ゴールドマン・サックス社員の皆さまと、子どもたちへ「ことば」の贈りものを│Goldman Sachs Employees Volunteer to Help Bring Children’s Stories to Life in Japanese

2026年7月16日、ゴールドマン・サックス東京オフィスにて、社員ボランティアプログラム「Community TeamWorks(CTW)」が開催され、23名の社員の皆さまにご参加いただきました。

今年で30周年を迎えるCommunity TeamWorks(CTW)は、ゴールドマン・サックスの社員が地域社会に貢献するためのボランティアプログラムです。ルーム・トゥ・リード・ジャパンは、昨年に続き2年連続で活動先のひとつに選ばれました。

今回は、子どもたちのための児童書に加え、世界中の少女たちの挑戦を描いた書籍『Girls Like Me』に収録された、ルーム・トゥ・リードの女子教育プログラム参加者のストーリーを日本語に翻訳するボランティア活動を行いました。一人ひとりの経験や想いを、子どもたちや日本の読者に伝わる言葉へと紡ぐ時間となりました。

教育への想いを共有

写真左:堤健朗様(ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社 代表取締役社長)│ 写真右:居松秀浩様(ゴールドマン・サックス証券株式会社 代表取締役社長)

イベントの冒頭では、ゴールドマン・サックス証券株式会社 代表取締役社長の居松秀浩様より、「CTW30周年という節目に、多くの社員が集まり活動できることを嬉しく思います。また、ルーム・トゥ・リード・ジャパンの理事として、子どもたちの教育を支える活動に社員の皆さんと参加できることを大変意義深く感じています」とご挨拶をいただきました。

また、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社 代表取締役社長の堤健朗様からは、「支援を続けていますが、寄付金の使途が明確で、その成果がしっかりと見えることが、継続して協力したいと思う大きな理由です」と、長年にわたるご支援への思いをお話しいただきました。

「伝わる言葉」を考える翻訳ボランティア

翻訳セッションでは、参加者の皆さまが「子どもたちにとって分かりやすい表現は何だろう」と真剣に議論しながら、一つひとつの言葉を丁寧に選んでくださいました。AI翻訳には頼らず、自分たちの言葉で表現することを大切にし、子どもたちに届く翻訳を目指しました。

参加者の声

  • 翻訳に適した日本語表現を使う部分で頭を使えて参加する側としても楽しかったです!
  • 支援をうけ成人した子の活躍をご紹介いただけたのがよかったです。持続的な支援であることが実感できました。
  • 絵本の大切さを再認識でき、海外での実情などを学べました。いつもと違う頭を使って気持ちよい時間でした。
シェアリングの時間。それぞれ翻訳した児童書について語り合いました。
ベンガル語の翻訳を手掛け、物語を紹介。

今回の活動では、タンザニアやインド、バングラデシュ等、世界各国の児童書や物語の翻訳が完成しました。これらの資料は、支援者の皆様や学校・企業との連携において、子どもたちが母語で本に親しみ、読書の楽しさを知るための大切な一歩となります。

ご参加いただいたゴールドマン・サックスの皆さま、温かいご支援と素晴らしいボランティア活動をありがとうございました。

運営を力強くサポ―トしてくださったゴールドマン・サックスの小笠原様(左)、林様(右)と、ルーム・トゥ・リード・ジャパン事務局長の松丸(中央)


📤お問い合わせ │ Inquiry:

認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン

Web:https://japan.roomtoread.org/
e-mail: japan@roomtoread.org
ご寄付はこちらからお寄せください。

ルーム・トゥ・リード・ジャパンは認定NPO法人です。ご寄付は税額控除の対象になります。個人・企業によるご支援やボランティア参加のご希望など、お気軽にお問い合わせください。


Goldman Sachs Employees Volunteer to Help Bring Children’s Stories to Life in Japanese

On July 16, 2026, 23 Goldman Sachs employees gathered at the firm’s Tokyo office to participate in Community TeamWorks (CTW), the company’s signature employee volunteer program.

Celebrating its 30th anniversary this year, Community TeamWorks enables Goldman Sachs employees to give back to their local communities. Room to Read Japan was honored to be selected as a volunteering partner for the second consecutive year.

