そして生徒たちが自身で考え行動する力(ライフスキル)を目標としています。

 

Action For Education!2017年11月10日〜12月25日まで開催!
Action For Education!2017年11月10日〜12月25日まで開催!

 

昨年は31のプロジェクトが立ち上がり、スリランカの小学校に識字教育を届ける事ができました。
昨年は31のプロジェクトが立ち上がり、スリランカの小学校に識字教育を届ける事ができました。
今年の届け先はカンボジア・インド・南アフリカ
今年の届け先はカンボジア・インド・南アフリカです。

 

タブさんのプレゼンスタート!
タブさんのプレゼンスタート!

 

チャリティーのアクションに必要な事とは?意識高い系や完璧である事は必要なのか?いや、そんな事はありません!
ファンドレイジングというアクションに必要な事とは?意識高い系や完璧である事は必要なのか?いや、そんな事はありません!

 

ディスカッション(ワーク)のチーム分けをするタブさん
ディスカッション(ワーク)のチーム分けをするタブさん

 

ワーク中
ワーク中

 

ワークをしながら、参加者同士でチャレンジへのアイデアをフィードバックし合いました。
ワークをしながら、参加者同士でアファンドレイジング・アクションのアイデアをフィードバックし合いました。

 

■Action For Eduaction、挑戦してみたいけど・・・ファンドレイズって難しいの?

アクションの4分類
アクションの4分類。

 

Action For Eduactionの話をする時に、多くの方が

「でも、私にできる事ってあるかなぁ・・たいした事できないし自信がないです・・」

というフィードバックをくださいます。

確かに、「チャレンジをしよう!」と言っても、いきなりだと躊躇してしまうところですよね。。

そのような現状に対し、
今回、タブさんは3年前に世界中で大ブレイクをしたアイスバケツチャレンジを例に出し

「このような意識の高いような
大成功事例の話をする事が多いのですが、

決してそんな難しく考える必要はなく、身近な所にヒントがある」

とおっしゃっていました。

例えば、タブさんが提示してくれたのは下記の4種類です。

1.自分が今まで挑戦してみたかった事をやってみる(応援
2.自分が人とちょっと違う事(価値提供
3.仲間や友だちと挑戦してみたいこと(みんな
4.知り合い/自分がステージに立つとウケそうな事(大イベント

■ディスカッションで出た4分類の具体例

参加者(チャレンジャー)の皆さんのために、アクションの4分類について説明するタブさん
参加者(チャレンジャー)の皆さんのために、アクションの4分類について説明するタブさん

 

さらにカテゴリーごとに具体的に例を出してみます。

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1.自分が今まで挑戦してみたかった事をやってみる(応援)

・初めての登山チャレンジをする!
・10キロダイエットします!
・オリジナルグッズを作り販売していく

2.自分が人とちょっと違う事(価値提供)

・クリスマスイベントをチャリティー化する
・お茶のセミナー開催
・農業を実際に行ない取れた野菜でチャリティーご飯を振る舞うパーティをする

3.仲間や友だちと挑戦してみたいこと(みんな)

・世界中を旅行し、現地の人にフットボール(サッカー)を教える
(※1人では回りきれないので、みんなでやる)

4.知り合い/自分がステージに立つとウケそうな事(大イベント)

・年末1000人パーティー望年会!

=============================================

ちょっと具体的になってくると、だんだん

「あっ、普段自分がやっている事でできそうかも!」

と思ってきませんか?
(思ってこない場合は、おそらく私の書き方か例が悪いのかもしれません汗)

■私もチャレンジします!

さて、ここからは、前回までのレポートと同じく
ここでもまた個人的に話をさせていただいて恐縮なのですが
実は私ここ2年ほど

「いや、自分でアクションを起こすとか無理無理!
特に何もできない凡人ですし・・・」

という理由からずっと避けていました。
(前章で偉そうに説明しておきながら申し訳ございません・・)

ですが、毎年みなさんのアクションを見ているうちに

「あっ、なるほど!

普段やっている事を
チャリティー化(アクション化)すればいいのか!」

と勇気づけていただき
この度、3年目にして初めてチャレンジを立てる決意を致しました!
(今、サイトでチャレンジを作成中ですので、公開されたら追記致します。)

初めてのチャレンジでドキドキですが、
カンボジア・インド・南アフリカの子どもたちにこの約1ヶ月半がんばりたいと思います!

■Action For Educationへの参加方法

 

最後にAction For Educationへの参加方法をご紹介して締めたいと思います!

■Action For Educationへの参加方法(チャレンジの立て方)

ファンドレイズをするボタン

チャレンジの作成や寄付ですが、まずは下記リンクよりサイトを訪問いただき、そちらにて行なって頂けます!

