会社員 伊藤珠実さん&油井真里奈さん「誕生日を子どもたちの教育機会に」(Action for Education – 世界を変えるアクションを起こす Vol.3)

ルーム・トゥ・リード・ジャパンでは、小学校3校の子どもたちがより良い教育が受けられるよう寄付キャンペーン「Action for Education(アクション フォーエデュケーション)」が始まりました!

「Action for Education」には、より多くの方に、何か自分ができる行動を起こしてもらい、日本から教育を届ける参加型ムーブメントをつくりたいという思いを込めています。実際に行動を起こしてくださっている方々にインタビューをさせていただき、シリーズでご紹介させていただきます。

第3回目は、会社員をしながら、長年ルーム・トゥ・リードを支援してくださっている伊藤珠実さんと油井真里奈さんからお話を伺いました。おふたりは、今年の8月に、Beers for Books in August(*)を開催し、インドの小学校に1,220冊の本を寄付してくださいました。

*Beers for Booksはルーム・トゥ・リードのボランティアサポーターが考えたシンプルで楽しい寄付の仕組みです。1ドリンクのオーダーごとに、サポーターとなって頂いたお店や企業から100円がルーム・トゥ・リード・ジャパンに寄附されます。その100円はルーム・トゥ・リードの識字教育プログラムを通じて開発途上国の子ども達に本1冊が贈られます。

 

伊藤珠実さん&油井真里奈さん

■プロフィール

伊藤珠実さん(写真右)
2012年よりルーム・トゥ・リードのサポーター。都内の金融関連会社勤務。「カンボジアナイト」でルーム・トゥ・リード創設者ジョン・ウッドの講演を聞き、著書を読んだことがきっかけでサポーターに。影響を受けた本:「マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった」僕の『天職』は7000人のキャラバンになった マイクロソフトを飛び出した社会起業家の成長物語

油井真里奈さん(写真左)
2009年よりルーム・トゥ・リードのサポーター。大学卒業後、米国に留学。留学という選択肢が恵まれた状況であることを感じ、教育支援を行っている団体に興味を持つように。ルーム・トゥ・リードのボランティア説明会への参加がきっかけとなり、以後、資金調達を目的としたファンドレイズイベントのサポートを行っている。丸の内にある商社勤務。好きな本は「美は時を超える―千住博の美術の授業〈2〉」「白川静読本

 

伊藤珠実さん&油井真里奈さん

 

――チャリティ活動に関心を持ったきっかけを教えてください。

珠実さん「初めてのチャリティ経験は、勤務する会社のチャリティイベントに参加したことでした。障がい者の人と一緒にスポーツをしたり、入院している子どもを看病する家族が宿泊する施設の清掃のボランティア活動に参加したり、様々なイベントやボランティア活動に参加してきました。その経験を通じて、私も個人的にやってみよう!と、今につながっています。」

真里奈さん「幼稚園から大学まで、キリスト教系の学校に通っていたのですが、小学生の時の時間割に奉仕の授業が組み込まれていて、ありがたいことに、子どもの頃からボランティア活動は日常生活の一部でした。例えば、生徒たちで学校周辺のゴミ拾いをしたり、クリスマスの時は自分で寄付先を選んで献金もしていました。今も、何かやらなきゃ、というよりも、生活の一部になっています。」

――数あるNPO団体の中から、なぜルーム・トゥ・リードを応援されているのですか?

珠実さん「寄付に対して、実際に現地のプログラムに使われる率が高いことがが一番の理由です。ルーム・トゥ・リードは、最も効率的で効果的な運営を行っている慈善団体として、米国最大の慈善団体の独立系評価機関チャリティナビゲーターで最高評価の4つ星を11年連続獲得しています。これを達成しているのは、アメリカのNPO団体の1パーセントのみなので、とても信頼できる団体だと思いました。また、個人的にアジアの女の子を支援したいと思っていたので、この2点が支援をしている理由です。」

真里奈さん「珠実さんがおっしゃったこともありますが、私の場合は、ルーム・トゥ・リードを支援しているサポータ―や関わっている人達が、とても素敵な人ばかりだからです。素敵な出会いがたくさんあるからこそ、継続的に活動ができているのだと思います。」

――Beer for Books in Augustを主催しようと思ったきっかけを教えてください。

珠実さん「ルーム・トゥ・リード・ジャパン職員の今尾礼子さんが、3年前にBirthday for Booksを開催されたのですが、その時、とても盛り上がって、参加者が楽しく飲んで、さらに寄付できるって、とても良いアイディアだと思ったのがきっかけです。今年の自分の誕生月には絶対やりたい、とルーム・トゥ・リードのサポーター仲間に相談した所、イベントで以前からお会いしていた真里奈さんが8月生まれということを知り、今回の主催メンバーに真里奈さんを誘い、ほかの8月生まれのサポーターふたりにも声をかけ、4名で開催することに決めました。」

 

――今までイベントを企画したご経験はありましたか?