During the session, participants translated children’s books as well as stories from Girls Like Me—a collection featuring the inspiring journeys of girls who have participated in Room to Read’s Girls’ Education Program—into Japanese. Together, they carefully chose words that would faithfully convey each girl’s experiences and aspirations to Japanese readers.

Sharing a Commitment to Education

The event started with opening remarks from Hidehiro Imatsu, President and Representative Director of Goldman Sachs Japan and a Board Member of Room to Read Japan.

“As Community TeamWorks celebrates its 30th anniversary, I am delighted to see so many colleagues come together to volunteer. As a board member of Room to Read Japan, it is especially meaningful to participate alongside our employees in supporting children’s education.”

Kenro Tsutsumi, President and Representative Director of Goldman Sachs Asset Management Japan, also shared why he has continued to support Room to Read over the years.

“One of the main reasons I continue to support Room to Read is the organization’s transparency in how donations are used and its ability to clearly demonstrate the impact of that support.”

Choosing Words That Truly Connect

Throughout the translation session, participants carefully discussed how best to express each story in Japanese so that it would resonate with children and readers alike. Rather than relying on AI translation tools, they focused on creating thoughtful, human translations that preserved the spirit of the original stories.

Participant Reflections

“It was enjoyable to think carefully about the best Japanese expressions for translation.”

“Learning about girls who have grown up with Room to Read’s support helped me appreciate the long-term impact of sustained investment in education.”

“The session reminded me of the importance of children’s books and gave me a better understanding of the educational challenges children face around the world. It was a refreshing and rewarding experience.”

Participants also gathered to share the stories they had translated and discuss the choices they made during the process.

By the end of the session, participants had completed translations of children’s books and stories from countries including Tanzania, India, and Bangladesh. These translated materials will help introduce Room to Read’s work to supporters, schools, and corporate partners in Japan while highlighting the importance of giving children the opportunity to read in their mother tongue.

We extend our sincere thanks to everyone at Goldman Sachs for their continued partnership, generous support, and enthusiastic volunteer spirit. Together, your words will help inspire a love of reading and learning among children around the world.

ルーム・トゥ・リードのリージョナルボードメンバーにコールドウェル デール氏、コールドウェル 中島恵氏が新たに就任 │Dale Caldwell and Megumi Nakajima-Caldwell Appointed to Room to Read’s Regional Board

*English follows after Japanese
⼦どもの識字率と⼥⼦教育に焦点を当てた世界的な教育団体であるルーム・トゥ・リード(本部:サンフランシスコ/CEOギータ・ムラリ博⼠/以下、ルーム・トゥ・リード)は、2026年3⽉に、コールドウェル デール氏、コールドウェル 中島恵氏を新たにリージョナルボードメンバーに任命しました。

コールドウェル氏と中島氏が持つ豊富なリーダーシップ経験、グローバルな視点、そしてルーム・トゥ・リードのミッションへの深い共感は、日本における活動をさらに力強く推進する原動力となります。両氏とともに、識字能力の格差とジェンダー不平等のない世界の実現に向けて歩みを進めてまいります。

<コールドウェル デール氏略歴>

モリソン・フォースター外国法事務弁護士事務所のパートナーであり、同事務所のエネルギーおよびデジタルインフラ部門の責任者を務める。また、同事務所の慈善活動部門である モリソン・フォースター財団において、財務委員会委員長および理事を務めるほか、コミュニティ・アドバイザリー・ボードのメンバーも務めている。1996年より東京オフィスに勤務し、2001年にパートナーに就任。1990年にアリゾナ大学で英文学の学士号を取得後、1994年にミネソタ大学ロースクールを最優秀成績で修了。

<コールドウェル 中島恵氏略歴>

約20年前、日本ではまだ本格的なファンドレイジング活動が一般的ではなかった頃、ルーム・トゥ・リード東京チャプターの立ち上げを支えた創設メンバーの一人。中島氏のリーダーシップのもと、東京チャプターのイベントに継続的に関わるボランティアは、当初の8名から数百名規模へと大きく成長した。この時期に始動した取り組みには、現在も続く年次ガライベントなどが含まれており、こうした活動やメディアでの注目が、その後のチャプターの発展を支える重要な礎となった。ルーム・トゥ・リード参画以前は、日米の広告代理店にてアカウントエグゼクティブとして活躍し、日本市場における海外ブランドの価値向上に携わる。三児の母として、チャリティ活動およびキャリアの第一線から一時離れていたが、このたびリージョナルボードメンバーとして再びルーム・トゥ・リードに関わることを、心から嬉しく思っている。