ぜひ、皆様、世界の子どもたちのためにがんばりましょう!

→Action For Education2017のサイトを見る

 

ビジネスコンサルタント多武高博さん「才能を使い、楽しみながら世の中を変えたい」(Action for Education – 世界を変えるアクションを起こす Vol.2)

タブタカヒロ

 

ルーム・トゥ・リード・ジャパンでは、来月11月10日から12月25日まで、小学校3校の子どもたちがより良い教育が受けられるよう寄付キャンペーン「Action for Education(アクション フォーエデュケーション)」をスタートします。

「Action for Education」には、より多くの方に、何か自分ができる行動を起こしてもらい、日本から教育を届ける参加型ムーブメントをつくりたいという思いを込めています。

実際に行動を起こしてくださっている方々にインタビューをさせていただき、シリーズでご紹介させていただきます。第二回目は、2010年からルーム・トゥ・リードの活動を応援してくださっている多武高博さんにお話を伺いました普段は外資系コンサルティングファームで活躍しながら、ライフワークとして女性に向けたキャリアコンサルタンティング『はたらく女性のかていきょうし』もされています。ルーム・トゥ・リードが年末に行う寄付キャンペーンでは、その才能を使ってファンドレイジング(寄付を集める活動)をしてくださっています。

 

『はたらく女性のかていきょうし』セッション中の多武さんと生徒の皆さん。多武さんは、寄付をするとキャリアコンサルティングを受けられるという特別企画を毎年、年末にしてくださっています。

 

――チャリティ活動に関心を持ったきっかけを教えてください。

タブタカヒロ

 

「世の中を変えたいと思ったから。大学の先輩でもある小暮真久さんがTABLE FOR TWOというNPOの代表で、社員食堂のダイエットメニューを購入すると会社から20円が寄付されて、発展途上国の学校給食1食分を支援できるという活動を行っていました。そのことを知って、“あ、世の中ってもっと変えられるんだな”、“世の中変えるのって楽しいな”って感じたんです。」

 

――数あるNPO団体の中から、なぜルーム・トゥ・リードを応援されるのですか?

 

「理由は4つあって、3つのWと1つのOです。

1つ目のWはWasedaのW。早稲田大学の同期会で、ルーム・トゥ・リードの日本事務局を立ち上げた松丸佳穂さんと出会いました。松丸さんを応援したいという気持ちが最初の理由ですね。

2つ目のWはWoman(ウーマン)のW。松丸さんと出会ったころに、本業とは別に『はたらく女性のかていきょうし』を始めたんです。“女性”は僕のキーワードになっていて女子教育を推進し、女性のサポーターも多いルーム・トゥ・リードは自分に合うなと。

3つ目のWはWorld Wide(ワールドワイド)のW。日本だけでなく、世界で教育の機会が無くて困っている人を助けたい、より多くの人を助けたいと思っています。

4つ目の理由、1つのOはOPEN(オープン)のO。ルーム・トゥ・リードはサポーターに対してオープンなんですよね。他のNPO団体の中には、新しいサポーターが入りにくいところもあるのだけど、ルーム・トゥ・リードは“来て来て~”みたいな感じです笑」

 

――お仕事しながらのチャリティ活動は、大変なこともあるかと思います。どうして活動を続けてらっしゃるのですか。

「本業がある人こそチャリティをやったほうがいいと思う。仕事(WORK)と家(PRIVATE)だけではなく、もうひとつ第三の顔(PUBLIC)を持つことで相乗効果が出て、幅が広がり、それを本業にも活かせるようになるって僕は考えてます。」

――第三の顔(PUBLIC)を通じた経験は、どのように本業に活かされていますか?

「本業の方のクライアントは上場企業の男性が多いのですが、『はたらく女性のかていきょうし』を通じて、学生や子育て中のお母さんからキャリアウーマンまで、いろんな女性とお話をします。そこで得られる知識や経験は、他のビジネスコンサルタントとは違う僕の強みになっていて、そこを本業に活かして還元できているっていう実感はありますね。」

――チャリティ活動を始める前と後で、多武さん自身に新しい気づきはありましたか。

「はい。世の中を変える観点で活動をするにあたって、大事なこと3つ発見しました。

1つ目が『GIFT(ギフト)』。自分にとってのGIFT=才能をまず使うことが相手にとってのGIFT=贈り物になるのかなということ。自分が苦手なことをして活動したり、単にお金を多く集めようとしたりするのではなく、自分が得意だったり当たり前にできていることを提供する―自分の才能を使うことから始めるのが一番いいなって気づきました。