珠実さん「仕事でイベント運営、CSR活動に携わった経験があり、今回のイベント企画・運営は私に任せて、という感じでした(笑)。」

真里奈さん「今までイベントをサポートしたことは多々ありましたが、自分でイベントを主催したことはなく、今回が初めての経験となりました。珠実さんから『一緒にやろう』って誘っていただいたことが、とても嬉しかったです。それまで、イベントでお会いすることはあっても、一緒に何かしたことはありませんでした。主催者として企画、運営する機会を与えていただき、感謝しています。」

――今回のイベントで、工夫したポイントを教えてください。

珠実さん「今回の参加者は、主催者の友人の友人等、直接主催者を知らないこともあるため、面識がない人がいかに参加しやすくするか、という点を工夫しました。場所は、仕事帰りに立ち寄りやすい、便利なところで、参加しやすいように会費制にしないことにこだわりました。当日は、自分が頼んだ分の飲み物と食べ物代を支払うだけです。また、参加者に対して、当日に集まった寄付金がどのように使われるかを明確に報告することは信用につながる重要なポイントです。寄付したお金は何に使われ、本当に寄付されるのかと心配になる方もいらっしゃると思いますので、参加者全員に寄付先と集まった寄付金で現地語の本何冊寄付する事が出来たのか、結果報告をきちんとすることを徹底しました。」

 

――参加者の集め方や、当日のイベントについて教えてください。

真里奈さん「フェイスブックのルーム・トゥ・リードのサポーターのグループにイベント情報をアップしてお知らせをしたり、過去にボランティアをしてくださった方々や、友人に連絡をして、地道にコツコツと広めていきました。当日は、8月生まれの人が主催する飲み会という形にしました。楽しく飲んでお食事をするほかに、豪華景品があたるラッフル(慈善くじ引き)も実施し、ラッフルの売上もすべて寄付させていただきました。」

 

――Beer for Books in Augustを主催する前と後で、ご自身に新しい気づきはありましたか。また、主催する上で何かアドバイスはありますか?

珠実さん「今回は、4名で主催しました。各自が得意とする分野で役割分担ができたことがとても良かったです。具体的には、お店選びと交渉、イベント運営と告知、当日サポート、ラッフル用の景品集めを分担しました。主催するにあたっては、少なくとも4人くらいで主催することが、無理なく開催できるかな、という気づきがありました。長年やってみたかったことが実現できて、皆さんにも喜んでいただけました。思い切ってやってみて、本当に良かったです。また来年もやりたいと思っています。」

真里奈さん「新しい自分に出会えたことです。私は、会場の担当だったのですが、こういったイベントは、まず先に、チャリティイベントの開催OKだよ、と言ってくれるお店の同意があった上で、『では一緒にやりましょう』という流れで決めていくのかな、と思っていました。なので、今回のように、ゼロからお店を探し、こちらからイベントの提案をしたのは初めてのことでした。実は、お店を確定させるまではかなり大変だったのですが、仲間がいることが支えになりました。目標達成のためには、思い込みを捨てて頑張れるんだなって。今回の大きな気づきです。」

――チャリティ活動に興味がある方、関わりたいと思っている方へメッセージをお願いします

珠実さん「チャリティ活動を始める、というよりは楽しいイベントに参加するという気持ちで、まずはスタートすれば良いと思います。自分が興味のある分野なら、さらに支援したい気持ちが大きくなるでしょうから、関心のある分野の活動をまず調べてみてはいかがでしょうか。ルーム・トゥ・リードは、今回のBeers for Booksなど、サポーター主催の気軽に参加できるチャリティイベントがたくさんありますので、参加するところから始めると一歩踏み出しやすいと思います。」

真里奈さん「チャリティというとまず困っている人がいて、それを解決しなくては!と強い意思を持って立ち上がる壮大な活動のように見えますが、一歩手前にはいつも何ができるかな?という個人の小さな疑問があります。それはシンプルに家族サービスの延長のような感覚だと思って、気楽に考えれば良いと思います 。そして、イベントや講演会を見つけたら、まずは参加してみて、楽しいと思うだけでも十分。その感覚を、今度は自分が友人知人にお届けするにはどうすればよいか、を考えることが、新たなステップになると思います。楽しい、を求めて関心のある分野のイベントや講演会などに参加してみましょう!」

 

《インタビューを終えて》

彼女たちがルーム・トゥ・リードを支援する理由、「人」と「信用」。チャリティ活動を長く継続するにあたって重要な要素がルーム・トゥ・リードにはあります。

また、今回のBeer for Books in Augustで、チャリティ活動に参加する側から主催する側になられたおふたり。これからの彼女たちのサポーターとしての活躍ぶりに注目です!
(村橋)

 

第5回ルーム・トゥ・リードラウンジ開催!あなたのアクションで世界の子どもたちを応援しよう!

11月から始まるチャレンジ企画「Action For Education」についてのワーク中
11月から始まるアクション企画「Action For Education」についてのワーク中

 

こんにちは。
Room to Readボランティアの榎本晋作です。

第5回となったルーム・トゥ・リード ラウンジ!