ルーム・トゥ・リードのリージョナルボードの全リストは、下記リンクからご覧いただけます(英語)
Committees/Regional Boards – Room to Read


Room to Read, a global nonprofit organization focused on children’s literacy and girls’ education (CEO: Dr. Geetha Murali), appointed Dale Caldwell and Megumi Nakajima-Caldwell to its Regional Board in March 2026.

With their extensive leadership experience, global perspectives, and deep commitment to Room to Read’s mission, Dale and Megumi will play an important role in advancing the organization’s work in Japan. Together, we look forward to accelerating our efforts toward a world where every child can read and where gender no longer determines a child’s opportunities.

Dale Caldwell and Megumi Nakajima-Caldwell

Dale is a partner with the law firm Morrison & Foerster where he is head of the firm’s Energy and Digital Infrastructure practices. Dale is also the Finance Committee Chair for, and member of the Board of Directors of, the Morrison & Foerster Foundation, the firm’s charitable giving arm, and a member of the firm’s Community Advisory Board. Dale has worked in the firm’s Tokyo office since 1996 and became partner in 2001. Dale received a bachelor of arts in English Literature from the University of Arizona in 1990, and graduated, summa cum laude, from the University of Minnesota Law School in 1994.

Megumi is a founding member of Room to Read Japan, having helped launch the Tokyo Chapter over 20 years ago when active fund raising was still new to Japan. Under Meg’s leadership, the number of volunteers regularly participating in Tokyo Chapter events expanded from the original eight members to several hundred. The activities launched during this time – including the annual gala – and the resulting media attention helped set the path to where the Chapter is today. Prior to her time with Room to Read, Meg was an account executive for Japanese and U.S. advertising agencies, specializing in building brand value in Japan for foreign products. After taking a hiatus from charitable and professional work to raise three children, Meg is excited to rejoin Room to Read as a member of the Regional Board.

A complete list of Room to Read’s Regional Board members is available here.


📤お問い合わせ │ Inquiry:
認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン

Web:https://japan.roomtoread.org/
e-mail: japan@roomtoread.org
ご寄付はこちらからお寄せください。

ルーム・トゥ・リード・ジャパンは認定NPO法人です。ご寄付は税額控除の対象になります。個人・企業によるご支援やボランティア参加のご希望など、お気軽にお問い合わせください。

【イベントレポート】 ハーバード大学アカペラグループとともに届けた、教育への想い│チャリティコンサート@芝パークホテル / An Evening of Music and Purpose: The Harvard Krokodiloes Charity Mini Concert at Shiba Park Hotel

English follows
2026年6月21日、東京・芝公園にある芝パークホテルにて、ハーバード大学の名門アカペラグループ「The Harvard Krokodiloes(ハーバード・クロコディローズ)」によるチャリティミニコンサートが開催されました。

約2,000冊の蔵書を誇る「Library Hotel」の落ち着いた空間に、タキシード姿の学生たちが奏でる美しいハーモニーが響き渡り、多くの来場者を魅了しました。

当日は、ルーム・トゥ・リード日本リージョナル・ボードメンバーであり、ハーバード大学およびハーバード・ロースクール卒業生でもある国際写真家のジョエル・プリアムさん、そして特別ゲストとして、お笑いタレント・コメンテーターでハーバード大学卒業生のパックン(パトリック・ハーランさん)にご登壇いただきました。


「教育は、私たちが行うことのできる最も効果的な投資」

コンサートに先立ち、ルーム・トゥ・リード日本リージョナル・ボードメンバーのジョエル・プリアムさんが、ルーム・トゥ・リードの活動について紹介しました。

30年前にハーバード大学へ通っていた当時を振り返り、「当時から多くのことが変わりましたが、一つだけ変わらないものがあります。それは、ハーバード・クロコディローズの素晴らしい音楽です」とユーモアを交えて語り、会場を和ませながらスピーチを始めました。