2つ目が『CRAZY(クレイジー)』。周りからバカじゃないのって思われるくらいの企画をしたほうが盛り上がるんです。無料で女性のコンサルをするとか、目標とする寄付額を倍ではなく一桁増やすとか、常識を超える設定をすることでいろんな知恵がでて、よりクリエイティブな企画ができますね。

3つ目が『FUN(ファン)』。やっぱり楽しんでやるっていうのが一番。シリアスになっても成功しない。自分が一番楽しむことが大事ですね。

『GIFT』『CRAZY』『FUN』。この3つが揃わないと世の中変えられないし、この3つが揃えば、世界も変えられるんじゃないかって思ってます。チャリティ活動は、僕にとって平和な時代の革命です。たくさんの人に喜んで寄付を出してもらえるような企画を作って、貢献していきたいです。」

――チャリティ活動に興味がある方、関わりたいと思っている方へメッセージをお願いします。

「自分が得意なことや自分の才能があるところから初めの一歩を踏み出してみてもらいたいです。どんな小さなことでも出来ることからやってみて、トライアンドエラーをする。何もしないより失敗したほうがいい。とりあえずやってみよう!もし自分の得意や才能がわからない方がいたら、僕のかていきょうしを受けてみてください 笑」

 

(インタビューを終えて)

――「世の中を変えるのって楽しいじゃないですか!」そういって今回のインタビューでたくさんお話をしてくれた多武さん。今よりさらに活躍の場を広げ、チャリティ活動をされる多武さんの活躍に今後も注目です!(村橋)

 

《プロフィール》タブタカヒロ ~ はたらく女性のかていきょうし

タブタカヒロ外資系コンサルティング ファーム マネージャー(2017年11月現在)

英国国立ウェールズ 大学院 経営学修士(MBA) MBA,The University of Wales,UK. 1996年 早稲田大学卒、2007年 英国国立ウェールズ大学院 経営学修士(MBA) 本職は外資系コンサルタント。週末に女性向けおしごとコンサル「はたらく女性のかていきょうし」で活動。7年で500名以上の女性 に「かていきょうし」を行う。聞き上手でおしゃべり型のかてきょスタイルと、デザインが美しく直感的で分かりやすい資料が好評で、女性の口コミで人気が広がり予約4ヶ月待ち状態に。

現在はセミナーや執筆に活動の幅を拡大。パソナ社等で行うセミナーは専門用語が一つもなく、やわらかく笑いのあるトークと美しいスライドが直感的に分かりやすいと女性受講者に好評。

東洋経済オンライン連載の人気コラムでは、会社のデキるフリしたデキないオトコの正体をあばき、女性に笑いと気づきと自信を届ける記事が数多くアクセスランキング1位に。

 

人生No.1本:
①『経済ってそういうことだったのか会議』 佐藤 雅彦 (著), 竹中 平蔵 (著)
②『書桜弔堂 破暁』京極夏彦 (著)

今年No.1本:
①『Think Wild』リンダ・ロッテンバーグ (著), 江口 泰子 (翻訳)
②『シリコンバレー式 よい休息』アレックス・スジョン‐キム・パン(著)野中 (訳)

座右の銘:①「できるか」と聞かれたらいつでも、「もちろん」と返事をすることだ。それから懸命にやり方を見つければよい〜セオドア・ルーズベルト
② 鶏口牛後 〜 蘇秦
③ チョッパー……一つ覚えとけ“女のウソ”は許すのが男だ 〜 サンジ(ワンピースより)

尊敬する人:勝海舟 幕末・明治の幕臣。 江戸を無血開城に導いた、将来の日本のために行動ができた人。

自分の宝物:じぶん(笑)、みんながそれぞれ自分を大事にする。それが周りへの幸せにつながる。

 

【ルーム・トゥ・リード・ラウンジ 10/27開催します! 今回は、特別編 “ Be the First Penguin! ” 】

Room to Read Active for Education
ルーム・トゥ・リード・ラウンジは、子どもの教育から世界を変えるために、ルーム・トゥ・リードが何をしているかをより深く知りたい方、関わってみたい方に向けたマンスリーイベントです。
10月27日は、「Be the First Penguin!」と題して、ルーム・トゥ・リードの年末キャンペーンActive for Educationに参加してくれる仲間を募集させていただく特別編を開催いたします!