今回のテーマは11月10日から始まる寄付月間のキャンペーン
「Action For Education」です!

スピーカーは、長年のサポーターで、ビジネスコンサルタントの多武高博(タブタカヒロ)さんにお願いしました。

※タブさんについて詳しくはこちらへ!
→ビジネスコンサルタント多武高博さん「才能を使い、楽しみながら世の中を変えたい」

 

【ルーム・トゥ・リードラウンジとは】

ルーム・トゥ・リード・ラウンジは、子どもの教育から世界を変えるために、ルーム・トゥ・リードが何をしているかを知りたい方、関わってみたい方に向けたイベントです。

毎月、ルーム・トゥ・リードの活動全般についての話と共に、毎回違うテーマやスピーカーのお話しもさせていただいてます。

【Action for Educationとは?】

Action for Educationキャンペーンは、ひとりひとりがアクションを起こして、みんなでカンボジア、インド、南アフリカの子ども達に教育を届けるプロジェクトです。

去年の年末キャンペーンでは、31ものファンドレイジング・プロジェクトが立ち上がり、年末キャンペーンを盛り上げていただきました。

自分がファンドレーザーとなってアクションをすることは、大変なこともあるけれど、それ自体が自分の新しいアクションになったり、皆さんのお友達や家族のアクションを生み出したり、さざ波のように喜びが連鎖していきます。

■写真で紹介!当日の様子

 職員の今尾からルーム・トゥ・リードについての誕生背景について説明中。世界では成人人口の7人に1人が読み書きができない状態 職員の今尾からルーム・トゥ・リードについての誕生背景について説明中。世界では成人人口の7人に1人が読み書きができない状態です。
職員の今尾からルーム・トゥ・リードについての誕生背景について説明中。世界では成人人口の7人に1人が読み書きができない状態

 

識字教育の目標は読み書きだけではなく、本を読む習慣をつけること。女子教育については高校卒業、そして生徒たちが自身で考え行動する力(ライフスキル)を目標としています。
識字教育の目標は読み書きだけではなく、本を読む習慣をつけること。女子教育については高校卒業、そして生徒たちが自身で考え行動する力(ライフスキル)を目標としています。

 

Action For Education!2017年11月10日〜12月25日まで開催!
Action For Education!2017年11月10日〜12月25日まで開催!

 

昨年は31のプロジェクトが立ち上がり、スリランカの小学校に識字教育を届ける事ができました。
昨年は31のプロジェクトが立ち上がり、スリランカの小学校に識字教育を届ける事ができました。
今年の届け先はカンボジア・インド・南アフリカ
今年の届け先はカンボジア・インド・南アフリカです。

 

タブさんのプレゼンスタート!
タブさんのプレゼンスタート!

 

チャリティーのアクションに必要な事とは?意識高い系や完璧である事は必要なのか?いや、そんな事はありません!
ファンドレイジングというアクションに必要な事とは?意識高い系や完璧である事は必要なのか?いや、そんな事はありません!

 

ディスカッション(ワーク)のチーム分けをするタブさん
ディスカッション(ワーク)のチーム分けをするタブさん

 

ワーク中
ワーク中

 

ワークをしながら、参加者同士でチャレンジへのアイデアをフィードバックし合いました。
ワークをしながら、参加者同士でアファンドレイジング・アクションのアイデアをフィードバックし合いました。

 

■Action For Eduaction、挑戦してみたいけど・・・ファンドレイズって難しいの?

アクションの4分類
アクションの4分類。

 

Action For Eduactionの話をする時に、多くの方が

「でも、私にできる事ってあるかなぁ・・たいした事できないし自信がないです・・」

というフィードバックをくださいます。

確かに、「チャレンジをしよう!」と言っても、いきなりだと躊躇してしまうところですよね。。

そのような現状に対し、
今回、タブさんは3年前に世界中で大ブレイクをしたアイスバケツチャレンジを例に出し

「このような意識の高いような
大成功事例の話をする事が多いのですが、

決してそんな難しく考える必要はなく、身近な所にヒントがある」

とおっしゃっていました。

例えば、タブさんが提示してくれたのは下記の4種類です。

1.自分が今まで挑戦してみたかった事をやってみる(応援
2.自分が人とちょっと違う事(価値提供
3.仲間や友だちと挑戦してみたいこと(みんな
4.知り合い/自分がステージに立つとウケそうな事(大イベント

■ディスカッションで出た4分類の具体例

参加者(チャレンジャー)の皆さんのために、アクションの4分類について説明するタブさん
参加者(チャレンジャー)の皆さんのために、アクションの4分類について説明するタブさん

 

さらにカテゴリーごとに具体的に例を出してみます。

=============================================

1.自分が今まで挑戦してみたかった事をやってみる(応援)

・初めての登山チャレンジをする!
・10キロダイエットします!
・オリジナルグッズを作り販売していく

2.自分が人とちょっと違う事(価値提供)

・クリスマスイベントをチャリティー化する
・お茶のセミナー開催
・農業を実際に行ない取れた野菜でチャリティーご飯を振る舞うパーティをする

3.仲間や友だちと挑戦してみたいこと(みんな)

・世界中を旅行し、現地の人にフットボール(サッカー)を教える
(※1人では回りきれないので、みんなでやる)

4.知り合い/自分がステージに立つとウケそうな事(大イベント)

・年末1000人パーティー望年会!