続いて、「子どもの教育が世界を変える」というルーム・トゥ・リードの理念を紹介。現在はアジアやアフリカをはじめ29か国で活動し、2025年だけでも1,700万人以上の子どもたちへ教育プログラムを届けていること、さらに教師研修や現地語による児童書・教材の開発などを通じて、教育システムそのものを強化する持続可能なアプローチを進めていることを説明しました。

最後に、「教育は、私たちが行うことのできる最も効果的な投資の一つです」と語り、来場者へルーム・トゥ・リードへの支援を呼びかけました。


パックンが語った「教育が人生を変える力」

続いて登壇した特別ゲストのパックン(パトリック・ハーランさん)は、自身が母子家庭で育ち、幼少期には新聞配達をしながら家計を支えていた経験を紹介しました。

経済的に厳しい環境の中でも、本や読み書きに支えられ、ハーバード大学へ進学した自身の歩みを振り返りながら、教育が人生を大きく変える力を持つことを、自身の体験を交えて語りました。

「世界中の子どもたちが教育を受けられる環境を整えることの大切さ」を来場者へ伝え、そのメッセージはルーム・トゥ・リードの活動への理解をより深める機会となりました。


ハーバード・クロコディローズが届けた特別な一夜

1946年の創設以来、世界60か国以上で公演を続けてきたハーバード・クロコディローズ。

この日はジャズやファンク、ロックンロール、バラードなど幅広いレパートリーに加え、「Sukiyaki」をはじめとする日本語の楽曲も披露し、会場は大きな拍手と笑顔に包まれました。コンサートの様子はこちら

“Library Hotel”ならではの知的で落ち着いた空間と、学生たちの洗練されたハーモニーが見事に調和し、来場者にとって忘れられないひとときとなりました。


芝パークホテル総支配人 田中紀良様からのメッセージ


昨年に続き、The Harvard Krokodiloesの皆さんを芝パークホテルにお迎えできることを、大変光栄に思います。

芝パークホテルは1948年創業、この芝の地で時を重ねながら「人をもてなす」というホテルの原点を大切にしてまいりました。

近年のリニューアルを経て、私たちはLibrary Hotelとして、館内各所に約2,000冊の書籍を揃えました。本は、知を広げ、心を整え、ときに人生の景色を変えてくれる存在です。中央大階段を囲む大書棚やライブラリーラウンジの落ち着いた空気感のなかで、ページをめくる時間そのものが、旅の記憶になる――そんな滞在を目指しています。

今回のミニコンサートでは、タキシード姿の学生たちが紡ぐアカペラのハーモニーが、静かな知的空間にやわらかく響き渡ります。どうぞ肩の力を抜いて、心ゆくまで耳を傾け、ゆったりとおくつろぎください。

さらに、音楽の余韻とともに募金という形でご参加いただくことが、世界の子どもたちの学びを支える力になります。皆さまと一緒に、あたたかな夜をつくれれば幸いです。


現地語の児童書180冊分に相当するご支援をいただきました

当日は、現金およびQRコードを通じてルーム・トゥ・リードへのご寄付を募りました。さまざまな国籍の皆さまから、現地語の児童書約180冊分に相当するご寄付をお寄せいただきました。

ハーバード・クロコディローズの皆さま、芝パークホテルの皆さま、そしてご来場いただいたすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
ご寄付はこちらからお寄せいただけます。


📤お問い合わせ │ Inquiry:
認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン
Web:https://japan.roomtoread.org/
e-mail: japan@roomtoread.org
ご寄付はこちらからお寄せください。
ルーム・トゥ・リード・ジャパンは認定NPO法人です。ご寄付は税額控除の対象になります。個人・企業によるご支援やボランティア参加のご希望など、お気軽にお問い合わせください。


ENGLISH

English follows

On June 21, 2026, The Harvard Krokodiloes, Harvard University’s renowned a cappella group, performed a charity mini concert at Shiba Park Hotel in Tokyo.

Held in the hotel’s tranquil “Library Hotel” setting, home to approximately 2,000 books, the evening featured beautiful harmonies performed by the students in tuxedos, captivating guests from around the world.

