🎈Action for Education2023 オンラインイベント開催!

子ども達には、「本を読む」権利が、「教育を受ける」権利が、「夢をみる」権利があります。
ルーム・トゥ・リードは今年も、世界中で子ども達がそんな当たり前の権利を得られる場所をつくってきました。
私達は2023年末、一人ひとりが自分にできるアクションを起こし、子ども達2000名に教育というクリスマスプレゼントを贈る年末寄付キャンペーンAction for Education 2023を開催しています。
キャンペーンの一環として、この度オンラインにて報告会をさせていただきます。
イベントでは、活動報告とともに、ネパールのカントリー・ディレクター Pushkar Shresthaから現地のご報告をお届けします。
また、2015年以来、累計5,600名以上の子どもの教育支援をいただいている一般社団法人Study For Two(SFT)代表 土井爽詩氏より、現役大学生の視点から活動についてお話いただきます。SFTは全国42の大学で700人以上のメンバーが活動し、使い終えた教科書を再販売して得られた利益で国際協力に貢献する学生団体です。
更に、予告編ですでに2000万回のレビューがあった映像作品「She Creates Change」(少女達が未来を変えていく)より、作品の一部を特別に公開!ルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムを経験し、ジェンダー平等を追求する少女達の実話を、アニメーションと実写映像でご覧いただきます。スーザン・ウォジスキ氏(元YoutTube CEO)ほか、数多くの著名人やアーティストのプロボノでの制作協力をうけ実現した作品です。ぜひ、お気軽にご参加ください。

📍概要
■日時:2023年12月16日(土)11:00~11:45
■開催方法:ZOOM(配信リンクは追ってご共有いたします)
■参加費:無料
■参加登録:
・Peatix(https://actionforeducation2023.peatix.com/
または
・japan@roomtoread.orgまでメールにてお問合せ
■共催:(一社)Study For Two
■参考リンク:
Study For Two(https://studyfortwo.org/)
Action for Education2023(https://bit.ly/3tdKfgt
She Creates Change予告編(英語)(https://youtu.be/-A-42ubUbBQ)

Action for Education 2023キャンペーンでは2,000名の子ども達へ教育を送ることを目標としています。ご支援をお待ちしております。

【こんな年末支援の方法もあります♪】


2023年もあっという間に12月になりました😲
皆さん、年末の大掃除の計画はされていますでしょうか🧹
本日は、年末の整理をしつつ、楽しんで支援に取り組める方法をご案内します!

【チャリボン📚】
個人様向けのプロジェクトです。
古本の査定金額をご寄付いただけます。
12月は本の査定金額20%アップのキャンペーン期間となっています🎈
👇詳細はこちら
https://www.charibon.jp/partner/rtr/

【ブックバトンプロジェクト📚】
企業様向けのプロジェクトです。
古本の査定金額をご寄付いただけます。
社内皆様で古書を持ち寄っていただき、一括でお引き取り頂くことも可能です。
👇詳細はこちら
https://japan.roomtoread.org/campaign/bookbaton/

【買取大吉モノ募金🧰】
個人様向けのプロジェクトです。
使わないものの買取金額を、識字教育 または 女子教育へご寄付いただけます。
年末の断捨離にぜひご活用ください!
👇詳細はこちら
https://daikichi-monobokin.jp/2015/
https://daikichi-monobokin.jp/2037/

トランの物語〜逆境に立ち向かう(少女達が未来を変えていく)


トランの物語〜逆境に立ち向かう
少女達が未来を変えていく(She Creates Change)

ベトナムの小さな村ののどかな風景の中、トランの家族は貧困に直面していました。甘いケーキを売って生計を立てていましたが、予期せぬ災難に見舞われ、さらに経済的困窮に追い込まれました。しかし、逆境に直面したとき、トランの揺るぎない決意と特別な友人とのユニークな絆が、彼女を教育によるエンパワーメントという思いがけない道へと導き、YouTubeの無名時代から目覚ましい成功へと導きました。彼女の物語は、教育が人生と夢を形づくる変革力となることを証明しています。

ベトナムの教育事情
ここ数十年、ベトナムはさらなる経済成長を達成するため、教育システムの近代化に力を入れてきました。世界銀行によると、政府は教育支出を増やしており、2012年の19%をピークに、2018年には14%に達しています。教育は11歳まで無償かつ義務教育であり、ユネスコの報告によると、現在の改革では義務教育の均一化と15歳までの延長を目指しています。