=============================================

ちょっと具体的になってくると、だんだん

「あっ、普段自分がやっている事でできそうかも!」

と思ってきませんか?
(思ってこない場合は、おそらく私の書き方か例が悪いのかもしれません汗)

■私もチャレンジします!

さて、ここからは、前回までのレポートと同じく
ここでもまた個人的に話をさせていただいて恐縮なのですが
実は私ここ2年ほど

「いや、自分でアクションを起こすとか無理無理!
特に何もできない凡人ですし・・・」

という理由からずっと避けていました。
(前章で偉そうに説明しておきながら申し訳ございません・・)

ですが、毎年みなさんのアクションを見ているうちに

「あっ、なるほど!

普段やっている事を
チャリティー化(アクション化)すればいいのか!」

と勇気づけていただき
この度、3年目にして初めてチャレンジを立てる決意を致しました!
(今、サイトでチャレンジを作成中ですので、公開されたら追記致します。)

初めてのチャレンジでドキドキですが、
カンボジア・インド・南アフリカの子どもたちにこの約1ヶ月半がんばりたいと思います!

■Action For Educationへの参加方法

 

最後にAction For Educationへの参加方法をご紹介して締めたいと思います!

■Action For Educationへの参加方法(チャレンジの立て方)

ファンドレイズをするボタン

チャレンジの作成や寄付ですが、まずは下記リンクよりサイトを訪問いただき、そちらにて行なって頂けます!

ぜひ、皆様、世界の子どもたちのためにがんばりましょう!

→Action For Education2017のサイトを見る

 

ビジネスコンサルタント多武高博さん「才能を使い、楽しみながら世の中を変えたい」(Action for Education – 世界を変えるアクションを起こす Vol.2)

タブタカヒロ

 

ルーム・トゥ・リード・ジャパンでは、来月11月10日から12月25日まで、小学校3校の子どもたちがより良い教育が受けられるよう寄付キャンペーン「Action for Education(アクション フォーエデュケーション)」をスタートします。

「Action for Education」には、より多くの方に、何か自分ができる行動を起こしてもらい、日本から教育を届ける参加型ムーブメントをつくりたいという思いを込めています。

実際に行動を起こしてくださっている方々にインタビューをさせていただき、シリーズでご紹介させていただきます。第二回目は、2010年からルーム・トゥ・リードの活動を応援してくださっている多武高博さんにお話を伺いました普段は外資系コンサルティングファームで活躍しながら、ライフワークとして女性に向けたキャリアコンサルタンティング『はたらく女性のかていきょうし』もされています。ルーム・トゥ・リードが年末に行う寄付キャンペーンでは、その才能を使ってファンドレイジング(寄付を集める活動)をしてくださっています。

 

『はたらく女性のかていきょうし』セッション中の多武さんと生徒の皆さん。多武さんは、寄付をするとキャリアコンサルティングを受けられるという特別企画を毎年、年末にしてくださっています。

 

――チャリティ活動に関心を持ったきっかけを教えてください。

タブタカヒロ

 

「世の中を変えたいと思ったから。大学の先輩でもある小暮真久さんがTABLE FOR TWOというNPOの代表で、社員食堂のダイエットメニューを購入すると会社から20円が寄付されて、発展途上国の学校給食1食分を支援できるという活動を行っていました。そのことを知って、“あ、世の中ってもっと変えられるんだな”、“世の中変えるのって楽しいな”って感じたんです。」

 

――数あるNPO団体の中から、なぜルーム・トゥ・リードを応援されるのですか?

 

「理由は4つあって、3つのWと1つのOです。

1つ目のWはWasedaのW。早稲田大学の同期会で、ルーム・トゥ・リードの日本事務局を立ち上げた松丸佳穂さんと出会いました。松丸さんを応援したいという気持ちが最初の理由ですね。

2つ目のWはWoman(ウーマン)のW。松丸さんと出会ったころに、本業とは別に『はたらく女性のかていきょうし』を始めたんです。“女性”は僕のキーワードになっていて女子教育を推進し、女性のサポーターも多いルーム・トゥ・リードは自分に合うなと。

3つ目のWはWorld Wide(ワールドワイド)のW。日本だけでなく、世界で教育の機会が無くて困っている人を助けたい、より多くの人を助けたいと思っています。

4つ目の理由、1つのOはOPEN(オープン)のO。ルーム・トゥ・リードはサポーターに対してオープンなんですよね。他のNPO団体の中には、新しいサポーターが入りにくいところもあるのだけど、ルーム・トゥ・リードは“来て来て~”みたいな感じです笑」

 

――お仕事しながらのチャリティ活動は、大変なこともあるかと思います。どうして活動を続けてらっしゃるのですか。

「本業がある人こそチャリティをやったほうがいいと思う。仕事(WORK)と家(PRIVATE)だけではなく、もうひとつ第三の顔(PUBLIC)を持つことで相乗効果が出て、幅が広がり、それを本業にも活かせるようになるって僕は考えてます。」

――第三の顔(PUBLIC)を通じた経験は、どのように本業に活かされていますか?