Special guests included Joel Pulliam, an internationally recognized photographer, Harvard University and Harvard Law School graduate, and Regional Board Member of Room to Read Japan, as well as Patrick Harlan (Pakkun), comedian, TV commentator, and Harvard University graduate.


“Education Is One of the Most Effective Investments We Can Make”

Before the performance, Joel introduced Room to Read and its mission.

Reflecting on his own days at Harvard over 30 years ago, he opened his remarks with humor:

“Many things have changed since I was a student at Harvard, but one thing has remained exactly the same—the wonderful music of The Harvard Krokodiloes.”

He then shared Room to Read’s belief that children’s education has the power to transform the world. Today, the organization works across 29 countries in Asia, Africa, and beyond. In 2025 alone, Room to Read reached more than 17 million children through its education programs.

Joel also highlighted the organization’s long-term, systems-focused approach, which includes teacher professional development, the creation of children’s books and learning materials in local languages, and close collaboration with governments to strengthen education systems.

He concluded with a powerful message:

“Education is one of the most effective investments we can make.”

and invited guests to support Room to Read’s work around the world.


Pakkun on the Life-Changing Power of Education

Patrick Harlan (Pakkun), the evening’s special guest, shared his own inspiring story.

Raised by a single mother, Patrick spoke about delivering newspapers as a child to help support his family. Despite financial hardship, books, literacy, and education opened doors that eventually led him to Harvard University.

Drawing from his personal experience, he spoke passionately about how education can change the course of a person’s life and emphasized the importance of ensuring that children everywhere have access to quality education.

His heartfelt message deepened guests’ understanding of Room to Read’s mission and the transformative impact of educational opportunity.


An Unforgettable Performance by The Harvard Krokodiloes

Founded in 1946, The Harvard Krokodiloes have performed in more than 60 countries around the world.

Their performance featured an energetic mix of jazz, funk, rock and roll, ballads, and several Japanese songs, including the beloved classic Sukiyaki. The audience responded with enthusiastic applause and warm smiles throughout the evening.

Set against the elegant and intellectual atmosphere of Shiba Park Hotel’s Library Hotel, the students’ sophisticated harmonies created a truly memorable experience for everyone in attendance.


A Message from Noriyoshi Tanaka, General Manager of Shiba Park Hotel


We are truly honored to welcome The Harvard Krokodiloes back to Shiba Park Hotel for the second consecutive year.Since opening in 1948, our hotel has remained committed to the spirit of genuine hospitality while continuing to evolve alongside the Shiba community.

Following our recent renovation, we have embraced our identity as a Library Hotel, housing approximately 2,000 books throughout the property. Books broaden our perspectives, enrich our hearts, and sometimes even change the course of our lives. We hope that guests will enjoy moments of quiet reflection surrounded by our grand bookshelves and library lounge, making reading itself part of their travel memories.

This evening, the beautiful a cappella harmonies performed by these talented students will gently fill this calm and intellectual space. We invite you to relax, listen, and fully enjoy this special performance.We also hope you will consider supporting Room to Read through a donation. Together, we can help create brighter educational opportunities for children around the world while sharing a warm and meaningful evening with one another.


Donations Equivalent to 180 Local-Language Children’s Books

During the event, guests were invited to support Room to Read through cash and QR-code donations.

Thanks to the generosity of attendees from many different countries, we raised funds equivalent to approximately 180 locally authored children’s books, helping more children discover the joy of reading in their own languages.

We extend our heartfelt thanks to The Harvard Krokodiloes, Shiba Park Hotel, and everyone who joined us for making this special evening possible.
To make a donation, please visit here.


📤お問い合わせ │ Inquiry:

Room to Read Japan (Certified Nonprofit Organization)
Website: https://japan.roomtoread.org/
Email: japan@roomtoread.org

Room to Read Japan is a certified nonprofit organization in Japan. Donations are tax-deductible under applicable Japanese tax regulations. Whether you are interested in making a donation, partnering as a corporation, or volunteering, we would be delighted to hear from you.