こうした努力にもかかわらず、特定の地域では教育費が不平等を拡大させています。メコンデルタや高地に住むような貧しい農村部や民族的背景を持つ生徒は、6~15歳の間に退学する可能性が高くなっています。最近のユネスコの報告書によると、多くの小学校では教科書、制服、その他の教材にさまざまな追加料金を課しており、中学校では授業料やその他の料金を徴収することが認められているとのことです。加えて、多くの親が学業での成功を確実なものにするために個人授業料を払っています。そのため経済的に恵まれない少数民族など、低所得家庭の子どもたちは遅れをとってしまい、その結果、教育へのアクセスと達成度に大きな格差が生じています。


トランの物語
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ナイファトの物語〜才能を開花させる(少女達が未来を変えていく)

ナイファトの物語〜才能を開花させる
少女達が未来を変えていく(She Creates Change)

教育は人生を変え、新たな機会への扉を開く強力なツールである。両親が別居している家庭で育つという困難に直面しているタンザニアの少女ナイファトにとって、自己発見とエンパワーメントの旅は、ルーム・トゥ・リードのソーシャルモビライザーであるタファティアと出会ったことから始まりました。ルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムの支援を受け、ナイファトは自分自身の価値を認め、隠れた才能を発見することを学びました。

タンザニアの教育事情
タンザニアでは、初等教育へのアクセス、修了、公平性のすべてが改善され、初等教育において大きな進歩を見せています。これは、15歳までの義務教育を定めた「基礎教育無償化政策」による影響が大きく、世界銀行によると、2015年から2018年にかけて、初等学校への就学率は17%上昇し、中等学校への就学率は23%上昇しました。また、初等学校までの生徒の定着率は39%増加しました。

このような進歩にもかかわらず、初等学校に比べ、中等学校での出席率と進級率は依然として低くとどまっています。ユニセフのデータによると、出席率が初等教育の81%から中等教育では28%に低下しており、高等教育ではわずか3%でしかありません。これは教育が義務教育でなくなったためでもありますが、生徒たちは労働力になるために学校を中退したり、早期の結婚に対するプレッシャーにも直面しています。

男女間の格差は縮小しているものの、高等学校の生徒のうち女子は38%にすぎません。女性や女児に対する差別は根強く、とりわけ住宅環境、ジェンダーに基づく暴力、雇用、資産の所有、清潔な飲料水や衛生設備へのアクセスに見られます。
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少年の意識を新たにすることでジェンダー平等を改善する: ルーム・トゥ・リードのカンボジアからの学び


少年の意識を新たにすることでジェンダー平等を改善する: ルーム・トゥ・リードのカンボジアからの学び
ディラジ・アナンド 2023年5月30日

近年、学校やコミュニティ全体で、ジェンダー公正への男性や少年の関与が受け入れられ、さらには要求されるのを目の当たりにしてきました。ジェンダー平等のための変革の担い手として、世界的に男性と少年に焦点を当てられているのが、その証拠です。彼らもまた、仲間との健全な関係を築こうとする気持ちや能力を阻害する不平等なジェンダー規範によって、悪影響を被っていることを理解しています。(Dhar, et al. 2022; Keddie, A. 2021; Peacock, 2012; World Health Organization, 2007).

それでも、「ジェンダー平等のための少年/男性の参画」といったキーワードでグーグルを検索してみると、教育やコミュニティの場で少年達と関わるプログラムは、ほとんどの場合いまだに非政府組織や国際開発機関が主導していることがわかります。教育システム全体にわたってこのようなプログラムを持続的に取り入れることを提唱するためには、ジェンダー公正と平等の問題に思春期の少年を参加させることが、いかに前向きな行動変容をもたらし、より安全で平等な環境と教育成果の向上につながるかを、もっと示す必要があります。

ルーム・トゥ・リードはこのようなニーズを理解し、カンボジア政府と協力して、男女共同参画について教室で男子が話し合う、学校ベースのプログラムを試験的に実施しています。平等のためのライフ・スキル・プロジェクト(LSEPプログラム)は、カンボジアのバンテアイ・ミアンチェイ州で試験的に実施されており、7年生と8年生の男子中学生が、有害なジェンダー規範に挑戦しながら、学校内外で成功するために必要なライフ・スキルを身につけられるよう支援しています。特別にデザインされた教室でのセッションや学校行事を通じて、男子生徒は男女の同級生と関わり、健康、平等、性的暴力、ハラスメントといった様々なトピックについて、ジェンダーというレンズを通して話し合います。

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