「本業の方のクライアントは上場企業の男性が多いのですが、『はたらく女性のかていきょうし』を通じて、学生や子育て中のお母さんからキャリアウーマンまで、いろんな女性とお話をします。そこで得られる知識や経験は、他のビジネスコンサルタントとは違う僕の強みになっていて、そこを本業に活かして還元できているっていう実感はありますね。」

――チャリティ活動を始める前と後で、多武さん自身に新しい気づきはありましたか。

「はい。世の中を変える観点で活動をするにあたって、大事なこと3つ発見しました。

1つ目が『GIFT(ギフト)』。自分にとってのGIFT=才能をまず使うことが相手にとってのGIFT=贈り物になるのかなということ。自分が苦手なことをして活動したり、単にお金を多く集めようとしたりするのではなく、自分が得意だったり当たり前にできていることを提供する―自分の才能を使うことから始めるのが一番いいなって気づきました。

2つ目が『CRAZY(クレイジー)』。周りからバカじゃないのって思われるくらいの企画をしたほうが盛り上がるんです。無料で女性のコンサルをするとか、目標とする寄付額を倍ではなく一桁増やすとか、常識を超える設定をすることでいろんな知恵がでて、よりクリエイティブな企画ができますね。

3つ目が『FUN(ファン)』。やっぱり楽しんでやるっていうのが一番。シリアスになっても成功しない。自分が一番楽しむことが大事ですね。

『GIFT』『CRAZY』『FUN』。この3つが揃わないと世の中変えられないし、この3つが揃えば、世界も変えられるんじゃないかって思ってます。チャリティ活動は、僕にとって平和な時代の革命です。たくさんの人に喜んで寄付を出してもらえるような企画を作って、貢献していきたいです。」

――チャリティ活動に興味がある方、関わりたいと思っている方へメッセージをお願いします。

「自分が得意なことや自分の才能があるところから初めの一歩を踏み出してみてもらいたいです。どんな小さなことでも出来ることからやってみて、トライアンドエラーをする。何もしないより失敗したほうがいい。とりあえずやってみよう!もし自分の得意や才能がわからない方がいたら、僕のかていきょうしを受けてみてください 笑」

 

(インタビューを終えて)

――「世の中を変えるのって楽しいじゃないですか!」そういって今回のインタビューでたくさんお話をしてくれた多武さん。今よりさらに活躍の場を広げ、チャリティ活動をされる多武さんの活躍に今後も注目です!(村橋)

 

《プロフィール》タブタカヒロ ~ はたらく女性のかていきょうし

タブタカヒロ外資系コンサルティング ファーム マネージャー(2017年11月現在)

英国国立ウェールズ 大学院 経営学修士(MBA) MBA,The University of Wales,UK. 1996年 早稲田大学卒、2007年 英国国立ウェールズ大学院 経営学修士(MBA) 本職は外資系コンサルタント。週末に女性向けおしごとコンサル「はたらく女性のかていきょうし」で活動。7年で500名以上の女性 に「かていきょうし」を行う。聞き上手でおしゃべり型のかてきょスタイルと、デザインが美しく直感的で分かりやすい資料が好評で、女性の口コミで人気が広がり予約4ヶ月待ち状態に。

現在はセミナーや執筆に活動の幅を拡大。パソナ社等で行うセミナーは専門用語が一つもなく、やわらかく笑いのあるトークと美しいスライドが直感的に分かりやすいと女性受講者に好評。

東洋経済オンライン連載の人気コラムでは、会社のデキるフリしたデキないオトコの正体をあばき、女性に笑いと気づきと自信を届ける記事が数多くアクセスランキング1位に。

 

人生No.1本:
①『経済ってそういうことだったのか会議』 佐藤 雅彦 (著), 竹中 平蔵 (著)
②『書桜弔堂 破暁』京極夏彦 (著)

今年No.1本:
①『Think Wild』リンダ・ロッテンバーグ (著), 江口 泰子 (翻訳)
②『シリコンバレー式 よい休息』アレックス・スジョン‐キム・パン(著)野中 (訳)

座右の銘:①「できるか」と聞かれたらいつでも、「もちろん」と返事をすることだ。それから懸命にやり方を見つければよい〜セオドア・ルーズベルト
② 鶏口牛後 〜 蘇秦
③ チョッパー……一つ覚えとけ“女のウソ”は許すのが男だ 〜 サンジ(ワンピースより)

