2024年1月、ルーム・トゥ・リードのリージョナルボードミーティングにて、堀井摩耶・ジョエル プリアム夫妻が新たにリージョナルボードに任命されました。
ルーム・トゥ・リード リージョナルボード 新メンバー

堀井 摩耶氏の略歴
マッキンゼー・アンド・カンパニー・ジャパンのシニアパートナーとして、政府系機関に対し、経済成長、デジタルおよびサステナビリティ改革に関し助言を提供し、国内企業との協業を通じて組織変革、グローバル化、ダイバシティとインクルージョンの取り組みを支援。また、マッキンゼーにおいて未来の働き方(Future of Work)、アジャイルな組織、女性のリーダーシップに関する社内における数多くの取り組みを主導してきた実績を有する。Hands on Tokyoアドバイザリー・ボードおよびAsian University for Women日本サポートチームを務め、国際交流や教育分野で活躍。
ハーバード・ケネディ・スクールにて行政学修士課程修了(国際開発)、ハーバード大学でソーシャルスタディーズ学部の学士号を取得。
ジョエル・プリアム氏の略歴
ハーバード大学で歴史および文学の学士号を、ハーバード・ロー・スクールで法学博士号を取得。アメリカ合衆国財務省 副総合法務顧問を経て東京に拠点を移し、現在は写真家として活動。モノクロで撮影された東京のストリート写真は高い評価をうけ、作品は世界中の美術館やギャラリーに展示されている。
Committees/Regional Boards – Room to Read


ラオスは「世界で一番行きたい国」にランクインするほど人気の国です。一方、小学校2年生の3割が1単語も読めない状況が今もあります。また、50もの少数民族が共存する多民族国家であり、ラオ語を母語としない少数民族は特に教育から取り残されるリスクがあります。ルーム・トゥ・リードは2005年から識字および女子教育プログラムを展開しています。今回は、首都ビエンチャンから鉄道で2時間のルアンパパーンにある、コックニュウ完全小学校を訪問しました。周辺の家庭の子供たちが100人ほど在籍しています。
登校の時間にあわせ訪問した大塚倉庫の皆さんを、花飾りと子ども達の踊りで歓迎してくれました。また、校長先生はもちろん、村長さんや教育委員など、たくさんの方の歓迎であふれました。





ラオスという国の環境を考慮すると、教育を通じ世界で活躍できる人材を生み出していくことが、将来の国の発展へつながるのでは、と思います。これは人だけでなく、企業も同様です。教育の重要性を改めて感じる経験になりました。サステナブルの担当もしている立場として、より良い環境を整え、より多くの教育や人材育成支援はもちろん、継続できる仕組みを取り入れる施策を創るようにしたいと思います。