世界難民の日 │ 色鉛筆が描く未来ーレバノンの避難所から届いた物語

避難所で読み聞かせの時間を待つ子どもたち(レバノン)

紛争や迫害により、故郷を追われ、強制的に移動を余儀なくされた人々は世界で約1億2,000万人。そのうち約半数は子どもたちです(2025年 UNHCR発表)。

世界難民の日に寄せて、ルーム・トゥ・リードの難民地域の活動をお届けします。

色鉛筆が描く未来

レバノンのある避難所で、一人の男の子がルーム・トゥ・リードが届けた支援パックに入っていた色鉛筆の箱を取り出しました。

その子は静かに紙に向かい、絵を描き始めました。
故郷にある、住み慣れた自分の家を。
安心して暮らせる未来を。

懐かしい記憶を辿り、絵を描く男の子(レバノン)

避難生活の中で、絵を描くことは単なる遊びではありません。希望を表現する手段であり、自分の未来を思い描く時間でもあります。

学ぶ場所をつなぎつづける

2025年には、ルーム・トゥ・リードはレバノンにおいて30の図書室を開設し、約7,000人の子どもたちに本と出会う機会を届けました。また、70名以上の教師への研修を通じて、子どもたちが安心して読書を楽しめる環境づくりを進めています。

子どもたちは週に2回、本の読み聞かせや物語を通じた活動に参加し、想像力を働かせながら安心できる時間を過ごしています。

週2回の読み聞かせは子どもたちにとってかけがえのない時間

本には、子どもたちが未来を描く力がある

「家を離れたときはとても怖かったけれど、ここで友達ができました。本を読んでいると、みんなが安全な場所で笑っている姿を思い描くことができます。」

そう話してくれたのは、避難所で暮らす子どもの一人です。

ルーム・トゥ・リードはレバノン、ヨルダン、ガザ地区等の中東地域をはじめ、ロヒンギャ難民キャンプやアフガニスタン難民等、世界中の難民コミュニティで、子どもたちに本と学びの機会を届けています。

どのような状況にあっても、子どもたちには学ぶ権利があります。
そして本には、子どもたちが未来を描く力があります。
世界難民の日にあたり、教育がもたらす希望について、改めて思いを寄せていただければ幸いです。

避難所で生活する子どもたちへ教育を届けませんか?

160円のご寄付で、現地語の児童書1冊、またはジェンダー平等を支えるライフスキル教育1日分を子どもたちに届けることができます。
1万円で、子ども1人が1年間、読み書きの教育を受けることができます。

アラビア語の児童書を点検、発送する現地職員

【難民支援関連の活動】

少数派および難民コミュニティでの取り組み
喪失から「読む力」へ: レバノンで広がる「読書コーナー」

【ご案内】
▶東京マラソン2027 チャリティ応募が始まります!(6月24日~7月8日)
▶本・CD・DVD 買取金額20%UPキャンペーンを実施しています(6月30日まで)

📤お問い合わせ │ Inquiry:
認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン
Web:https://japan.roomtoread.org/
e-mail: japan@roomtoread.org
ルーム・トゥ・リード・ジャパンは認定NPO法人です。ご寄付は税額控除の対象になります。個人・企業によるご支援やボランティア参加のご希望など、お気軽にお問い合わせください。

ノンフィクションの児童書がもたらす教育と学びの広がり(ラオス識字教育プログラム)


低学年の学習者のためにラオスのクリエイターたちが特別に制作した、新しいノンフィクションの児童書集の登場は、この国の識字教育の状況における、静かではあるものの重要な変化を示しています。北部のシエンクワーン県から南部のチャンパサック県の平野部まで、これらの本は低学年向けコンテンツの決定的な空白を埋めつつあります。

フィクションは長きにわたり想像力を刺激し、楽しい読書体験を提供してきましたが、これまでラオスの子どもたちには、ラオス語で書かれた高品質なノンフィクション図書を通じて現実世界を探求する機会がほとんどありませんでした。

長年、教師たちは事実を伝えるためにほぼ標準的な教科書にのみ頼っていました。そのため、子どもたちの好奇心を惹きつけるように特別にデザインされた本を通じて、情報に触れる機会が限られていたのです。