尊敬する人:勝海舟 幕末・明治の幕臣。 江戸を無血開城に導いた、将来の日本のために行動ができた人。

自分の宝物:じぶん(笑)、みんながそれぞれ自分を大事にする。それが周りへの幸せにつながる。

 

アビームコンサルティング株式会社 矢野陽一朗さん(後編) 「影響を受けた人は福沢諭吉。情熱をもって、一生学び続けたい」(Action for Education – 世界を変えるアクションを起こす Vo.1)

アビームの皆さんと、女子教育プログラムの生徒たち(8年生)、中等学校の副校長、女子生徒のメンター(ソーシャルモビライザー)と一緒に
アビームの皆さんと、女子教育プログラムの生徒たち(8年生)、中等学校の副校長、女子生徒のメンター(ソーシャルモビライザー)と一緒に

 

ルーム・トゥ・リード・ジャパンでは、来月11月10日から12月25日まで、小学校3校の子どもたちがより良い教育が受けられるよう寄付キャンペーン「Action for Education(アクション フォーエデュケーション)」をスタートします。

「Action for Education」には、より多くの方に、何か自分ができる行動を起こしてもらい、日本から教育を届ける参加型ムーブメントをつくりたいという思いを込めています。

実際に行動を起こしてくださっている方々にインタビューをさせていただき、シリーズでご紹介させていただきます。第一回目は、2008年より日本初の法人パートナーとして、ルーム・トゥ・リードの活動を毎年応援してくださっているアビームコンサルティング株式会社様(以下、アビーム)CSRユニット長の矢野陽一朗さんにお話を伺いました。

前編はアビームのCSR活動が中心でしたが、後編では、カンボジア現地視察ツアーで感じたこと、矢野さん個人の教育への思いなどについて、お伺いしました。

――アビームの皆様には、実際にご支援をいただいたカンボジアのコンポントム州のプロジェクトを2016年11月にご訪問いただきました。矢野さんが現地への視察ツアーに参加されようと思った理由を教えてください。

「今回の訪問はCSRの責任者として決まったものですが、個人的にも、以前から知っていたルーム・トゥ・リードの活動を実際に自分の目で確かめたいという思いがありました。

現地では、支援をさせていただいた小学校を訪問し、クメール語の授業(識字教育プログラム)に参加しました。また、中等学校での女子教育プログラムのワークショップに参加し、高校生の女子生徒達が、村にいる4歳から6歳の小さな子ども達に読み聞かせボランティアをする様子も見学させていただきました。」

 

――実際に訪問されて、どのように感じましたか。

アビームが支援するカンボジアの小学校でのクメール語の授業に参加する矢野さん
アビームが支援するカンボジアの小学校でのクメール語の授業に参加する矢野さん

 

「ルーム・トゥ・リードの皆さんが地域コミュニティを巻き込んで活動をしていらっしゃる点が、すごいと感じました。地域の理解、特に親御さんの理解を得られないとなかなか学校に通わせてもらえないでしょうし。

加えて、政府と連携して活動している点など、小さなリソースで大きな成果を挙げるにはどうすればよいか、がよく考えられていますよね。ルーム・トゥ・リードの創設者である、ジョン・ウッドさんの哲学が浸透していると感じました。」

 

――現地で特に印象に残ったことは何ですか。

アビームが支援する女子教育プログラムの生徒たちが、村の子ども達にボランティアで読み聞かせをするところ
アビームが支援する女子教育プログラムの生徒たちが、村の子ども達にボランティアで読み聞かせをするところ

 

「現地視察ツアーの訪問先での体験は、とても素晴らしいものでしたが、事前に見聞きしていたこともあり、想像の範囲内でした。しかし、カンボジアの現地スタッフの皆さんとの交流を通じて、彼らがこの活動にかける想いの強さを知りました。これは本当に想像以上でした。

特に、カンボジアのルーム・トゥ・リードの責任者であるカンボジア人のカール・カーンさんのお話には、強く心を動かされました。彼は内戦でご両親を亡くし、軍事政権下の厳しい環境の中で、奨学生として生き残るために必死に勉強をしたのです。彼ほどの能力があれば、先進国の会社に就職して、豊かな暮らしをすることもできたはずです。しかし、自分の国をよりよくしたいという思いから、あえて非営利団体という厳しい道を選択し、献身的に活動されています。

カンボジアをはじめ、世界の国々には、さまざまな課題があります。そして、その課題を本当に解決できるのは、私たちのような外国人ではなく、その国の人たちだと思います。カールさんのお話を聴いて、自分の国をよりよくしたいという強い思いを持った人を支援することが大事なんだということを、改めて感じました。」

 

――矢野さん個人の教育に対する思い入れを教えてください。

アビームの支援で完成したカンボジアの図書室で、世界地図を見せながら、授業をする矢野さん
アビームの支援で完成したカンボジアの図書室で、世界地図を見せながら、授業をする矢野さん