Action for Educationキャンペーンは、ひとりひとりがアクションを起こして、みんなでカンボジア、インド、南アフリカの子ども達に教育を届けるプロジェクトです。
去年の年末キャンペーンでは、31ものファンドレイジング・プロジェクトが立ち上がり、年末キャンペーンを盛り上げていただきました。
自分がファンドレーザーとなってアクションをすることは、大変なこともあるけれど、それ自体が自分の新しいチャレンジになったり、皆さんのお友達や家族のアクションを生み出したり、さざ波のように喜びが連鎖していきます。
アクションしてみようかな、なにしようかな、一緒にできる人いたらいいな、という方、ぜひご参加ください。
外資系コンサルティングファームで活躍しながら、ライフワークとして女性に向けたキャリアコンサルタンティング『はたらく女性のかていきょうし』もされている多武 高博さんから、ご自身の経験も踏まえ、わかりやすくアクションを起こすABCをお話しいただく予定です。

■開催日時
2017年10月27日(金)19:00~21:00
■会場
株式会社セールスフォース・ドットコム セミナールーム
東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー (JR東京駅 徒歩1分)
*ルーム・トゥ・リードのグローバルパートナーとして日本でも、世界中でもサポートをしていただいているセールスフォース・ドットコムの素敵なセミナールームを会場としてご提供いただいています!
*詳しい入館方法は参加者の方に、開催前日までにご連絡します。
■参加費
無料
※ 事前にAction for Educationキャンペーンの概要資料をお読みください!1分で読めます♪
https://goo.gl/2BD6nU
■申込方法
こちらのフォームにご入力をお願いいたします。
https://goo.gl/RXi4p8
■定員
25名様

また、11月10日の夜には、Action for Educationキャンペーンのキックオフイベントを、開催いたします! 共同創設者兼CEOのエリン・ガンジュも、4年ぶりに来日し、お話をさせていただきます。こちらも、ぜひご参加ください!
▼詳しくはこちらで
http://actionforeducation2017.peatix.com

アビームコンサルティング株式会社 矢野陽一朗さん(後編) 「影響を受けた人は福沢諭吉。情熱をもって、一生学び続けたい」(Action for Education – 世界を変えるアクションを起こす Vo.1)

アビームの皆さんと、女子教育プログラムの生徒たち(8年生)、中等学校の副校長、女子生徒のメンター(ソーシャルモビライザー)と一緒に
アビームの皆さんと、女子教育プログラムの生徒たち(8年生)、中等学校の副校長、女子生徒のメンター(ソーシャルモビライザー)と一緒に

 

ルーム・トゥ・リード・ジャパンでは、来月11月10日から12月25日まで、小学校3校の子どもたちがより良い教育が受けられるよう寄付キャンペーン「Action for Education(アクション フォーエデュケーション)」をスタートします。

「Action for Education」には、より多くの方に、何か自分ができる行動を起こしてもらい、日本から教育を届ける参加型ムーブメントをつくりたいという思いを込めています。

実際に行動を起こしてくださっている方々にインタビューをさせていただき、シリーズでご紹介させていただきます。第一回目は、2008年より日本初の法人パートナーとして、ルーム・トゥ・リードの活動を毎年応援してくださっているアビームコンサルティング株式会社様(以下、アビーム)CSRユニット長の矢野陽一朗さんにお話を伺いました。

前編はアビームのCSR活動が中心でしたが、後編では、カンボジア現地視察ツアーで感じたこと、矢野さん個人の教育への思いなどについて、お伺いしました。

――アビームの皆様には、実際にご支援をいただいたカンボジアのコンポントム州のプロジェクトを2016年11月にご訪問いただきました。矢野さんが現地への視察ツアーに参加されようと思った理由を教えてください。

「今回の訪問はCSRの責任者として決まったものですが、個人的にも、以前から知っていたルーム・トゥ・リードの活動を実際に自分の目で確かめたいという思いがありました。

現地では、支援をさせていただいた小学校を訪問し、クメール語の授業(識字教育プログラム)に参加しました。また、中等学校での女子教育プログラムのワークショップに参加し、高校生の女子生徒達が、村にいる4歳から6歳の小さな子ども達に読み聞かせボランティアをする様子も見学させていただきました。」

 

――実際に訪問されて、どのように感じましたか。

アビームが支援するカンボジアの小学校でのクメール語の授業に参加する矢野さん
アビームが支援するカンボジアの小学校でのクメール語の授業に参加する矢野さん

 

「ルーム・トゥ・リードの皆さんが地域コミュニティを巻き込んで活動をしていらっしゃる点が、すごいと感じました。地域の理解、特に親御さんの理解を得られないとなかなか学校に通わせてもらえないでしょうし。

加えて、政府と連携して活動している点など、小さなリソースで大きな成果を挙げるにはどうすればよいか、がよく考えられていますよね。ルーム・トゥ・リードの創設者である、ジョン・ウッドさんの哲学が浸透していると感じました。」