チャンパサック県の学校では最近、ラオス人の作家やイラストレーターが制作し、ルーム・トゥ・リードが厳選したノンフィクションの児童書集を受け取りました。私たちは、これらの本が実際に活用されている様子を見に行きました。
読み聞かせや語彙力構築のためにデザインされたこれらの本は、単に読書コーナーを埋めるだけにとどまらず、子どもたちの事実との向き合い方を変え、新鮮で親しみやすい学習方法をもたらしています。
nonfiction children's books

ノンフィクションの児童書で、教えることがより簡単に、より魅力的になる

ラオスにおいて、ノンフィクションの児童書は珍しい存在です。ほとんどの教育者、そしてほとんどの生徒がフィクションにしか親しんでいません。歴史的に見て、現実世界の概念を教えることは課題とされてきました。魅力的で子どもに優しい教材がない中、教師たちは標準的な教科書だけで生徒の注意を引きつけることに苦労してきたのです。

ルーム・トゥ・リードのノンフィクション児童書コレクションの登場は、教育と学習に新たな体験をもたらします。このコレクションは、科学、テクノロジー、文化、環境学習、公民、歴史など、ラオスの小学1~3年生の国定カリキュラムのテーマに基づいて開発されました。遊び心のあるイラストと年齢に応じたストーリー展開でこれらのテーマを紹介することで、幼い読者はより簡単に現実世界を探求できるようになります。また、教師にとっては主要科目を教える前に生徒に基礎知識を身につけさせることができ、複雑なトピックへの移行がより効果的になります。

バンムアン完全小学校の複式学級の教師であるブンヤン先生は、この変化を目の当たりにしました。「これらの本のおかげで、複雑なテーマを説明するのがとても簡単になりました」と彼女は言います。
「例えば、『私たちの太陽系を知ろう』という本は、私たちと太陽との間にある重要なつながりに生徒たちを気づかせてくれます。」

nonfiction children's books

ノンブア完全小学校のブンタウィー先生にとっても、その影響は一目瞭然でした。彼は、「サケの旅」という本を読んだとき、生徒たちはただ聞いているだけではなかったと語りました。

生徒たちは、サケの見た目や生態について互いに議論し始めたのです。教師たちは、ノンフィクションの本を使用することで、生徒の関心、読み書きのスキル、語彙力の発達が向上していることも観察しました。

ブンヤン先生は、生徒たちが徐々に本に夢中になっていった様子について次のように説明しています。

「最初は、『私たちの太陽系を知ろう』のように、生徒たちが慣れないテーマのノンフィクション本を読んだ時は、ついていくのが少し難しいようでした。しかし、何度も読むうちに、生徒たちはストーリーを楽しむようになり、新しい概念やアイデアを理解できるようになりました。読み聞かせのたびに彼らの関心は高まり、何度も何度も聞きたいと言うようになりました。」

生徒が新しい言葉に出会ったとき、イラストが対象物を認識する助けとなり、この結びつきが語彙の急速な成長への道を開きました。子どもたちは授業で発言することに自信を持ち、進んで音読をするようになり、さらに多くの本を読みたいという意欲が高まりました。

身近なテーマも新しい世界も、どちらも学習意欲を刺激する

ノンフィクションの児童書の中には、生徒たちがすでにそのテーマに親しんでおり、さらに詳しく知りたいと思っていたために、すぐに生徒たちの心を掴んだものもありました。2年生のコッドくんはこう語りました。

「ハチミツが大好きだから、『ミツバチ』の本が好きです。おいしいからです!庭の花から甘い汁を集めて、巣に持ち帰るミツバチを見たことがあります。」

他の本は、好奇心を刺激する新しい知識を紹介してくれました。2年生のリアンさんはこう説明しています。

「おばあちゃんも家で『私たちの太陽系を知ろう』を読んでくれました。私が気になっているのは、地球が太陽の周りを回っていることです。他の惑星の中で、地球が一番好きです。私たちの家だからです。」
彼女は、「これは月、あれは火星」と言いながら、音読の練習まで始めたそうです。