「私にはいま大学生になる娘と高校生の息子がいますが、彼らが幼い頃から『なぜ、勉強をするのか』という話をしてきました。いい大学やいい会社に入るためではないよ、経済的に自立し、自由で充実した生活を送ることのできる社会人になるためだよ、と。ただし、自分の思う通りの進路を選ぶためには、勉強したほうが良いですね。選択肢が増えるわけですから。あとから『医者になりたい』と思っても、それまであまり勉強してこなかったとしたら、諦めなければいけないのです。

ルーム・トゥ・リードも、学問を通じて子ども達の人生の可能性を広げる活動をされていますよね。『勉強することで、人生の選択肢が増えていく』というのは、まさに皆さんのお考えとも重なります。」

 

――ルーム・トゥ・リードの活動にちなんで、矢野さんの人生に影響を与えた本を教えてください。

「福沢諭吉の著作から大きな影響を受けました。特に学生時代に読んだ『福翁自伝』からは、学ぶことに対する姿勢の大切さを教えられました。彼は好奇心の塊のような人物で、漢文も、蘭学も、英語も、どんどん学んでいくのですが、自分の可能性を全く疑っていないんですね。

例えば、19歳の頃に蘭学修行で長崎へ発つ際には、自分のお兄さんに向かって『人の読むものなら横文字でも何でも読みましょう』と啖呵を切っている。まだ彼が住んでいた中津藩(大分県)には横文字を見た者すらいなかったといいます。そして、彼はあらゆる手段を尽くして可能性を広げていくんですね。例えば、英語の発音を学びたい一心で漂流者の外国人を訪ね歩いたり、咸臨丸の噂を耳にするやいなや、幕府に志願して遣米使節団の随行員になったりしています。彼のような情熱を持って、一生学び続けたいと思いました。」

 

――最後に、チャリティ活動に興味がある方、関わりたいと思っている方へ、メッセージをお願いします。

「ルーム・トゥ・リードのことをよく知っていただきたいので、是非、ジョン・ウッドさんの本(1冊目2冊目)を読んでいただければと思います。

また、ルーム・トゥ・リードのさまざまなイベントに足を運んでいただき、実際に活動している方々と交流していただきたいです。そうすると、よりルーム・トゥ・リードの活動を理解できると思います。活動をしている方々の想いに触れることによって、『自分も何かできるのではないか』と思っていただけたら嬉しいです。」

(文・アビームコンサルティング CSRユニット 林 千晶/ 聞き手・ルーム・トゥ・リード・ジャパン 松丸佳穂)

 

矢野陽一朗

矢野陽一朗
外資系コンサルティング会社、国内コンサルティング会社の取締役を経て2015年にアビームコンサルティングに入社。2016年6月、経営企画グループCSRユニット長に就任。同コーポレート・コミュニケーションユニット長を兼務。

 

 

アビームコンサルティング株式会社 矢野陽一朗さん(前編) 「社会課題は簡単に解決できるものではない。一過性の取り組みで終わってはいけない」(Action for Education – 世界を変えるアクションを起こす Vo.1)

アビームコンサルティングCSRユニット長の矢野さんとルーム・トゥ・リード担当の白さん
アビームコンサルティングCSRユニット長の矢野さんとルーム・トゥ・リード担当の白さん

 

ルーム・トゥ・リード・ジャパンでは、来月11月10日から12月25日まで、小学校3校の子どもたちがより良い教育が受けられるよう寄付キャンペーン「Action for Education(アクション フォーエデュケーション)」をスタートします。

「Action for Education」には、より多くの方に、何か自分ができる行動を起こしてもらい、日本から教育を届ける参加型ムーブメントをつくりたいという思いを込めています。

実際に行動を起こしてくださっている方々にインタビューをさせていただき、シリーズでご紹介させていただきます。第一回目は、2008年より日本初の法人パートナーとして、ルーム・トゥ・リードの活動を毎年応援してくださっているアビームコンサルティング株式会社様(以下、アビーム)CSRユニット長の矢野陽一朗さんにお話を伺いました。

 

――アビームの主な業務およびCSR活動の概要について教えてください。

聞き手:ルーム・トゥ・リード・ジャパン事務局長の松丸(左)
聞き手:ルーム・トゥ・リード・ジャパン事務局長の松丸(左)

 

「弊社は、アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、それぞれの国や地域に即したグローバル・サービスを提供している総合マネジメントコンサルティングファームです。歴史は古く、今年で35年目です。全従業員数は約4300人、国内従業員数は約2800人です。

弊社のCSR活動は、もともと社員の有志によるボランティア活動として始まりました。その後2013年にCSR方針を策定し、経営の一環として活動を位置づけました。なかでも私たちCSRユニットでは、ビジネスでは解決できない課題の解決に貢献することを目的とし、『社会貢献活動』と『環境保全活動』の2つを軸にして活動しています。」

 

――アビーム様がなぜCSR活動を行っているのかを教えてください。

「弊社ではCSR方針のミッションとして、『私たちは、コンサルティングサービスを通じて、クライアントに新たな成功をもたらし、持続可能な社会の実現に貢献します』と掲げています。