 

――現地で特に印象に残ったことは何ですか。

アビームが支援する女子教育プログラムの生徒たちが、村の子ども達にボランティアで読み聞かせをするところ
アビームが支援する女子教育プログラムの生徒たちが、村の子ども達にボランティアで読み聞かせをするところ

 

「現地視察ツアーの訪問先での体験は、とても素晴らしいものでしたが、事前に見聞きしていたこともあり、想像の範囲内でした。しかし、カンボジアの現地スタッフの皆さんとの交流を通じて、彼らがこの活動にかける想いの強さを知りました。これは本当に想像以上でした。

特に、カンボジアのルーム・トゥ・リードの責任者であるカンボジア人のカール・カーンさんのお話には、強く心を動かされました。彼は内戦でご両親を亡くし、軍事政権下の厳しい環境の中で、奨学生として生き残るために必死に勉強をしたのです。彼ほどの能力があれば、先進国の会社に就職して、豊かな暮らしをすることもできたはずです。しかし、自分の国をよりよくしたいという思いから、あえて非営利団体という厳しい道を選択し、献身的に活動されています。

カンボジアをはじめ、世界の国々には、さまざまな課題があります。そして、その課題を本当に解決できるのは、私たちのような外国人ではなく、その国の人たちだと思います。カールさんのお話を聴いて、自分の国をよりよくしたいという強い思いを持った人を支援することが大事なんだということを、改めて感じました。」

 

――矢野さん個人の教育に対する思い入れを教えてください。

アビームの支援で完成したカンボジアの図書室で、世界地図を見せながら、授業をする矢野さん
アビームの支援で完成したカンボジアの図書室で、世界地図を見せながら、授業をする矢野さん

「私にはいま大学生になる娘と高校生の息子がいますが、彼らが幼い頃から『なぜ、勉強をするのか』という話をしてきました。いい大学やいい会社に入るためではないよ、経済的に自立し、自由で充実した生活を送ることのできる社会人になるためだよ、と。ただし、自分の思う通りの進路を選ぶためには、勉強したほうが良いですね。選択肢が増えるわけですから。あとから『医者になりたい』と思っても、それまであまり勉強してこなかったとしたら、諦めなければいけないのです。

ルーム・トゥ・リードも、学問を通じて子ども達の人生の可能性を広げる活動をされていますよね。『勉強することで、人生の選択肢が増えていく』というのは、まさに皆さんのお考えとも重なります。」

 

――ルーム・トゥ・リードの活動にちなんで、矢野さんの人生に影響を与えた本を教えてください。

「福沢諭吉の著作から大きな影響を受けました。特に学生時代に読んだ『福翁自伝』からは、学ぶことに対する姿勢の大切さを教えられました。彼は好奇心の塊のような人物で、漢文も、蘭学も、英語も、どんどん学んでいくのですが、自分の可能性を全く疑っていないんですね。

例えば、19歳の頃に蘭学修行で長崎へ発つ際には、自分のお兄さんに向かって『人の読むものなら横文字でも何でも読みましょう』と啖呵を切っている。まだ彼が住んでいた中津藩(大分県)には横文字を見た者すらいなかったといいます。そして、彼はあらゆる手段を尽くして可能性を広げていくんですね。例えば、英語の発音を学びたい一心で漂流者の外国人を訪ね歩いたり、咸臨丸の噂を耳にするやいなや、幕府に志願して遣米使節団の随行員になったりしています。彼のような情熱を持って、一生学び続けたいと思いました。」

 

――最後に、チャリティ活動に興味がある方、関わりたいと思っている方へ、メッセージをお願いします。

「ルーム・トゥ・リードのことをよく知っていただきたいので、是非、ジョン・ウッドさんの本(1冊目2冊目)を読んでいただければと思います。

また、ルーム・トゥ・リードのさまざまなイベントに足を運んでいただき、実際に活動している方々と交流していただきたいです。そうすると、よりルーム・トゥ・リードの活動を理解できると思います。活動をしている方々の想いに触れることによって、『自分も何かできるのではないか』と思っていただけたら嬉しいです。」

(文・アビームコンサルティング CSRユニット 林 千晶/ 聞き手・ルーム・トゥ・リード・ジャパン 松丸佳穂)

 

矢野陽一朗

矢野陽一朗
外資系コンサルティング会社、国内コンサルティング会社の取締役を経て2015年にアビームコンサルティングに入社。2016年6月、経営企画グループCSRユニット長に就任。同コーポレート・コミュニケーションユニット長を兼務。