子どもたちの目を通して世界を探求する

生徒たちは特に、物語やテーマが自分たちの日常生活と結びついている本が大好きです。竹がどのように成長し、おもちゃ、家具、家を作るためにどのように使われるかを詳しく説明した物語『どこもかしこも竹、竹』に刺激を受けたという2年生のドゥくんは、こう語ってくれました。「竹は、ブンポーみたいなおもちゃを作るのに使えます。友達と一緒にブンポーのおもちゃを作って、遊ぶつもりです。」

ドゥくんはさらに、この本を日常生活と結びつけて、「家では、竹はもち米を入れるカゴや、フェンス、鶏の小屋にも使われているんだ!」と付け加えました。
同じく2年生のアリンさんは、「両親に竹でおもちゃを作ってもらうように頼んでみます。友達と一緒にそれで遊びたいです」と言いました。
nonfiction children's books

生徒たちはまた、自分たちがすでに知っている場所を本の中で見つけることも楽しみました。ボくんは、『4,000の島』という本に感激した様子を話してくれました。この本は、カンボジア国境近くのラオス南部、メコン川に浮かぶ川の群島である4,000の島(シーパンドン)の自然と生態系の驚異を描いたものです。

「島の景色が綺麗なので、4,000の島の本が好きです。お父さんとお母さんと一緒に一度そこへ行ったことがあります。行く前にこの本を読みました。綺麗で、読んでいて楽しいです。」

他の本、例えばラオスに残された不発弾について書かれた『地中のモンスター』などは、生徒たちが安全や、地域社会が直面している現実の課題を理解するのに役立っています。プンくんは『地中のモンスター』を指差し、手を大きく広げて自分が見た爆弾の大きさを示しました。彼は次のように話しました。

「山の畑で爆弾を見たんだ。これくらいの大きさだった。ドクロの警告標識も見たよ。お父さんに近づかないように言われて、気をつけないといけないんだって学んだよ。」

プペイさんは、以前スターフルーツの木を植えるために土を掘ったことがあると話してくれました。ちなみに、その木はこれまでに2回実をつけたことを彼女は強調していました。先生が読み聞かせてくれた『地中のモンスター』を聞いた後、彼女は地面の下には爆弾があるかもしれず、庭ではもっと注意しなければならないことに気づきました。

持続的な変化を見つめて

バチェン完全小学校の校長であるブアパン先生は、学校生活の中でこれらの本がどのように使われているかを説明し、次のように述べています。

「教える側にも学ぶ側にも、多くのメリットがあります。教師たちはノンフィクションの本を読書の時間に取り入れているため、生徒たちはキャラクターや身近なテーマを楽しむだけでなく、物語を通して新しいテーマを探求し、学んだことを日常生活に応用することができます。」

彼はまた、「ノンフィクションの本は、上級生がペア読書のセッションで下級生にもっと読み聞かせをするように促すため、学年を超えて強力な識字スキルをサポートしてくれます」と付け加えました。

ノンフィクションの児童書の導入は、適切な読書教材にアクセスすることがいかに学習体験を変化させうるかを示しています。生徒にノンフィクションを読み聞かせながら質問を投げかけることで、主要科目を教え始めるずっと前から、その内容が知識の基盤を構築するのに役立つことに教師たちは気づきました。教師たちの観察によると、物語を通じてそのテーマに触れた後の方が、子どもたちは主要科目に対してより強い好奇心を抱くとのことです。

地元で制作されたノンフィクションの児童書をラオス全土の教室に届けることで、ルーム・トゥ・リードは、子どもたちが読者として、思考者として、そして自信に満ちた学習者として成長し、自らの可能性を最大限に発揮できるよう支援しています。


執筆:ルーム・トゥ・リード・ラオス
シリポーン・シリポンパン(コミュニケーション&開発担当シニア・オフィサー)
アーティット・マスワン(識字ポートフォリオ、優良読書教材プログラム・マネージャー)
原文URL:Nonfiction children’s books – Room to Read
翻訳:Tokuko Masago


📤お問い合わせ │ Inquiry:
認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン
Web:https://japan.roomtoread.org/
e-mail: japan@roomtoread.org
ルーム・トゥ・リード・ジャパンは認定NPO法人です。ご寄付は税額控除の対象になります。個人・企業によるご支援やボランティア参加のご希望など、お気軽にお問い合わせください。