前半部分の『クライアントに新たな成功をもたらし』は、お客様の抱える経営課題を解決し、新たな価値創造や事業成長に貢献するという、私たちの本業を通じて、日々実践しています。しかし後半の「持続可能な社会の実現」、この部分はなかなか本業のビジネスの部分だけでは解決できない部分があります。そこで、CSR活動では本業で培った経験やスキルを活かし、地域社会や地球環境が抱える課題の解決に貢献することで、社会全体の変革につなげようとしています。」

 

――経営活動の一環としてCSR活動を展開されているとのこと、素晴らしいと思います。経営活動の一環として行う以上、どのような基準で、取り組む課題を選んでいらっしゃいますか。

「嬉しいことに、弊社にはとても積極的な社員が多く、日々、たくさんの提案が私のところに来ています。しかし、私はとても慎重に選ぶようにしています。取り組む課題を選ぶ基準は、大きく二つあります。『会社としてやるべき活動か』ということと、『継続的に活動していけるか』ということです。

まず、私たちコンサルティング会社は人が唯一のリソースです。弊社では、そのリソースの一部をCSR活動に充てることが認められていますが、そうしている以上は、会社として取り組んでいるCSR活動について、ステークホルダーにきちんと説明できなくてはいけません。個人でボランティアとしてやればよい活動を、簡単に認めるわけにはいかないのです。本当に『会社としてやるべき活動か』どうかを、見極める必要があります。

次に、社会課題は簡単に解決できるものではないので、一過性の取り組みで終わってはいけないと考えています。これは、私たちがクライアントと長期的な関係を構築し、持続的に企業価値を向上させるという『リアルパートナー』の哲学にも通じるものがあります。そのため、CSR活動についても、私たちが継続的に取り組み、課題の解決に貢献できるかどうかを判断します。」

 

――「会社としてやるべき活動か」という観点で、アビームが私たちルーム・トゥ・リードを長年ご支援してくださる理由をお伺いできますか。

「まず、弊社社長の岩澤は、ルーム・トゥ・リードの創設者であるジョン・ウッド氏と共同創設者兼CEOエリン・ガンジュ氏との個人的な交流を通じて、そのビジョンと活動内容に強く共感し、支援に対してコミットしています。

そして、弊社では、いまアジアを中心としたグローバル展開に力を入れています。このグローバル展開を実現していく上で、世界各地、特にアジアの新興国の経済が発展していくことは、とても重要です。この地域の貧困や教育等の社会課題を解決することは、発展を後押しすることになりますので、長い目で見て弊社や弊社のクライアントにとっても大きな意味があります。例えば、ルーム・トゥ・リードの活動を通じて、教育を受けた学生のみなさんが将来、クライアントになるかも知れませんし、あるいは、弊社の社員になるかも知れません。そういった期待も込めて、弊社はルーム・トゥ・リードの皆さんを継続してサポートさせていただいております。

加えて、ステークホルダーへの説明のしやすさも理由のひとつです。ルーム・トゥ・リードの活動は、目標が明確で、その目標を達成するための手段もとても分かりやすいです。実現プロセス、運営の仕組みが効率的で、透明性がある。報告書についても、お金の流れや成果についても詳細に書いてあり、数字、という目に見える形で報告してくださるので、寄付する側としては安心してサポートすることができます。」

 

――今後についての意気込みをお願いいたします。

「弊社では今まで、毎年の企業寄付をはじめ、プロボノ活動(※)、支援先へのツアーにも参加させていただきました。特に、支援先へのツアーは、寄付したお金がどのように使われているのか体感することができるので、より多くの社員に参加して欲しいですね。そこから活動に共感する人が増え、プロボノ活動などに活かしていければ、と思っております。

これは余談ですが、カンボジアへのツアーに関して経営会議で報告した際に、社長の岩澤が『この場に居るマネジメントは全員、一度は訪問すべきだ』と申しておりました。やはり岩澤も、一度、実際に自分たちが寄付したお金がどのように使われているのか、自分の目で見る必要があると考えているのだと思います。」

※プロボノ活動:自らのスキルや専門知識を活かした社会貢献活動

後後編は、2016年10月にカンボジアにご訪問いただいた際のお話を中心にご紹介いたします。(2017年10月14日(土)18:00配信予定。)

(文・アビームコンサルティング CSRユニット 林 千晶/ 聞き手・ルーム・トゥ・リード・ジャパン 松丸佳穂)

 

▼アビームのカンボジアの支援校訪問の様子はこちらにも掲載されています。

▼アビームのCSR – 途上国への教育支援 については、こちらをご覧ください。

矢野陽一朗

矢野陽一朗
外資系コンサルティング会社、国内コンサルティング会社の取締役を経て2015年にアビームコンサルティングに入社。2016年6月、経営企画グループCSRユニット長に就任。同コーポレート・コミュニケーションユニット長を兼務。